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149.恥を捨てし者
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浴室の戸がガラッと開けられた。服を着たまま堂々と入ってきたのは、無駄に顔がいい会社員。
「……マジか」
「マジだ」
「しばらくこういうのないだろうなと思ってたんですよ。いくらなんでも普通はもうちょっと遠慮しません? 少し前に変質者騒ぎがあったんですよ? 俺襲われかけたんですよ?」
「俺があからさまに遠慮しちまうとかえってお前が気にする。つまりこれは最大限の配慮だ」
「どの辺が」
「隅から隅まで」
「言ってて恥ずかしくならない?」
「全くならない」
胸のすくようなこの断言。こんな男に人間の羞恥心を求めるのがそもそも間違いなのだろう。
図々しく乱入してきた瀬名さんは図々しく浴槽のそばでしゃがみ込んだ。その手には何かの小瓶が。ふわふわラテ系スイーツクリームな女子たちが集まるタイプの店に売っていそうな雑貨に見える。それのボトルキャップをクルクルと回し、中身はポタリと、湯船に垂らされた。
ふんわり広がるいい匂い。中身は入浴剤だった。トポトポと少しずつ注がれる。
液体がポタッと落ちたところだけ乳白色になり、ゆるく透明に紛れていく。中身はトポトポとさらに数回、少しずつまた垂らされた。
やわらかそうなボトルの中心をその指先でゆっくり押すたびに落っこちていく液体を、穏やかに見つめているこの人。
「さてと」
「何がさてとだ。出てってくださいよ」
「今日は俺の年若い恋人に恭吾くんの教えその一を伝授してやろうと思う」
「いいです、どうせロクなことじゃないんで」
「お前もたまには年長者の言葉を素直に受け取ってみたらどうだ」
「素直に受け取れるお言葉をくださる年長者になってから言ったらどうです」
「もうなってるから素直に聞け若者」
「めんどくせえな」
「いい話だから面倒くさがらず聞け」
小さなキャップを閉められた小瓶は、浴槽にふちにコトッと置かれた。
お湯の中でゆらめいている白と透明のマーブル模様。それを瀬名さんの手がゆっくりかき混ぜていた。
香りが立ち込める。ふんわりする匂いだ。甘ったるすぎず、ちょうどよく優しい。
しかしながらこの男はというと、要らねえ教えは与えてこようとするのにほっと息をつく暇は与えてくれない。妙に芝居がかった雰囲気でもって重々しくその口を開いた。
「生きるとは果たしてどういうことか」
「出だしからしてもうめんどくさいんですけど」
「俺らはいつまでも考え続けて死ぬまで悩み抜かなきゃならねえクソ憐れな生き物だ」
聞きやしねえよ。
この大人はいよいよ何かの宗教でもはじめる気だろうか。数十万から数百万くらいで壺とか珠数とか売りつけんのか。
なんらかの創始者になりたいのであればせめてそれらしいアクションしろよ。言っている最中も視線はガッツリほぼ透明なお湯の中なのでありがたみもクソもない。
「人が入ってる風呂に乱入してきてまで重い話しないでもらえますか。どうせなら楽しい話がいいんですけど」
「任せろよ。憐れな俺たちにも救われる道はあるって話だ」
「あーそう」
「難しいことは何もない。人間迷いを捨てちまったらそれはそれで終わりだと思うが、恥じの感情についてのみ語るなら簡単だ。そんなつまんねえもんはさっさと捨てちまえばその分だけどんどん生きやすくなってく」
「でしたらあなたは今さぞかし生きやすいことでしょうね」
「お前のその痛烈な返しが痛快に感じるくらいにはな」
堂々としているうえにしゃあしゃあとしている。俺はこんなことなってまで生きやすさを求めようとは思わない。
お湯は無色透明からいささか程度やわらかい明度に変わった。いかにもゆったりしていそうなお湯に瀬名さんは右手を突っ込んでくる。ちょろちょろと掬い上げた半透明のお湯は、そっと肩にかけられた。
「湯加減は」
「問題ありません。いい匂いするし」
「この入浴剤買ってみて正解だった」
どんな店でいつの間にこんなもんを買ってきたんだか。マッサージ用のホホバオイルとゼラニウムやら何やらの精油をいつも調達してくる店かな。俺は一度も行ったことはないが商品からして店の雰囲気の想像はつく。よく一人で入れるな。
