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56.一夜明けⅡ
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小豆ともち米の代わりに瀬名さんが買ってきたのは瓶に入った金平糖だった。食わずにそのままテーブルの上で置き物として飾っておいても違和感はないであろう洒落た装い。瓶には水色のリボンが結んである。
「……なぜ金平糖?」
「なんかめでたそうな感じがした」
「……そうですか」
カラフルで楽しそうなお菓子だからな。星みたいな形してるからな。
そうやってもらった色とりどりのおめでたそうな小さいお菓子は食後にポリポリ一個ずつつまんだ。手のひらに出した一回分だけで終わりにしようと思っていたけど食い始めてみるとほんのり甘くてなかなか手が止まらない。その結果現在三周目。
日本茶の渋みとよく合う。濃い目に淹れたストレートティーとの相性もきっと抜群だ。
瀬名さんも薄いグリーンを一粒だけポリッとやったが色の付いた砂糖の塊はそんなに好きじゃなかったみたいだ。それ以上は手を付けることなく渋い日本茶で落ち着いたっぽい。
「うまいか」
「うん」
「……お前かわいいな」
「しみじみ言うな」
ペットを見るような目で俺を見るな。
一個ずつ食っているとバカにされるから手のひらの上に乗っている数粒は一気に口の中へ放り込んだ。
金平糖なんていつ振りに食っただろう。昔は好きでもなんでもなかったが久々に食ってみると案外うまい。瀬名さんが何かと見つけてくるせいで落雁だとか和三盆までお気に入りのお菓子になってしまった。
味のはっきりした物をパクパクと食っていると水分もまめにほしくなる。湯飲みの中はもう空だ。
「瀬名さんもお茶いる?」
「ああ。頼む」
自分の湯飲みと差し出された湯飲みの二つを持って腰を上げた。平常運転のこのやり取りには少しだけ、拍子抜けしている。それ以上にほっとしていた。
もっとぎくしゃくすると思っていた。夕べがああで今朝もああで、半日ぶりに顔を合わせたら俺は無様にぎこちなくなるのだろうと。けれども案外普通でいられるもののようだ。この人がいたって普段通りだから緊張するのもバカらしい。
安いお茶をもう一杯ずつ淹れ直していると瀬名さんもこっちにやって来た。後ろからスルッと腹の前に両腕を回されて、首筋には唇の柔らかい感触。
深い緑の茶葉の色が目に浮かぶような香りの中でゆったりと抱きしめられた。手元ではまだ熱いお湯をトポトポと急須に注いだ。
「今日の一限目の講義がね」
「ん?」
「受けるかどうか迷ってた科目だったんですけど受講してみることにしました」
「なんの講義」
「フランス文学」
「フランス文学?」
「ええ」
「熱でもあるんじゃねえのか」
腹立つなほんとにどいつもこいつも。
「そうやって今のうちにバカにしてりゃいいですよ。半年後の俺はフランス文学をきわめた男になってますから」
「フランス文学はジュテームって言葉さえ知ってりゃ攻略できる」
「できねえよ。フランス文学ナメんなよ」
「Je t'aime mon amour.」
「なにその無駄にいい発音」
「これだけは完璧に言えた方がいいとガキの頃みっちり教え込まれた」
「誰に」
「テオに」
「だれ」
「母親の妹の旦那のフランス人」
「マジすか」
「マジだ」
身内にロマンスの国の人がいた。ビックリしているけど腑にも落ちる。
一般的な日本人男性はあんまり言ったりやったりしない事をサラッと言ったりやったりできちゃう瀬名さんのルーツがちょっと見えた気がする。
「もしかして就職祝いに万年筆くれたのはそのテオ叔父さんですか?」
「いや、それは父方の伯父だ。テオには生まれ年のワインもらった」
「さすがフランス人」
「趣味は盆栽だけどな」
「なんでまた」
「昔テオの誕生日に桜の盆栽を贈ったんだがそこからハマっちまったらしい。元々大層な親日家だからな。日本語も日本人よりペラペラだ」
盆栽が好きなフランス人で日本人より日本語ペラペラ。情報が濃い。
テオさんがどんな人かは知らないがこの男のアイデンティティに少なからず影響は与えただろう。フランス人仕込みでもなければこれまでの言動の数々に説明がつかない。
