夜中の2時ごろ

わこ

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12.同じ穴のムジナ

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俺最近、毎晩オトコとヤッてるんだけどどうなんだろうコレ。

遡る事ちょっと前。朝宣言された通り、俺は本当に三上の部屋に連れ込まれた。なんかもうどうでもいいけど。
ところが久々にここのシャワーを使っていた丁度その時、ガラッと開けられたドアに驚いて振り向くとそこにはこの部屋の主が。
三上の襲撃。突然の事で咄嗟には動けない。俺と同様、すでに素っ裸になっていた三上は、そんな事にはお構いなしでズカズカと入ってきた。

「え、ちょっと……あんたさっき入ったろ」
「自分ちのフロに何回入ろうが俺の勝手だ」

えーえーそうですね、あなた様のお宅のお風呂ですもんね。それはいいんだけどなんで早速バック取られなきゃなんないのかな!?
上から降ってくるシャワーのお湯に濡らされながら、壁に押しやられて更には両手も付かされた。背後には当然の如く三上と言う鉄壁があり、俺の手の上に自分の掌を重ねるようにして両腕で囲われる。

「あ、の……」
「いいだろ?」
「…………」

駄目っつったって聞かねえじゃんお前。つーか分かってんだよ。当たってんだよソレが。絶対わざと押し付けてんだろ。

「……いきなり?」

なんでそんなサカれんの。むしろ尊敬するよ男として。

「ちょっと」
「伊織……」

耳元で、欲情と切なさの入り混じるそんな声を出された。重ねた指先には控え目に手を握られる。
畜生。しおらしく呼べば俺が何でも許すと思って。

まあ………。許しちゃったからこうなったんだけど。










「ああッ……、ん……ぁ、あっ」



そして今。実は人生初の立ちバック体験だったりしてます。その相手が男とか超泣ける。しかも俺ヤられる方だしね。

「……もっと腰、出せ」
「んんッ……ヤっ、あ……ッんぁ」
「……伊織」

両腕と頭を壁にくっつけて、後ろから犯されながら喘ぎ続ける。腰を押さえる三上の手に引かれ、奥をより一層抉られれば足を立たせているのも楽な事じゃない。

「あぁ、ッン……っダメ……だ、めっ…アアっ」

いつの間にかシャワーは止められていて、遮る音がない代わりに俺の声が駄々漏れに響いた。二人分の呼吸が同じペースで刻まれているこの空間で、時折耳に届く三上の声が心臓に痛い。
足が崩れそうになれば三上の手がそれを支える。だけど腰を打ち付けてくるその動作を緩めてくれる気配はない。二人してグチャグチャに汚れながら、こんな状況でコイツの顔が見たいと一瞬でも思った自分は終わりだと感じた。

「……三上さんッ」
「っ……」

どんな顔をして、ここで俺を犯しているだろう。夕べはとにかく恐怖が勝ったけど、きっと今は制裁的な意味合いは込められていない。
なんでこんな日に限ってバックかな。どんな眼で、三上が俺を見ているのかが気になる。

「ああッ」
「いおり……っ」

熱く猛ったその存在感。中を一気に突き上げられ、攻められるままに絶頂を促された。意識外で三上を締め付けるのは抑える事もできず、その瞬間奥に感じた熱で三上がイッたことを知った。

「ぁっ……は……」

呼吸、ヤバい。カラダ熱い。

「……平気か」
「……ん」

………………お?