この入浴剤もいい匂いだし容器まで完璧に可愛い。ふわラテが好みそうなパステルカラーで、その形は丸っこいハートときた。中身の液体はややピンクがかった乳白色。イチゴミルクキャンディーをトロトロに溶かしたみたいな色だ。
そんなものを買ってきた三十三歳独身男性はさっきから湯船を凝視している。
液体をお湯に垂らせばそこだけ一瞬白っぽくなるけどモヤはすぐに晴れてしまうから、浴槽の中はいつまで経ってもはっきりと見通せるまま。
「……お湯の中覗き込まれてなかったら最高のリラックスタイムだったと思います」
「気にするな。俺はただお湯の底に妖精さんの贈り物がねえか入念に探してるだけだ」
「たまに俺あなたと同じ言語喋ってんのか不安になるんですよ」
「大丈夫だ。通じてる」
ならばなぜ俺には通じないのだろう。一方通行の瀬名恭吾語はマスターするのがかなり難しい。ふわラテショップに男一人で通い詰めるからこういうことになるんだ。
妖精の落とし物を探している大人に左手をそっと引かれた。お湯の中からポシャンと外に出る。ピシャピシャと湯船に向かってしずくを落としていく手の甲に、この人の唇がそっと上から触れてきた。
軽く、ちゅっと。しっとり触れる。お湯で高くなった体温には、形の整った薄い唇の温度は少しだけ低く感じた。
目から入ってくる情報と、肌の上の感覚が、これの答えをすぐに導き出した。
気持ちいい。やわらかい触れ方が心地いい。そう感じるのはそれをしてくる相手が、瀬名さんだからだとはっきり分かる。
瀬名さんなら気持ちいい。違う人ならこうはならない。
あの男に触られるのは嫌だった。気持ち悪いし、怖いし、憤りもあり、最後はそれらを超えてただただ、嫌だった。その印象だけがずっと残っている。
俺があの時どう感じたか、その場にいなかった瀬名さんもたぶん、分かってる。だから今この人はこうしてる。
「……瀬名さん……」
「うん?」
嫌だった。本当に、嫌だった。それを癒すみたいに瀬名さんは俺に触れてくる。
すごく丁寧に。優しく、大事そうに。いつもそれだけが、伝わってくる。
「…………ごめん」
あの日から一度も、抱かれていない。一度もだ。そういう意図をもって触れてこない。変わらず同じベッドで寝ているけれど、その腕からは一切の欲を感じない。
遠慮すると俺が気にする。だから遠慮しないと瀬名さんは言った。嘘だ。知ってる。そんなの大嘘だ。この人はずっと、いきすぎなくらい、とても大事に俺を扱う。
いつだってただ黙ってそばにいてくれる。それは一番難しいけど、瀬名さんは難しいことができてしまう人だ。大切にされているのが痛いほど伝わってくるから、それが嬉しくて、少し寂しい。
この人が優先するのはいつも俺で、そのくせ無遠慮で無礼なフリをする。だから俺も遠慮のないフリで通した。それをいま自分で、全部壊した。
ごめん。たった一言であっても瀬名さんは丁寧に気付く。これまでも必ずそうだった。今もまた押し込めきれずに口から零れ落ちていったごめんは、一秒と掛からず、すくい取られた。
「お前は普段素直じゃねえくせに謝る必要のねえとこで謝る」
ちゅっと、また手の甲に触れた。そこを少し、やわく唇がこすった。
「もう少し厚かましくなってみろ。遥希にはそれくらいがちょうどいい」
肌の上に唇をこすらせながら、厚かましくなれとこの人は俺に言う。
ゆっくり何度も手元にキスされ、中指の爪の先を濡らすようにちゅくっと吸われた。そのまま視線だけ、合わせてくる。
「なあ?」
「……恥を捨てて生きてる、あなたとは違うんで」
ふっと、静かに笑った声が浴室にそっと響いた。可愛げもクソもない俺の返事を痛快だと言ってのける男が、包み込むように腕を伸ばしてくる。
服も脱がずに乱入してきた。ならば服を濡らしてもいいということだ。パシャッと、俺も両腕を上げ、この人の体を引き寄せた。
「……瀬名さんビシャビシャ」
「恥を捨てられねえお前のせいでな」
イチゴミルクみたいな色をした液体は、イチゴじゃなくてモモっぽい匂いだ。ふんわりと甘い。やわらかく包まれる。
うっかりすれば寝てしまいそうな香りだから、浴槽の厚みを隔ててぎゅっとしがみつくように瀬名さんを引き寄せた。それと同じか、それよりももっと強い力で、やさしい両腕に抱かれている。
クソ憐れな生き物である人間という名の俺たちは、これが正しいと思えることを、その時のベストだと感じる何かを、常にあれこれ迷いながら選び続けることしかできない。
