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第二部
88.男の会話③
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樹「……あの、裕也さん……その辺にしておいた方が……」
裕「やだもん」
樹「…………昭仁さん、いいんですか。これ以上飲ませると危険なのでは……」
昭「いいじゃねえかウチの収益だ。恭介来たら持って帰らせりゃ問題ねえ」
樹「………(言葉もなく裕也の前へ)。大丈夫ですか?」
裕「よのなかの女なんかみんなシねばいい」
昭「お。ダーク入った」
樹「どうしたんですか裕也さん!? いつもは笑い上戸なのに!!」(経験者談)
昭「恭介と女でモメたか?」
裕「うっせえバカヤロー!! あいつの話はすんなっ! あんなやつなあっ、カッコイイしちからつえーしセックスうまいししぬほどやさしいしサイアクだチクショーッ!!」
昭「ベタ誉めじゃねえか。酔った勢いでノロケんのはやめろ」
樹「…………」
裕「竜崎のバカヤロー!!!!………(ガタッとカウンターに突っ伏し静かに)」
昭「うん? オチたか?」
樹「オチましたね」
裕「……(完オチ)」
***竜崎登場***
昭「お、恭介ちょうどいいとこに来た。コレ持って帰れ」
竜「は? え? 裕也? また潰れた?」
昭「お前のこと褒め称えたあとバカヤローって叫んでオチた」
竜「どういう状況。なんで褒められて貶されんの」
昭「さあな。カッコよくてセックスうまいってよ」
竜「マジで!? 裕也がそれ言ったッ? 聞きたかったぁ……録音とか……?」
昭「してるわけねえだろ。それよりお前、今度は何した」
樹「世の中の女なんかみんな死ねばいいって言ってましたよ」
竜「は?……あぁ……アレかも。昨日こいつと街にいたらナンパされたから。女二人に。気にしてたんだ……。やっべ、かわいい」
昭「店内で妙な真似はやめろよ」
樹「裕也さんでもそういうの気にするんですね」
竜「んっとにカワイイとこあるんだもんなあ。でもありゃ確実どっちも裕也狙いだったぞ。こいつ気づかねえし女ウゼエし。裕也は自分のことになると急にニブすぎ」
昭「ほー。で?」
竜「ムカツクから俺らの仲を見せつけてやろうと思ってキスしたら引っぱたかれた、裕也に。なんで? こいつだって前に似たようなことしたじゃん」
昭「知らねえよ。街中で何してんだお前ら。裕也怒ってんのそっちなんじゃねえの?」
竜「どうだろうな。昨日そのあと口きいてもらえなかったけど。まあ、いいや。連れて帰るな」
樹「すみません、来て早々に。裕也さん起きますかね……?」
昭「恭介、そいつに酒代ツケとくって伝えとけ」
竜「あんたコレ実はわざとだろ……。おーい、裕也。起きろ。帰るぞ」
裕「んんー……」
竜「裕也、立てるか? 俺のこと好き?」
裕「うん。」
昭「なんだその質問」
樹「しかも裕也さん答えましたね」
竜「ほら掴まって。大丈夫か? ナンパしてきた女に嫉妬した?」
裕「うん。」
竜「俺セックスうまい?」
裕「うん。」
竜「今晩シていい?」
裕「うん。」
樹「恭介さん……」
昭「セコイなお前。悲しくなんねえか?」
竜「全然(キッパリ)」
昭「いい性格だよ」
樹「えっと……お幸せに」
竜「おう。じゃあな。裕也ちゃんと歩けって。俺のこと愛してる?」
裕「うん。」
昭「もうお前ら好きにヤレ」
裕「やだもん」
樹「…………昭仁さん、いいんですか。これ以上飲ませると危険なのでは……」
昭「いいじゃねえかウチの収益だ。恭介来たら持って帰らせりゃ問題ねえ」
樹「………(言葉もなく裕也の前へ)。大丈夫ですか?」
裕「よのなかの女なんかみんなシねばいい」
昭「お。ダーク入った」
樹「どうしたんですか裕也さん!? いつもは笑い上戸なのに!!」(経験者談)
昭「恭介と女でモメたか?」
裕「うっせえバカヤロー!! あいつの話はすんなっ! あんなやつなあっ、カッコイイしちからつえーしセックスうまいししぬほどやさしいしサイアクだチクショーッ!!」
昭「ベタ誉めじゃねえか。酔った勢いでノロケんのはやめろ」
樹「…………」
裕「竜崎のバカヤロー!!!!………(ガタッとカウンターに突っ伏し静かに)」
昭「うん? オチたか?」
樹「オチましたね」
裕「……(完オチ)」
***竜崎登場***
昭「お、恭介ちょうどいいとこに来た。コレ持って帰れ」
竜「は? え? 裕也? また潰れた?」
昭「お前のこと褒め称えたあとバカヤローって叫んでオチた」
竜「どういう状況。なんで褒められて貶されんの」
昭「さあな。カッコよくてセックスうまいってよ」
竜「マジで!? 裕也がそれ言ったッ? 聞きたかったぁ……録音とか……?」
昭「してるわけねえだろ。それよりお前、今度は何した」
樹「世の中の女なんかみんな死ねばいいって言ってましたよ」
竜「は?……あぁ……アレかも。昨日こいつと街にいたらナンパされたから。女二人に。気にしてたんだ……。やっべ、かわいい」
昭「店内で妙な真似はやめろよ」
樹「裕也さんでもそういうの気にするんですね」
竜「んっとにカワイイとこあるんだもんなあ。でもありゃ確実どっちも裕也狙いだったぞ。こいつ気づかねえし女ウゼエし。裕也は自分のことになると急にニブすぎ」
昭「ほー。で?」
竜「ムカツクから俺らの仲を見せつけてやろうと思ってキスしたら引っぱたかれた、裕也に。なんで? こいつだって前に似たようなことしたじゃん」
昭「知らねえよ。街中で何してんだお前ら。裕也怒ってんのそっちなんじゃねえの?」
竜「どうだろうな。昨日そのあと口きいてもらえなかったけど。まあ、いいや。連れて帰るな」
樹「すみません、来て早々に。裕也さん起きますかね……?」
昭「恭介、そいつに酒代ツケとくって伝えとけ」
竜「あんたコレ実はわざとだろ……。おーい、裕也。起きろ。帰るぞ」
裕「んんー……」
竜「裕也、立てるか? 俺のこと好き?」
裕「うん。」
昭「なんだその質問」
樹「しかも裕也さん答えましたね」
竜「ほら掴まって。大丈夫か? ナンパしてきた女に嫉妬した?」
裕「うん。」
竜「俺セックスうまい?」
裕「うん。」
竜「今晩シていい?」
裕「うん。」
樹「恭介さん……」
昭「セコイなお前。悲しくなんねえか?」
竜「全然(キッパリ)」
昭「いい性格だよ」
樹「えっと……お幸せに」
竜「おう。じゃあな。裕也ちゃんと歩けって。俺のこと愛してる?」
裕「うん。」
昭「もうお前ら好きにヤレ」
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