うわ。こっくり頷いてから気づいた。平気かって言ったよこの人。
すげー明日こそ完璧ヤリ降る。そんな労わりのお言葉始めて頂いたね。

なんて思ってちょっと感動しかけたけどすぐに現実を見せつけられた。中から抜かれ、余韻に浸る暇もなく壁についていた手を引き剥がされ、かと思えば正面を向かせられ、そして抱きしめられ。その表情を確かめる時間さえ与えられず、さっきまで手を付いていた壁に今度は背中を押し付けさせられた。

「おいっ……ん……」

降ってきたキスで黙らされる。その上俺の足は結構な加減でガタガタ言っていて、濃厚に絡まる舌によって腰もろとも追いつめられていく。
ずるずると、壁伝いに足が立たなくなっていった。俺の体を支えながら三上も一緒になって身を屈めるから、最終的には二人で浴室の床に座り込む事になる。

「ん、……ふ……」

キスが止んで、少し距離を保たれ、真正面から目にした三上の顔。
ああ、こんな表情してたのかって。熱っぽいその眼を見てなんだか無性に泣きたくなった。

「……三上さん」

そんなつもりもなかったのに呼んじゃって、そうしたら意外にも抱きしめられた。ちょうど、夕べの捨て犬三上を彷彿させるような力の込め方。縋っているに近いその腕に少し困惑した。

「もう……」
「え?」

耳元で聞こえた。泣きそうだと思ったのは、たぶん聞き間違いじゃないだろう。

「……行くな……どこにも」

そう言って、強く強く抱きしめられた。びっくりするほど切ない声と、力強いその腕。抱きしめ返すべきなのか迷ったけど、考えている時間を三上は俺にくれなかった。

「伊織……」
「…………」

これを切り捨てられる程、俺の人間性は無情にはできていない。思考を巡らせる余裕もなく、三上の首に腕を回して抱き寄せたのはすぐ後の事。
もういいやって。こんな男だけど、ていうか俺もこんな感じの男なんだけど、三上の一匹や二匹くらい俺が引き取ってやろうかなって。

言葉の代わりにキスで応えて、俺から重ねたそれを三上はすぐ倍にして返してきた。拒む理由も見つからないから受け入れる。こっちから行けば、三上も当然受け止める。
その手に促され、向き合って座ったまま三上の上に乗った。キスしてキスしてキスして、もう終われよって自分でも思うんだけどなんだか止まらない。しつこいくらいにお互い舐め合い、俺は三上を抱きしめる腕を放せなくなっていた。

どっちかって言うと嫌いなタイプのはずなんだけどな。こんなクズみたいな俺様野郎。
だけどまあ、いっか。死ぬ訳じゃないし。








***








「お前、駅前の雀荘でバイトしてたことあったろ」
「あー……あ?……あ、あれか。リーチ麻雀の?」
「そう」
「うん。あるね。あるある」
 
ちょっとビックリな事実が判明した。思い返せば俺が三上と出会ったのはあの逆カツアゲの時。俺はそう思っていたんだけど、三上によれば実はそうじゃないらしい。
俺は全く一ミリも塵程度も覚えていない。だけど三上の記憶の中にはそれがあった。
 
「俺も一回だけあそこに行った事がある。客として」
「へー」
「……興味ねえか?」
「イエ、滅相もない」
 
低く聞かれて慌てて答えた。持っている煙草をいつ押し付けられるかと思うと気が気じゃない。
風呂場で二回目もガッツリこなした後、綺麗になって服を着込んだ状態で部屋に戻ってきた俺はもうくたくただった。毎晩男に掘られていれば仕方がない。
砂漠でオアシスでも見つけた勢いで三上と並んで入ったベッド。俺は即座に横になったけど、まだまだ元気な三上は一人起きだし壁に凭れて一服。白い煙を漂わせながら、こっちは眠いと言うのに勝手に昔話を始めやがった。
 
「俺がお前の事を初めて見たのはあの店だ」
「よく覚えてるな。俺の他にも店員いたでしょ」
「同卓してた奴が代打頼んだんだよ。で、その頼まれた店員がお前」
「ああ……」
 
