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第3章、俺達が出来る事。
第3話、魔族襲来!!
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俺達の旅は順調に続いていた。
次の町まで2~3日と言ったところだ。
レツガも戦闘を何度か経験し、俺達との連携にも慣れてきている。
ここで俺達【森林の伊吹】のステータスを紹介しておこう。
◇
マサムネ
【森林の伊吹】パーティーリーダー
【テイマー】レベル5
HP1500/1500
MP2100/2100
【スキル】
・テイム、レベル5
・亜空間、レベル6
・身体強化、レベル6
・自動マッピング【レベル6】
・鑑定、レベル6
スキル習得率、スキル伸び率、魔法習得率、魔法伸び率、HP、MP、それぞれ3倍
【魔法】
【火魔法】レベル6
・ファイヤーボール(火の玉を飛ばす)
・ファイヤーアロー(火の矢を飛ばす)
・ファイヤーウォール(火の壁)
・ファイヤーボム(爆発する火の玉を飛ばし広範囲にダメージ)
・パワーブースト(力アップ)
・ファイヤーアローレイン(複数の火の矢を飛ばす)
【光魔法】レベル5
・ヒール(小回復)
・ホーリーアロー(光の矢を飛ばす)
・キュア(毒や麻痺等の状態異常回復)
・ホーリーサークル(光の円形の壁)
・エリアヒール(複数の仲間を小回復)
◇
ハクヨウ
【マサムネの従魔】
HP500(+150)
MP1800(+200)
※()内の数値は、リンクの効果
【スキル】
・賢者の波動
・森林の加護
・リンク
【魔法】
【風魔法】レベル8
・ウィンドカッター(風の刃を飛ばす)
・アクセルウィンド(素早さアップ)
・ウィンドアロー(風の矢を飛ばす)
・ウィンドカッターワイド(幅広の風の刃を飛ばす)
・ボルテック(雷撃を飛ばす)
・トルネード(広範囲の強魔法攻撃)
・エンチャント(風or雷の属性を武器に付与する)
・サンダーストーム(雷を纏う巨大な竜巻)
【土魔法】レベル5
・アースショット(石の礫を飛ばす)
・アースウォール(土の壁を作る)
・アースハンマー(大きな岩を敵の頭上から落とす)
・アースヒール(継続で小回復する)
・アースクエイク(敵の足元を揺らしダメージ+足を止める)
◇
コウ
【森林の伊吹】サブリーダー
【剣士レベル6】※レベルが上がる毎に剣での攻撃力アップ(1レベルで+15%)
HP730/730
MP120/120
【スキル】
・剣術、レベル7
・身体強化、レベル6
・騎士の心
【魔法】
【水魔法】レベル4
・ウォーターショット(水の玉を飛ばす)
・ウォーターアロー(水の矢を飛ばす)
・ウォーターカノン(巨大な水の玉を飛ばす)
・ウォーターフィールド(水を広範囲に撒き散らし水魔法の威力を上げる。効果25%アップ。また水に弱いモンスターの能力を少し下げる)
◇
レツガ
【マサムネの従魔】
HP350/350(+200)
MP70/70(+50)
※()内の数値は、大地の祈りの効果
【スキル】
・大地の祈り
・耐える心
・咆哮
【魔法】
【土魔法】レベル2
・アースショット
・アースウォール
◇
俺達の成長を感じながら、歩き続ける。
そして2日後、やっと町の姿が見えてきた。
だが俺達を待っていたのは考えもしない光景だった。
町の外周を囲む大きな石の壁、それが何ヵ所か壊されていて町の中が見えている。
それに門があった場所は大きな爆発の被害にあったのか、門の残骸は粉々に吹き飛んでいる。
まだそれほど時間が経っていないのか、まだ町のいたる所から煙が上がっている。
警戒しながら町に近付くと、何人もの人が倒れていた。
良く見ると、兵士や商人、人族や亜人族など多種多様に渡っている。
確認していないが、皆死んでるようだ。
「いったい何があったんだ?」
「これは酷いでゴザル………」
血や人の身体の一部と思われる物もあり、大量虐殺されたのだろうか、余りにも酷い状況だった。
