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20.腑に落ちないキス
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頬か額にキスされるようになった。帰る間際に玄関で必ず。
一回だけちゅっと触れてそれで終わり。メシ美味かったとかお休みとか、そういうお馴染みの一言を口にする前後のほんの一瞬の出来事だ。
たったそれだけの子供じみた動作をこの人は毎晩してくる。毎晩される小さなキスに、おかしくさせられているのは俺だ。心拍異常を引き起こしたのはこれで果たして何度目か。
「あの……」
「ん?」
「……いえ」
瀬名さんの唇が頬から離れ、俯き加減に呼び掛けたものの言いたい事は声にならない。そうこうしているうちに頭の上にはポンと手が乗っかって、髪をすきながら離れていった。
「じゃあな」
「……おやすみなさい」
「おやすみ」
夕食を共にする回数は積もりに積もり、頬にキスをされる回数もまた同時に降り積もっていく。逃げる事ならいつでもできるのにキスを拒否したことはない。そもそもこれはキスと言えるのか。頬に残る感触に指先で触れた。
玄関まで来て瀬名さんを見送れば何をされるか分かっている。なのについていく。自らすすんで。
頬か額のどちらか以外に触れてくる事のないそれに、日に日に募らせている自覚があった。もどかしい。そればかり思う。
***
遅番バイトから帰った頃にはまあまあいい時間だった。三階に上がって自宅までは行かず、俺が現在向き合っているのは隣の部屋の玄関だ。インターフォンを鳴らせば瀬名さんはすぐに出てきた。
「よう。お帰り」
「どうも」
瀬名さんはまだスーツのまま。でもジャケットは脱いでいる。ネクタイも締めてはいない。
「晩メシ食いましたか」
「いや、まだだ。もらった弁当なら昼に食った」
待っててくれと言い置いて一度部屋に引っ込むと、瀬名さんはその手に弁当箱を持って戻ってきた。毎回マメにきちっと洗って返されるこれ。弁当箱の上には当たり前のようにお菓子の小箱が乗っていた。
まとめて受け取り、両手で抱え、そこでほんの少し迷う。けれど結局吹っ切れて、誘うために口を開いた。
「……食事に行きませんか」
「あ?」
「どっか、外に」
一日中このことばっかり考えていた。どうやって誘おうかって。なんて言うのがいいだろうかと。
「気が向いたんです。今からメシ用意すんのも面倒だし。折角なので、一緒に」
スマートな言い訳なんて最後まで考えつかなかった。尻すぼみな誘い方をした俺を瀬名さんは見下ろしている。
そしてまたもや待っていろと言って部屋の中に引っ込んだこの人。戻ってきたその手から覗くのは、黒くて小さなキーケース。
「何が食いたい?」
秒で成功した夕食のお誘い。朝から晩まで俺がうんうん悩み続けていた意味とは。
***
「こんな所で良かったのか」
「ええ。軽く食いたかっただけなので」
目指したのはマンションの近くにあるファミレスだ。遅くまでやっている店で居酒屋以外となるとここくらいしか近場になかった。安くて早くてそれなりに美味いから俺にとっては申し分ない。
オーダーからそう時間もかからずやってきた良くある料理。俺はミートソースパスタ。瀬名さんはキノコ雑炊。注文の時にも思ったけれど瀬名さんが意外とヘルシー志向だ。
「ダイエット中の女子みたいですね」
「三十代の胃袋ってのはこういうもんだ」
「いつも俺が何作ったって残さず食うじゃないですか」
「お前のメシなら問題ない」
なんだそれ。顔をしかめたら笑われた。