なるほど。同じ釜の飯を食った仲ならぬ、同じ卓を囲んだ仲ってワケっすか。
いや待て、だから何さ。一緒に麻雀したくらいで後々の記憶にまで残らないよ。

現に俺、この話を聞かされても尚思い出せないし。雀荘バイトをしていれば代走を頼まれる事くらいザラだから、いちいちどんな客と打ったかなんて覚えていられない。 
だけど隣で煙草をふかしているこの方は覚えてらっしゃる訳で。覚えていないなんて俺が言ったらキレられるんじゃないかなあ、という一抹の不安が。
首元まで引っ張り上げた布団を両手で握りしめ、三上の顔をビクビクしながら見上げていた。すると三上はそんな俺に気が付いたのか、チラッとこっちに視線を落としてそしてまたすぐに前方へと戻した。
 
「別にお前が覚えてるとは初めから思ってねえよ。言ってみただけだ」
「………そうですか」
 
命の危機回避。よかった。
にしても懐かしい。一年くらい前だったかな。あのバイトをやっていたのは。
こういうバイトも嫌いじゃないかもって思い始めた頃、風営法だか何だかに引っ掛かって閉店を余儀なくされたあの店。最後のバイト代を踏み倒されたという恨みの記憶なら頭の片隅にある。

やだなあ、嫌な事思いだした。折角忘れてたのに三上のせいでこの野郎。
しかも俺、あそのこスタッフから三百円借りたまんまだし。その程度の小銭なら俺こそ踏み倒したって良さそうなものだけど、未だにしつこく返金請求が来るから面倒くさい。
 
「……またそろそろ請求来るな」
「あ?」
「ひとり言です」

いい加減煩いし仕方ないから返しに行こうかなあ、なんて事を考えつつもう一度三上を見上げる。どうでもいいけどこの男はなんで今になってそんな昔話を。そう思っていたらその昔話をさらに掘り下げられた。
 
「あの時は疲れててどうかしてた。そうとしか思えねえ」
「……なにが?」
「まあ正直、カオだけはカンペキ好みだったけどな」
 
俺に目線を落としながら、煙草を持つ手は口元から離さずそう言った三上。この人の話は主語がない事が多くて解読困難だ。
意味が分からなくて俺が首をコックリ傾げると、三上は煙を吐き出すのと一緒に溜息をついた。
 
「……お前の事だ」
「はい?」
「だから……。ただ代走で入っただけの店員だったら俺だっていつまでも覚えてねえよ」
「……はあ」

そうっすかと。良く分からないながらに心の籠っていない返事をしてみた。
すると途端にうんざりした顔をして肩を落とす三上。滅入った様子で煙草を灰皿の上で揉み消し、隣で座ったまま俺の方に腕を伸ばしてきた。布団の上から俺の両肩の傍に手を付いて、遠かった顔の距離が一気に近づく。
なに。俺なにか悪いことした?

「え、と……」
「分かれよ今ので。夜中に裏道でケンカしてるような馬鹿が、あの時会った雀荘の店員だとか普通思い出さねえだろ。俺が気づいたのはそこにいたのがお前だったからだ。お前じゃなかったら素通りしてた」
 
雀荘での初対面から逆カツアゲ事件の時までは、確かにそこそこ時間の経過があったはず。だけど三上はそれでも俺の顔を覚えていた。そしてそこで喧嘩をしていたのが俺だったから援護に加わった。

という事は。

「あー……つまり……」
「これで分かんねえとか言ったらこのまま犯すぞ」
「え」

それはマジ勘弁。この体勢で今それを言われると現実になりそうだから身動きが取れない。
でもやっぱり確信と言うものは欲しい。俺の頭にある答えが、自惚れじゃないって言う証拠。最低男な三上が、もしも本当にそんな可愛い事を思っていたら面白い。

「三上さん……」
「……なんだよ」

言葉にして聞いてみてもいいかな。殺されたらどうしよう。違うか。犯されたらもうホント明日の腰が危うい。
そう思いながらも、俺の好奇心は抑えられなかった。

「それさ……一目惚れ、ってヤツ?」
「…………」

あら。図星?
三上、沈黙。俺は今にも笑い出しそう。
だって、あの三上が。俺様最低クズ野郎で時々ツンデレ化するあの三上が。この俺に、ってか話から察するとこの顔に。まさかの一目惚れ。

