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不思議な三角関係
縁は異なもの3
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「あなたの彼は真剣にあなたを思っているようね だから心配は無用よ いらぬ心配で神経使うのはおやめなさい あなたが心配しなければならないのはごめんなさい はっきり言わせてもらうわね あなたは自分の体を大切にしないとだめ 命がひとつの命・小さな命が見えるわ あなたもしかして妊娠しているの?」
「初対面なのに・・そんなことまで」
「不思議でしょ自分でも恐ろしくなるわ でもこの力が人の役にたったりするから捨てたものじゃないのよ」
「人を救えるなんてすてきですね」
「そう言ってもらえて嬉しいわ 初めての客に胡散臭い店の偏屈ママなんて思われるのいやだもの」
「そんなことわたし思っていません 本当に少しも思っていません、ママは飾らない性格で明るくてファンになりました」
「初めて笑顔を見せたわね ねぇもうひとつだけいいかしら 言いにくいんだけどあなた病院に行きなさい それも早急に何も聞かず病院で一度しっかり体を診て貰いなさい 特に上半身・首より上が気になるわ」
「・・・・・」
「怖がらせてしまってごめんなさい 透視するのはもうおしまいにしましょう 気を悪くしたら許してね」
「いいえありがとうございました」
美香は体調のすぐれない自分の体のことをもっと聞きたかった。
私の体は病気に蝕まれているのですか
美香は口からでかかったその言葉をコップの水と一緒に飲み干していた。
「ママ~ おはよう」
ドアが開き常連らしき賑やかな客が団体で入ってきた。
「初対面なのに・・そんなことまで」
「不思議でしょ自分でも恐ろしくなるわ でもこの力が人の役にたったりするから捨てたものじゃないのよ」
「人を救えるなんてすてきですね」
「そう言ってもらえて嬉しいわ 初めての客に胡散臭い店の偏屈ママなんて思われるのいやだもの」
「そんなことわたし思っていません 本当に少しも思っていません、ママは飾らない性格で明るくてファンになりました」
「初めて笑顔を見せたわね ねぇもうひとつだけいいかしら 言いにくいんだけどあなた病院に行きなさい それも早急に何も聞かず病院で一度しっかり体を診て貰いなさい 特に上半身・首より上が気になるわ」
「・・・・・」
「怖がらせてしまってごめんなさい 透視するのはもうおしまいにしましょう 気を悪くしたら許してね」
「いいえありがとうございました」
美香は体調のすぐれない自分の体のことをもっと聞きたかった。
私の体は病気に蝕まれているのですか
美香は口からでかかったその言葉をコップの水と一緒に飲み干していた。
「ママ~ おはよう」
ドアが開き常連らしき賑やかな客が団体で入ってきた。
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