普段から丁寧な所作で食事をする男はファミレスごときのメシが相手でもどうしたって丁寧だ。話す事だって家にいる時と同じよう。今日は何があったとか、明日の帰りは何時になりそうだとか。
内容はほぼほぼ報告連絡。なのになぜか雰囲気は和やか。パスタをフォークにクルクル巻き付けているうちに時間はゆっくり進む。瀬名さんも女子のダイエットメニューを着々と減らしていった。
いかにも仕事後のサラリーマンといった感じのこの人と、どこにでも転がっていそうな大学生って感じの俺と。俺達は周りから見てどんなふうに映るだろう。本来だったら接点なんてあるはずのなかった瀬名さんと、毎日一緒にメシを食って、今日はとうとう外に出てきた。
「気が向いたと言ったな」
「ええ」
「どうして急に気を向かせたんだ」
向いた、じゃない。向かせたと、瀬名さんは言う。
その通りだ。見抜かれている。俺は自分で気を向かせた。
「なんででしょうね」
「俺が聞いてる」
「どうせ分かってて聞いてんでしょ」
晩飯をタカッた理由は絶対にバレている。時々意地悪になるこの男はいちいち俺に言わせたがる。
言うものか。言ったら負けだ。ここまできたらもう我慢比べだ。
いつだってこの大人には余裕ばかり溢れている。今夜はこっちから仕掛けに行ったのに瀬名さんのペースに飲み込まれている。
レンゲをいったん手放した瀬名さんがそっと腕を伸ばしてきた。行き着いたのは俺の左手。パスタの皿へと添えた手に、握りしめる程ではなくて、撫でるのと掠めるのとの間くらいで触れてくる。
「年上の男を期待させると後で自分に返ってくるぞ」
わざわざ怖がらせるみたいなことを。冗談と分かる雰囲気で。
「……返ってくるって、何が」
「何がだろうな」
「聞いたのはこっちですよ」
「分かってて聞いてんだろ」
腹立つ。イラッとしたついでにその手はぱしっと払いのけた。
「なんで晩メシ誘ったんだか本気で分かんなくなってきました」
「そのくらいの方がお前らしいな」
「やっぱ俺あなたのこと嫌いです」
「それもお前らしくていい」
口を閉じてムスッとしてみればこの人はやっぱり笑う。フォークに巻き付け過ぎたパスタを一口で思いきり頬張ってみたら余計に笑われる事になった。
食後はデザートも奢ってもらった。チョコレートパフェに食い付く俺をこの人は微笑ましげに眺めていた。そして言われた。ゆっくり食えと。完全にガキ扱いだ。
近場のファミレスから一緒に戻り、自分の部屋の鍵を開けた。お茶くらいなら淹れますよと言って誘ったのは俺だった。
なんだかんだと理由を付けてはこの人の時間を独占している。招いたはいいがこれと言って話がある訳でもないから、代わりにガーくんの映像を見せた。実家の母親から送られてきた白いアヒルの最新状況だ。
ガーくんの写真を瀬名さんに見せたあの夜のことは忘れられない。盗撮データまで目撃されたのはいまだにイタくてショックな記憶だ。
何も気にしていない風を装いこの人の目に晒すスマホ画面。映し出されるのは庭をペタペタ歩いていたアヒルが眠りに就くまでの一部始終だ。
フカフカの羽毛に頭をもふっと埋めこむのが良く見かけるアヒルの寝姿。ガーくんも黄色から白に変わってしばらくのうちはそうだった。短い首を後ろに向けてコンパクトに収まる事もある。器用な寝方が可愛くて、見守りたくなる光景だった。
ところがある日を境にしてガーくんは微妙な寝方を覚えた。地面にコテッと転がって寝る。
頭を羽毛に埋めるどころか、茶色い土の上に突如ボテッと横向きで倒れ込む白いヤツ。初めてそれを目撃した時は天に召されたと本気で思った。当時まだ小学生だった俺が母親にガーくんの異変を知らせたら、どうした一体何があったと家中が大騒ぎになった。