「……ふっ」
「…………」

しまった。吹き出すのを堪えるあまり鼻で笑っちゃった。

「……何がおかしい」
「いやいやいや。笑ってない。大丈夫。きっと空耳」
「…………」

命知らずにも三上と顔を突き合わせた状態で、あからさまな馬鹿にした加減を露呈してしまった。両肩の横でぎしっとベッドが沈んで一瞬緊張が走ったものの、目の前の三上はどうやらお疲れ気味だ。
たぶん精神的にキたんだろう。人一倍プライド高そうだし。
スッと俺の上から退いて、そのまま三上も隣で布団の中に入った。そうかと思えばすぐさま腕が伸びてきて、未だにツボに入っている俺の体を強引に抱き寄せてくる。
不貞腐れたように、無言で俺の顔を自分の方に埋めさせるその手。頭を抱えられているから逆らえなくて、それでも三上の真意を知ってしまえば可愛いものに思えちゃうからむしろ困った。

なんだコイツ、俺に惚れてたのかって。お互い服一枚を隔てているせいで危機感も薄いためか、黙っていればいいものを言わずにはいられない。

「そっかー。三上さんにもそう言うのあるんだなー。超意外」
「…………」
「なあ、どう思った? 俺と再会果たせて嬉しかった?」

あの裏道で俺の助太刀に入って、そこを起点としてこれまでの流れになったんだ。金をチラつかせてまで男なんかを縛り付けようとしていたのは、三上なりの理由があったというもの。
なんて面白い。この無慈悲極まりない男に人の心があったとは。そうと分かれば積りに積もった恨みを晴らす絶好のチャンス。

イジろう。

「ゲイじゃないっつってたのに。それとも男でもいいやって思えるくらい俺が良かった?」
「…………」
「三上さんって小学校の時とか好きなコいじめてたろ?」
「…………」
「ホントはさー、俺に飯作らせてたのもわざとだったりする?」
「…………」
「偶然再会したってだけだもんなあ。どこまで俺のコト繋ぎ止めておけるか悩んでみたり?」
「…………」
「あ。あの裏道で俺のこと見た時、もしかして運命なんか感じちゃった?」
「…………」
「実は俺とまた会えてすっげえ嬉し…」

長く降り積もった俺の恨みは、こういう軽い精神的攻撃によって簡単に発散される。だけど三上の場合は数秒間のストレスを与えられただけで、重厚な威圧的攻撃を繰り出さずにはいられなくなるらしい。
ちょっと言葉でいじってみただけなのに。その質問を投げつけてやろうとしたら、突如ガバッと体を押し退けられた。くっ付いていた距離が離れ、それでも近い位置から三上と目を合わせる事になる。
ヤベって思った。瞬時に背筋が凍った。だけど三上の目的は報復ではなかった。光の速さで降ってきたソレ。

「るッせえな嬉しかったよ悪いかこの馬鹿がとっとと寝ろ!!」
「…………」

なんか一気に怒鳴られてすぐには頭に入って来ない。
だけど言われた事を脳内に届ける前に三上が俺を再び抱きしめたから、怒らせるには怒らせたけどコイツ俺の事すっごく好きなんだろうなって言うのは理解ができた。

「………三上さん」
「…………」

呼んでも返事はない。静かな部屋の中で、たった今捲し立てられたことが徐々に頭の中で整理されていく。
なんだかな。この人かなり分かりづらいよ。

「……おやすみ」

返答を期待せずに小さく言葉にすると、俺を抱くその腕にぎゅっと力が籠められた。そうして付け足すように一言、ごくごく小声で「言うんじゃなかった」と。呟いた三上は取り敢えずカワイイ。
心の底からそう思ってしまった俺は、もうとっくに終わっているんだろう。それを認めざるを得なくなった。
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