「このシルファルと言う町は、ガーディッシュよりも人口が多く、活気溢れる町だとギルドマスターが言っていたでゴザル、それが何と言う……」
俺もコウも言葉を失い呆然とする。
ハクヨウとレツガは、その中でも周囲を警戒してくれていた。
その様子を見て俺は我に返る。
「とにかく誰かまだ生きている人が居るかも知れない、皆で探してみよう!」
「分かったでゴザル!」
『ピー!』(わかったー)
『グアー!』
俺とハクヨウ、コウとレツガ、二手に別れ捜索する事にした。
本当は纏まって捜索した方が安全なのかも知れないが、町は広大だ。
探す時間を考えると別れる事にした。
それからしばらく町を周り捜索していったが、生きている人はいなかった。
ただ破壊された家屋と人の一部が残るのみだった。
余りにも酷い有り様に込み上げてくるものがある。
それから暫くしてコウ達と合流した。
「どうだった?」
「駄目でゴザル、動く人の気配が全く無かったでゴザル」
「俺の方もだ、本当に何があったんだ?」
「モンスターの群れに襲われたのではゴザらんか?」
「たぶん違うと思う。モンスターの大群にに襲われたとしたら、モンスターの死体があるだろうし、何より家の原型が無い程に粉々に出来るとは思わない、それに門や城壁を見ると恐らく魔法の攻撃だと思う、そんな魔法を使うモンスターが何体もいたら世界はとっくに滅びてるんじゃないか?」
「確かに……そうでゴザルな」
「たぶん少ない数で、下手すれば単体の可能性もある」
「もう一度、町をまわってみよう。探し残しがあるかもしれない」
再び町に行こうと歩き出した時だった。
突然、凄まじいプレッシャーが俺達を襲った。
無意識に体が震え汗が吹き出してくる。
それは俺だけでは無かった。
俺以外のメンバーもそうで、全員が体を震わせ顔色が悪くなっている。
「こ、このプレッシャーは何だ!?こんなに濃い殺気、オークキングの時でもこんなに震えなかったぞ!」
「グゥ…これはモンスターの域を遥かに超えてるでゴザル!」
プレッシャーを感じる方向を見る。
その場所は破壊されず残った城壁の上だった。
見た目は人族に近かったが背中には羽が生え、頭には二本の角あり、そして肌は青白く俺達を見る目は血の様な紅に輝いていた。
「な!?あ、あれはまさか!」
コウがかなり動揺している。
「コウ!アレが何か分かるのか!?」
「あ、アレは恐らく…………魔族!」
コウは明らかに恐怖を感じていた。
「魔族!?もしかして町をこんな風にしたのは……」
「恐らく………」
今まで経験した事の無い程の圧倒的な存在感を出す存在、そして俺達を見ているだけで俺達に恐怖を感じさせる存在。
その存在は、俺達をただ見据えていた。
そして、この後の死闘を通じて感じるのである。
圧倒的な悪の力を。
次の町まで2~3日と言ったところだ。
レツガも戦闘を何度か経験し、俺達との連携にも慣れてきている。
ここで俺達【森林の伊吹】のステータスを紹介しておこう。
◇
マサムネ
【森林の伊吹】パーティーリーダー
【テイマー】レベル5
HP1500/1500
MP2100/2100
【スキル】
・テイム、レベル5
・亜空間、レベル6
・身体強化、レベル6
・自動マッピング【レベル6】
・鑑定、レベル6
スキル習得率、スキル伸び率、魔法習得率、魔法伸び率、HP、MP、それぞれ3倍
【魔法】
【火魔法】レベル6
・ファイヤーボール(火の玉を飛ばす)
・ファイヤーアロー(火の矢を飛ばす)
・ファイヤーウォール(火の壁)
・ファイヤーボム(爆発する火の玉を飛ばし広範囲にダメージ)
・パワーブースト(力アップ)
・ファイヤーアローレイン(複数の火の矢を飛ばす)
【光魔法】レベル5
・ヒール(小回復)
・ホーリーアロー(光の矢を飛ばす)
・キュア(毒や麻痺等の状態異常回復)
・ホーリーサークル(光の円形の壁)
・エリアヒール(複数の仲間を小回復)
◇
ハクヨウ
【マサムネの従魔】
HP500(+150)