急須から湯飲みにお茶を注いでいる今だって瀬名さんはひたすら甘ったるい。首筋にはまたしても唇が触れた。舌先のなまあたたかい感触もついでに。甘噛みに近いキスをして、ちゅくっとそこに吸いついてきた。
元々スキンシップは過剰気味だった。夕べ以降はさらに三パーセントくらい、触り方が露骨になった。俺の首なんか食ったところでお菓子じゃないんだから何もウマくない。
「お茶入りましたよ」
「ん」
「向こう持ってくからどいて」
「ん」
「…………」
どく気ねえな。
うなじから耳の下あたりにかけて、さらにそこから下に向かって、薄い唇が肌の上をスルスルと撫でている。触れ方はやっぱり露骨。この触り方は、夕べ知った。
「……だめですよ」
「どうして」
「今朝だって……」
「一日に二回以上しちゃいけねえなんて法律はない」
小四レベルの屁理屈だ。
小学生並みの主張を堂々と聞かせてきた瀬名さんは俺の体を前に向かせた。向き合って見るのは悪い顔をした男の表情。俺を囲い込むようにして、調理台に両手をついた。
金平糖食ってお茶飲んでただけでこんな迫ってくるなんて聞いてない。
「せっかくお茶淹れたのに」
「冷めたらマズイか」
「おいしくはないでしょ」
「じゃあ次は俺が淹れ直す」
オムレツもまともに作れない男だがお茶は普通に淹れられる。
解決したとでも言わんばかりに唇を重ねられそうになってフイッといくらか顔の向きを斜めに。この人はいかにも納得していない。ほっぺたに軽くちゅっとしてきた。
「お前は俺よりお茶がいいのか」
「どんな二択」
「俺はお茶より遥希がいい」
「だからそれどういう二択なんですか」
答えもしないで今度こそキスされる。押し付けるようなそれに思わず黙った。
「遥希がいい」
「…………」
「なあ?」
「…………」
あれだけ散々アホほど誠実に待ち続けたのはなんだったのか。最後の最後のギリギリのところで、俺に猶予を与えていたのに。一線を踏み越えたら急にこれ。
「……最低だよアンタ」
ニッと口角をつり上げたこの人。こんなクズ野郎は他に知らない。
瀬名恭吾と書いてズルい男と読む。知ってて恋人やってんのは俺だ。
***
首から下はあたたかくてぬくぬくしている。布団の中だからごくごく当然。朝のひんやりした空気に触れている顔だけがいささか寒い。
すべすべしたリネンの柔らかさを首より下で感じ取った。素っ裸でシーツにくるまると気持ちいいことはもう知っているので特に新鮮な気分ではない。
ぼんやりとノロマに目を開けることも素肌に触れる質感を徐々にゆっくり認識していくのも昨日の朝と同じ目の覚まし方。あったかい理由が軽くてやわらかい布団だけじゃないのも分かっている。
隣のちょうどいい体温の持ち主。その人は今朝も俺の頬を撫でてから、しっとり触れるだけのキスを数秒かけて落としてきた。
「おはよう」
「おはようございます……」
なんと好色で怠惰な目覚めか。お互いに服を着ていないと相手の体温も感じやすい。
まんまと流された。またこれだ。全て瀬名さんの思い通りになった。夕べから俺は何をやっている。知能指数が九ポイント下がるどころかこのままじゃチンパンジーに退化するかも。
事後もめちゃくちゃ優しい男は一夜明けてもめちゃくちゃ優しい。昨日の朝も今もそう。俺が起きたと分かるなり、迷わず速攻でベタベタしてくる。
「まだそんなに早くはねえがどっちにしろ今日は土曜だ」
「……なんじ?」
「八時ちょっと過ぎ」
早くはない。ていうか遅い。普段の土曜ならとっくに起きている。
腰骨の上を手のひらと指先で丁寧に撫でられていても突っぱねるだけの気力がない。恥ずかしいとか言ってる暇もない。なんでこの人こんな元気なの。
「この場合の選択肢も三つある」
「…………」
「俺は三つ目がいいと思う」
元気なオッサンの提案は明るい。起きるのが一つ目。二度寝が二つ目。そして最後にもう一つ。
どれがいいとでも聞くような目で間近からこっちを見てくる。聞き流すと言う選択肢は残念ながら与えられていなかった。
「……うん」
「うん?」
「…………」
曖昧な返事だって許されていない。どう言ってもらいたがっているのかは、聞かなくてもちゃんと分かってる。