しかし周りの人間達があたふたと騒ぎはじめてみれば、ガーくんはむくっと体を起こし、うるせえとでも言いたげな目でジトッとこっちを冷たく見やった。そして何事もなかったかのようにその場からペタペタ離れていった。
人騒がせなデカいアヒルのふてぶてしいその態度。残された人類は言葉もなく呆気にとられるしかなかった。
ガーくんはなんの前触れもなくいきなりパタリと倒れ込むから余計に怖い。瀬名さんに見せたのもそんなアヒルの衝撃映像だ。
ぎょっとした瀬名さんには生きてますよと声をかけた。それがこの人にはウケた模様。小刻みに肩を揺らしながら食い入るように何度も見ていた。動画を送ってほしいとまで言われたからよっぽど気に入ったのだろう。
「それじゃあ、どうも。今日はごちそうさまでした」
「いや。俺もようやく念願が果たせた。ファミレスだったが」
「ファミレスだって馬鹿にはできませんよ」
玄関の内側でそんな言葉を交わす今はすでにまあまあいい時間だ。靴を履いた瀬名さんは俺の方に振り返った。
「次はもっと時間のある時に」
「気が向けば」
「お前の好みの物を」
「気が向けば」
可愛げも何もない答えなのは百も承知。けれど瀬名さんはここでもまた笑う。嫌味にではなく優しげに。ゆっくり腕を伸ばして言った。
「向かせろ。次も」
「…………」
頭を撫でられ、そのまま目が合う。されると分かっていながら逃げない。
いつもと同じ。頬に一回。ごくごく軽くかすめる程度。微かな音の一つも立てずにささやかなキスをして、瀬名さんはすぐに離れていった。
「おやすみ」
「おやすみなさい……」
いい年した大人の男が毎晩毎晩ほっぺたにキス。これでトータル何度目だったか。瀬名さんの後ろ姿が消えていくのをじっと見つめた。
やっぱりこうなる。予想はついていた。口実なんて作ったところで意味はないしなんにもならない。
見返りを求めないのが瀬名さんに定着しているスタンス。俺は今夜ただあの人に、メシを食わせてもらっただけだ。
一回だけちゅっと触れてそれで終わり。メシ美味かったとかお休みとか、そういうお馴染みの一言を口にする前後のほんの一瞬の出来事だ。
たったそれだけの子供じみた動作をこの人は毎晩してくる。毎晩される小さなキスに、おかしくさせられているのは俺だ。心拍異常を引き起こしたのはこれで果たして何度目か。
「あの……」
「ん?」
「……いえ」
瀬名さんの唇が頬から離れ、俯き加減に呼び掛けたものの言いたい事は声にならない。そうこうしているうちに頭の上にはポンと手が乗っかって、髪をすきながら離れていった。
「じゃあな」
「……おやすみなさい」
「おやすみ」
夕食を共にする回数は積もりに積もり、頬にキスをされる回数もまた同時に降り積もっていく。逃げる事ならいつでもできるのにキスを拒否したことはない。そもそもこれはキスと言えるのか。頬に残る感触に指先で触れた。
玄関まで来て瀬名さんを見送れば何をされるか分かっている。なのについていく。自らすすんで。
頬か額のどちらか以外に触れてくる事のないそれに、日に日に募らせている自覚があった。もどかしい。そればかり思う。
***
遅番バイトから帰った頃にはまあまあいい時間だった。三階に上がって自宅までは行かず、俺が現在向き合っているのは隣の部屋の玄関だ。インターフォンを鳴らせば瀬名さんはすぐに出てきた。
「よう。お帰り」
「どうも」
瀬名さんはまだスーツのまま。でもジャケットは脱いでいる。ネクタイも締めてはいない。
「晩メシ食いましたか」
「いや、まだだ。もらった弁当なら昼に食った」
待っててくれと言い置いて一度部屋に引っ込むと、瀬名さんはその手に弁当箱を持って戻ってきた。毎回マメにきちっと洗って返されるこれ。弁当箱の上には当たり前のようにお菓子の小箱が乗っていた。