色の濃くなった瀬名さんのシャツは洗濯機直行コースが確定していた。動き回る元気があれば俺があとで洗濯しておく。そこまでの体力が残っていなければ、恥を捨てた男が満足げに笑って、俺の代わりにやるだろう。
「……マジか」
「マジだ」
「しばらくこういうのないだろうなと思ってたんですよ。いくらなんでも普通はもうちょっと遠慮しません? 少し前に変質者騒ぎがあったんですよ? 俺襲われかけたんですよ?」
「俺があからさまに遠慮しちまうとかえってお前が気にする。つまりこれは最大限の配慮だ」
「どの辺が」
「隅から隅まで」
「言ってて恥ずかしくならない?」
「全くならない」
胸のすくようなこの断言。こんな男に人間の羞恥心を求めるのがそもそも間違いなのだろう。
図々しく乱入してきた瀬名さんは図々しく浴槽のそばでしゃがみ込んだ。その手には何かの小瓶が。ふわふわラテ系スイーツクリームな女子たちが集まるタイプの店に売っていそうな雑貨に見える。それのボトルキャップをクルクルと回し、中身はポタリと、湯船に垂らされた。
ふんわり広がるいい匂い。中身は入浴剤だった。トポトポと少しずつ注がれる。
液体がポタッと落ちたところだけ乳白色になり、ゆるく透明に紛れていく。中身はトポトポとさらに数回、少しずつまた垂らされた。
やわらかそうなボトルの中心をその指先でゆっくり押すたびに落っこちていく液体を、穏やかに見つめているこの人。
「さてと」
「何がさてとだ。出てってくださいよ」
「今日は俺の年若い恋人に恭吾くんの教えその一を伝授してやろうと思う」
「いいです、どうせロクなことじゃないんで」
「お前もたまには年長者の言葉を素直に受け取ってみたらどうだ」
「素直に受け取れるお言葉をくださる年長者になってから言ったらどうです」
「もうなってるから素直に聞け若者」
「めんどくせえな」
「いい話だから面倒くさがらず聞け」
小さなキャップを閉められた小瓶は、浴槽にふちにコトッと置かれた。
お湯の中でゆらめいている白と透明のマーブル模様。それを瀬名さんの手がゆっくりかき混ぜていた。
香りが立ち込める。ふんわりする匂いだ。甘ったるすぎず、ちょうどよく優しい。
しかしながらこの男はというと、要らねえ教えは与えてこようとするのにほっと息をつく暇は与えてくれない。妙に芝居がかった雰囲気でもって重々しくその口を開いた。
「生きるとは果たしてどういうことか」
「出だしからしてもうめんどくさいんですけど」
「俺らはいつまでも考え続けて死ぬまで悩み抜かなきゃならねえクソ憐れな生き物だ」
聞きやしねえよ。
この大人はいよいよ何かの宗教でもはじめる気だろうか。数十万から数百万くらいで壺とか珠数とか売りつけんのか。
なんらかの創始者になりたいのであればせめてそれらしいアクションしろよ。言っている最中も視線はガッツリほぼ透明なお湯の中なのでありがたみもクソもない。
「人が入ってる風呂に乱入してきてまで重い話しないでもらえますか。どうせなら楽しい話がいいんですけど」
「任せろよ。憐れな俺たちにも救われる道はあるって話だ」
「あーそう」
「難しいことは何もない。人間迷いを捨てちまったらそれはそれで終わりだと思うが、恥じの感情についてのみ語るなら簡単だ。そんなつまんねえもんはさっさと捨てちまえばその分だけどんどん生きやすくなってく」
「でしたらあなたは今さぞかし生きやすいことでしょうね」
「お前のその痛烈な返しが痛快に感じるくらいにはな」
堂々としているうえにしゃあしゃあとしている。俺はこんなことなってまで生きやすさを求めようとは思わない。
お湯は無色透明からいささか程度やわらかい明度に変わった。いかにもゆったりしていそうなお湯に瀬名さんは右手を突っ込んでくる。ちょろちょろと掬い上げた半透明のお湯は、そっと肩にかけられた。
「湯加減は」
「問題ありません。いい匂いするし」
「この入浴剤買ってみて正解だった」
どんな店でいつの間にこんなもんを買ってきたんだか。マッサージ用のホホバオイルとゼラニウムやら何やらの精油をいつも調達してくる店かな。俺は一度も行ったことはないが商品からして店の雰囲気の想像はつく。よく一人で入れるな。
この入浴剤もいい匂いだし容器まで完璧に可愛い。ふわラテが好みそうなパステルカラーで、その形は丸っこいハートときた。中身の液体はややピンクがかった乳白色。イチゴミルクキャンディーをトロトロに溶かしたみたいな色だ。
そんなものを買ってきた三十三歳独身男性はさっきから湯船を凝視している。