「……俺も三つ目がいいと思います」
追い詰められた末に文章で答えた。不幸にもこれが本心だった。
満足そうにやわらかく笑う、大人の男の顔を見た。
「……なぜ金平糖?」
「なんかめでたそうな感じがした」
「……そうですか」
カラフルで楽しそうなお菓子だからな。星みたいな形してるからな。
そうやってもらった色とりどりのおめでたそうな小さいお菓子は食後にポリポリ一個ずつつまんだ。手のひらに出した一回分だけで終わりにしようと思っていたけど食い始めてみるとほんのり甘くてなかなか手が止まらない。その結果現在三周目。
日本茶の渋みとよく合う。濃い目に淹れたストレートティーとの相性もきっと抜群だ。
瀬名さんも薄いグリーンを一粒だけポリッとやったが色の付いた砂糖の塊はそんなに好きじゃなかったみたいだ。それ以上は手を付けることなく渋い日本茶で落ち着いたっぽい。
「うまいか」
「うん」
「……お前かわいいな」
「しみじみ言うな」
ペットを見るような目で俺を見るな。
一個ずつ食っているとバカにされるから手のひらの上に乗っている数粒は一気に口の中へ放り込んだ。
金平糖なんていつ振りに食っただろう。昔は好きでもなんでもなかったが久々に食ってみると案外うまい。瀬名さんが何かと見つけてくるせいで落雁だとか和三盆までお気に入りのお菓子になってしまった。
味のはっきりした物をパクパクと食っていると水分もまめにほしくなる。湯飲みの中はもう空だ。
「瀬名さんもお茶いる?」
「ああ。頼む」
自分の湯飲みと差し出された湯飲みの二つを持って腰を上げた。平常運転のこのやり取りには少しだけ、拍子抜けしている。それ以上にほっとしていた。
もっとぎくしゃくすると思っていた。夕べがああで今朝もああで、半日ぶりに顔を合わせたら俺は無様にぎこちなくなるのだろうと。けれども案外普通でいられるもののようだ。この人がいたって普段通りだから緊張するのもバカらしい。
安いお茶をもう一杯ずつ淹れ直していると瀬名さんもこっちにやって来た。後ろからスルッと腹の前に両腕を回されて、首筋には唇の柔らかい感触。
深い緑の茶葉の色が目に浮かぶような香りの中でゆったりと抱きしめられた。手元ではまだ熱いお湯をトポトポと急須に注いだ。
「今日の一限目の講義がね」
「ん?」
「受けるかどうか迷ってた科目だったんですけど受講してみることにしました」
「なんの講義」
「フランス文学」
「フランス文学?」
「ええ」
「熱でもあるんじゃねえのか」
腹立つなほんとにどいつもこいつも。
「そうやって今のうちにバカにしてりゃいいですよ。半年後の俺はフランス文学をきわめた男になってますから」
「フランス文学はジュテームって言葉さえ知ってりゃ攻略できる」
「できねえよ。フランス文学ナメんなよ」
「Je t'aime mon amour.」
「なにその無駄にいい発音」
「これだけは完璧に言えた方がいいとガキの頃みっちり教え込まれた」
「誰に」
「テオに」
「だれ」
「母親の妹の旦那のフランス人」
「マジすか」
「マジだ」
身内にロマンスの国の人がいた。ビックリしているけど腑にも落ちる。
一般的な日本人男性はあんまり言ったりやったりしない事をサラッと言ったりやったりできちゃう瀬名さんのルーツがちょっと見えた気がする。
「もしかして就職祝いに万年筆くれたのはそのテオ叔父さんですか?」
「いや、それは父方の伯父だ。テオには生まれ年のワインもらった」
「さすがフランス人」
「趣味は盆栽だけどな」
「なんでまた」
「昔テオの誕生日に桜の盆栽を贈ったんだがそこからハマっちまったらしい。元々大層な親日家だからな。日本語も日本人よりペラペラだ」
盆栽が好きなフランス人で日本人より日本語ペラペラ。情報が濃い。
テオさんがどんな人かは知らないがこの男のアイデンティティに少なからず影響は与えただろう。フランス人仕込みでもなければこれまでの言動の数々に説明がつかない。
急須から湯飲みにお茶を注いでいる今だって瀬名さんはひたすら甘ったるい。首筋にはまたしても唇が触れた。舌先のなまあたたかい感触もついでに。甘噛みに近いキスをして、ちゅくっとそこに吸いついてきた。