まとめて受け取り、両手で抱え、そこでほんの少し迷う。けれど結局吹っ切れて、誘うために口を開いた。
「……食事に行きませんか」
「あ?」
「どっか、外に」
一日中このことばっかり考えていた。どうやって誘おうかって。なんて言うのがいいだろうかと。
「気が向いたんです。今からメシ用意すんのも面倒だし。折角なので、一緒に」
スマートな言い訳なんて最後まで考えつかなかった。尻すぼみな誘い方をした俺を瀬名さんは見下ろしている。
そしてまたもや待っていろと言って部屋の中に引っ込んだこの人。戻ってきたその手から覗くのは、黒くて小さなキーケース。
「何が食いたい?」
秒で成功した夕食のお誘い。朝から晩まで俺がうんうん悩み続けていた意味とは。
***
「こんな所で良かったのか」
「ええ。軽く食いたかっただけなので」
目指したのはマンションの近くにあるファミレスだ。遅くまでやっている店で居酒屋以外となるとここくらいしか近場になかった。安くて早くてそれなりに美味いから俺にとっては申し分ない。
オーダーからそう時間もかからずやってきた良くある料理。俺はミートソースパスタ。瀬名さんはキノコ雑炊。注文の時にも思ったけれど瀬名さんが意外とヘルシー志向だ。
「ダイエット中の女子みたいですね」
「三十代の胃袋ってのはこういうもんだ」
「いつも俺が何作ったって残さず食うじゃないですか」
「お前のメシなら問題ない」
なんだそれ。顔をしかめたら笑われた。
普段から丁寧な所作で食事をする男はファミレスごときのメシが相手でもどうしたって丁寧だ。話す事だって家にいる時と同じよう。今日は何があったとか、明日の帰りは何時になりそうだとか。
内容はほぼほぼ報告連絡。なのになぜか雰囲気は和やか。パスタをフォークにクルクル巻き付けているうちに時間はゆっくり進む。瀬名さんも女子のダイエットメニューを着々と減らしていった。
いかにも仕事後のサラリーマンといった感じのこの人と、どこにでも転がっていそうな大学生って感じの俺と。俺達は周りから見てどんなふうに映るだろう。本来だったら接点なんてあるはずのなかった瀬名さんと、毎日一緒にメシを食って、今日はとうとう外に出てきた。
「気が向いたと言ったな」
「ええ」
「どうして急に気を向かせたんだ」
向いた、じゃない。向かせたと、瀬名さんは言う。
その通りだ。見抜かれている。俺は自分で気を向かせた。
「なんででしょうね」
「俺が聞いてる」
「どうせ分かってて聞いてんでしょ」
晩飯をタカッた理由は絶対にバレている。時々意地悪になるこの男はいちいち俺に言わせたがる。
言うものか。言ったら負けだ。ここまできたらもう我慢比べだ。
いつだってこの大人には余裕ばかり溢れている。今夜はこっちから仕掛けに行ったのに瀬名さんのペースに飲み込まれている。
レンゲをいったん手放した瀬名さんがそっと腕を伸ばしてきた。行き着いたのは俺の左手。パスタの皿へと添えた手に、握りしめる程ではなくて、撫でるのと掠めるのとの間くらいで触れてくる。
「年上の男を期待させると後で自分に返ってくるぞ」
わざわざ怖がらせるみたいなことを。冗談と分かる雰囲気で。
「……返ってくるって、何が」
「何がだろうな」
「聞いたのはこっちですよ」
「分かってて聞いてんだろ」
腹立つ。イラッとしたついでにその手はぱしっと払いのけた。
「なんで晩メシ誘ったんだか本気で分かんなくなってきました」
「そのくらいの方がお前らしいな」
「やっぱ俺あなたのこと嫌いです」
「それもお前らしくていい」
口を閉じてムスッとしてみればこの人はやっぱり笑う。フォークに巻き付け過ぎたパスタを一口で思いきり頬張ってみたら余計に笑われる事になった。