液体をお湯に垂らせばそこだけ一瞬白っぽくなるけどモヤはすぐに晴れてしまうから、浴槽の中はいつまで経ってもはっきりと見通せるまま。
「……お湯の中覗き込まれてなかったら最高のリラックスタイムだったと思います」
「気にするな。俺はただお湯の底に妖精さんの贈り物がねえか入念に探してるだけだ」
「たまに俺あなたと同じ言語喋ってんのか不安になるんですよ」
「大丈夫だ。通じてる」
ならばなぜ俺には通じないのだろう。一方通行の瀬名恭吾語はマスターするのがかなり難しい。ふわラテショップに男一人で通い詰めるからこういうことになるんだ。
妖精の落とし物を探している大人に左手をそっと引かれた。お湯の中からポシャンと外に出る。ピシャピシャと湯船に向かってしずくを落としていく手の甲に、この人の唇がそっと上から触れてきた。
軽く、ちゅっと。しっとり触れる。お湯で高くなった体温には、形の整った薄い唇の温度は少しだけ低く感じた。
目から入ってくる情報と、肌の上の感覚が、これの答えをすぐに導き出した。
気持ちいい。やわらかい触れ方が心地いい。そう感じるのはそれをしてくる相手が、瀬名さんだからだとはっきり分かる。
瀬名さんなら気持ちいい。違う人ならこうはならない。
あの男に触られるのは嫌だった。気持ち悪いし、怖いし、憤りもあり、最後はそれらを超えてただただ、嫌だった。その印象だけがずっと残っている。
俺があの時どう感じたか、その場にいなかった瀬名さんもたぶん、分かってる。だから今この人はこうしてる。
「……瀬名さん……」
「うん?」
嫌だった。本当に、嫌だった。それを癒すみたいに瀬名さんは俺に触れてくる。
すごく丁寧に。優しく、大事そうに。いつもそれだけが、伝わってくる。
「…………ごめん」
あの日から一度も、抱かれていない。一度もだ。そういう意図をもって触れてこない。変わらず同じベッドで寝ているけれど、その腕からは一切の欲を感じない。
遠慮すると俺が気にする。だから遠慮しないと瀬名さんは言った。嘘だ。知ってる。そんなの大嘘だ。この人はずっと、いきすぎなくらい、とても大事に俺を扱う。
いつだってただ黙ってそばにいてくれる。それは一番難しいけど、瀬名さんは難しいことができてしまう人だ。大切にされているのが痛いほど伝わってくるから、それが嬉しくて、少し寂しい。
この人が優先するのはいつも俺で、そのくせ無遠慮で無礼なフリをする。だから俺も遠慮のないフリで通した。それをいま自分で、全部壊した。
ごめん。たった一言であっても瀬名さんは丁寧に気付く。これまでも必ずそうだった。今もまた押し込めきれずに口から零れ落ちていったごめんは、一秒と掛からず、すくい取られた。
「お前は普段素直じゃねえくせに謝る必要のねえとこで謝る」
ちゅっと、また手の甲に触れた。そこを少し、やわく唇がこすった。
「もう少し厚かましくなってみろ。遥希にはそれくらいがちょうどいい」
肌の上に唇をこすらせながら、厚かましくなれとこの人は俺に言う。
ゆっくり何度も手元にキスされ、中指の爪の先を濡らすようにちゅくっと吸われた。そのまま視線だけ、合わせてくる。
「なあ?」
「……恥を捨てて生きてる、あなたとは違うんで」
ふっと、静かに笑った声が浴室にそっと響いた。可愛げもクソもない俺の返事を痛快だと言ってのける男が、包み込むように腕を伸ばしてくる。
服も脱がずに乱入してきた。ならば服を濡らしてもいいということだ。パシャッと、俺も両腕を上げ、この人の体を引き寄せた。
「……瀬名さんビシャビシャ」
「恥を捨てられねえお前のせいでな」
イチゴミルクみたいな色をした液体は、イチゴじゃなくてモモっぽい匂いだ。ふんわりと甘い。やわらかく包まれる。
うっかりすれば寝てしまいそうな香りだから、浴槽の厚みを隔ててぎゅっとしがみつくように瀬名さんを引き寄せた。それと同じか、それよりももっと強い力で、やさしい両腕に抱かれている。
クソ憐れな生き物である人間という名の俺たちは、これが正しいと思えることを、その時のベストだと感じる何かを、常にあれこれ迷いながら選び続けることしかできない。
色の濃くなった瀬名さんのシャツは洗濯機直行コースが確定していた。動き回る元気があれば俺があとで洗濯しておく。そこまでの体力が残っていなければ、恥を捨てた男が満足げに笑って、俺の代わりにやるだろう。
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