元々スキンシップは過剰気味だった。夕べ以降はさらに三パーセントくらい、触り方が露骨になった。俺の首なんか食ったところでお菓子じゃないんだから何もウマくない。
「お茶入りましたよ」
「ん」
「向こう持ってくからどいて」
「ん」
「…………」
どく気ねえな。
うなじから耳の下あたりにかけて、さらにそこから下に向かって、薄い唇が肌の上をスルスルと撫でている。触れ方はやっぱり露骨。この触り方は、夕べ知った。
「……だめですよ」
「どうして」
「今朝だって……」
「一日に二回以上しちゃいけねえなんて法律はない」
小四レベルの屁理屈だ。
小学生並みの主張を堂々と聞かせてきた瀬名さんは俺の体を前に向かせた。向き合って見るのは悪い顔をした男の表情。俺を囲い込むようにして、調理台に両手をついた。
金平糖食ってお茶飲んでただけでこんな迫ってくるなんて聞いてない。
「せっかくお茶淹れたのに」
「冷めたらマズイか」
「おいしくはないでしょ」
「じゃあ次は俺が淹れ直す」
オムレツもまともに作れない男だがお茶は普通に淹れられる。
解決したとでも言わんばかりに唇を重ねられそうになってフイッといくらか顔の向きを斜めに。この人はいかにも納得していない。ほっぺたに軽くちゅっとしてきた。
「お前は俺よりお茶がいいのか」
「どんな二択」
「俺はお茶より遥希がいい」
「だからそれどういう二択なんですか」
答えもしないで今度こそキスされる。押し付けるようなそれに思わず黙った。
「遥希がいい」
「…………」
「なあ?」
「…………」
あれだけ散々アホほど誠実に待ち続けたのはなんだったのか。最後の最後のギリギリのところで、俺に猶予を与えていたのに。一線を踏み越えたら急にこれ。
「……最低だよアンタ」
ニッと口角をつり上げたこの人。こんなクズ野郎は他に知らない。
瀬名恭吾と書いてズルい男と読む。知ってて恋人やってんのは俺だ。
***
首から下はあたたかくてぬくぬくしている。布団の中だからごくごく当然。朝のひんやりした空気に触れている顔だけがいささか寒い。
すべすべしたリネンの柔らかさを首より下で感じ取った。素っ裸でシーツにくるまると気持ちいいことはもう知っているので特に新鮮な気分ではない。
ぼんやりとノロマに目を開けることも素肌に触れる質感を徐々にゆっくり認識していくのも昨日の朝と同じ目の覚まし方。あったかい理由が軽くてやわらかい布団だけじゃないのも分かっている。
隣のちょうどいい体温の持ち主。その人は今朝も俺の頬を撫でてから、しっとり触れるだけのキスを数秒かけて落としてきた。
「おはよう」
「おはようございます……」
なんと好色で怠惰な目覚めか。お互いに服を着ていないと相手の体温も感じやすい。
まんまと流された。またこれだ。全て瀬名さんの思い通りになった。夕べから俺は何をやっている。知能指数が九ポイント下がるどころかこのままじゃチンパンジーに退化するかも。
事後もめちゃくちゃ優しい男は一夜明けてもめちゃくちゃ優しい。昨日の朝も今もそう。俺が起きたと分かるなり、迷わず速攻でベタベタしてくる。
「まだそんなに早くはねえがどっちにしろ今日は土曜だ」
「……なんじ?」
「八時ちょっと過ぎ」
早くはない。ていうか遅い。普段の土曜ならとっくに起きている。
腰骨の上を手のひらと指先で丁寧に撫でられていても突っぱねるだけの気力がない。恥ずかしいとか言ってる暇もない。なんでこの人こんな元気なの。
「この場合の選択肢も三つある」
「…………」
「俺は三つ目がいいと思う」
元気なオッサンの提案は明るい。起きるのが一つ目。二度寝が二つ目。そして最後にもう一つ。
どれがいいとでも聞くような目で間近からこっちを見てくる。聞き流すと言う選択肢は残念ながら与えられていなかった。
「……うん」
「うん?」
「…………」
曖昧な返事だって許されていない。どう言ってもらいたがっているのかは、聞かなくてもちゃんと分かってる。
「……俺も三つ目がいいと思います」
追い詰められた末に文章で答えた。不幸にもこれが本心だった。
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