食後はデザートも奢ってもらった。チョコレートパフェに食い付く俺をこの人は微笑ましげに眺めていた。そして言われた。ゆっくり食えと。完全にガキ扱いだ。
近場のファミレスから一緒に戻り、自分の部屋の鍵を開けた。お茶くらいなら淹れますよと言って誘ったのは俺だった。
なんだかんだと理由を付けてはこの人の時間を独占している。招いたはいいがこれと言って話がある訳でもないから、代わりにガーくんの映像を見せた。実家の母親から送られてきた白いアヒルの最新状況だ。
ガーくんの写真を瀬名さんに見せたあの夜のことは忘れられない。盗撮データまで目撃されたのはいまだにイタくてショックな記憶だ。
何も気にしていない風を装いこの人の目に晒すスマホ画面。映し出されるのは庭をペタペタ歩いていたアヒルが眠りに就くまでの一部始終だ。
フカフカの羽毛に頭をもふっと埋めこむのが良く見かけるアヒルの寝姿。ガーくんも黄色から白に変わってしばらくのうちはそうだった。短い首を後ろに向けてコンパクトに収まる事もある。器用な寝方が可愛くて、見守りたくなる光景だった。
ところがある日を境にしてガーくんは微妙な寝方を覚えた。地面にコテッと転がって寝る。
頭を羽毛に埋めるどころか、茶色い土の上に突如ボテッと横向きで倒れ込む白いヤツ。初めてそれを目撃した時は天に召されたと本気で思った。当時まだ小学生だった俺が母親にガーくんの異変を知らせたら、どうした一体何があったと家中が大騒ぎになった。
しかし周りの人間達があたふたと騒ぎはじめてみれば、ガーくんはむくっと体を起こし、うるせえとでも言いたげな目でジトッとこっちを冷たく見やった。そして何事もなかったかのようにその場からペタペタ離れていった。
人騒がせなデカいアヒルのふてぶてしいその態度。残された人類は言葉もなく呆気にとられるしかなかった。
ガーくんはなんの前触れもなくいきなりパタリと倒れ込むから余計に怖い。瀬名さんに見せたのもそんなアヒルの衝撃映像だ。
ぎょっとした瀬名さんには生きてますよと声をかけた。それがこの人にはウケた模様。小刻みに肩を揺らしながら食い入るように何度も見ていた。動画を送ってほしいとまで言われたからよっぽど気に入ったのだろう。
「それじゃあ、どうも。今日はごちそうさまでした」
「いや。俺もようやく念願が果たせた。ファミレスだったが」
「ファミレスだって馬鹿にはできませんよ」
玄関の内側でそんな言葉を交わす今はすでにまあまあいい時間だ。靴を履いた瀬名さんは俺の方に振り返った。
「次はもっと時間のある時に」
「気が向けば」
「お前の好みの物を」
「気が向けば」
可愛げも何もない答えなのは百も承知。けれど瀬名さんはここでもまた笑う。嫌味にではなく優しげに。ゆっくり腕を伸ばして言った。
「向かせろ。次も」
「…………」
頭を撫でられ、そのまま目が合う。されると分かっていながら逃げない。
いつもと同じ。頬に一回。ごくごく軽くかすめる程度。微かな音の一つも立てずにささやかなキスをして、瀬名さんはすぐに離れていった。
「おやすみ」
「おやすみなさい……」
いい年した大人の男が毎晩毎晩ほっぺたにキス。これでトータル何度目だったか。瀬名さんの後ろ姿が消えていくのをじっと見つめた。
やっぱりこうなる。予想はついていた。口実なんて作ったところで意味はないしなんにもならない。
見返りを求めないのが瀬名さんに定着しているスタンス。俺は今夜ただあの人に、メシを食わせてもらっただけだ。
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