MP1800(+200)
※()内の数値は、リンクの効果
【スキル】
・賢者の波動
・森林の加護
・リンク
【魔法】
【風魔法】レベル8
・ウィンドカッター(風の刃を飛ばす)
・アクセルウィンド(素早さアップ)
・ウィンドアロー(風の矢を飛ばす)
・ウィンドカッターワイド(幅広の風の刃を飛ばす)
・ボルテック(雷撃を飛ばす)
・トルネード(広範囲の強魔法攻撃)
・エンチャント(風or雷の属性を武器に付与する)
・サンダーストーム(雷を纏う巨大な竜巻)
【土魔法】レベル5
・アースショット(石の礫を飛ばす)
・アースウォール(土の壁を作る)
・アースハンマー(大きな岩を敵の頭上から落とす)
・アースヒール(継続で小回復する)
・アースクエイク(敵の足元を揺らしダメージ+足を止める)
◇
コウ
【森林の伊吹】サブリーダー
【剣士レベル6】※レベルが上がる毎に剣での攻撃力アップ(1レベルで+15%)
HP730/730
MP120/120
【スキル】
・剣術、レベル7
・身体強化、レベル6
・騎士の心
【魔法】
【水魔法】レベル4
・ウォーターショット(水の玉を飛ばす)
・ウォーターアロー(水の矢を飛ばす)
・ウォーターカノン(巨大な水の玉を飛ばす)
・ウォーターフィールド(水を広範囲に撒き散らし水魔法の威力を上げる。効果25%アップ。また水に弱いモンスターの能力を少し下げる)
◇
レツガ
【マサムネの従魔】
HP350/350(+200)
MP70/70(+50)
※()内の数値は、大地の祈りの効果
【スキル】
・大地の祈り
・耐える心
・咆哮
【魔法】
【土魔法】レベル2
・アースショット
・アースウォール
◇
俺達の成長を感じながら、歩き続ける。
そして2日後、やっと町の姿が見えてきた。
だが俺達を待っていたのは考えもしない光景だった。
町の外周を囲む大きな石の壁、それが何ヵ所か壊されていて町の中が見えている。
それに門があった場所は大きな爆発の被害にあったのか、門の残骸は粉々に吹き飛んでいる。
まだそれほど時間が経っていないのか、まだ町のいたる所から煙が上がっている。
警戒しながら町に近付くと、何人もの人が倒れていた。
良く見ると、兵士や商人、人族や亜人族など多種多様に渡っている。
確認していないが、皆死んでるようだ。
「いったい何があったんだ?」
「これは酷いでゴザル………」
血や人の身体の一部と思われる物もあり、大量虐殺されたのだろうか、余りにも酷い状況だった。
「このシルファルと言う町は、ガーディッシュよりも人口が多く、活気溢れる町だとギルドマスターが言っていたでゴザル、それが何と言う……」
俺もコウも言葉を失い呆然とする。
ハクヨウとレツガは、その中でも周囲を警戒してくれていた。
その様子を見て俺は我に返る。
「とにかく誰かまだ生きている人が居るかも知れない、皆で探してみよう!」
「分かったでゴザル!」
『ピー!』(わかったー)
『グアー!』
俺とハクヨウ、コウとレツガ、二手に別れ捜索する事にした。
本当は纏まって捜索した方が安全なのかも知れないが、町は広大だ。
探す時間を考えると別れる事にした。
それからしばらく町を周り捜索していったが、生きている人はいなかった。
ただ破壊された家屋と人の一部が残るのみだった。
余りにも酷い有り様に込み上げてくるものがある。
それから暫くしてコウ達と合流した。
「どうだった?」
「駄目でゴザル、動く人の気配が全く無かったでゴザル」
「俺の方もだ、本当に何があったんだ?」
「モンスターの群れに襲われたのではゴザらんか?」
「たぶん違うと思う。モンスターの大群にに襲われたとしたら、モンスターの死体があるだろうし、何より家の原型が無い程に粉々に出来るとは思わない、それに門や城壁を見ると恐らく魔法の攻撃だと思う、そんな魔法を使うモンスターが何体もいたら世界はとっくに滅びてるんじゃないか?」
「確かに……そうでゴザルな」
「たぶん少ない数で、下手すれば単体の可能性もある」
「もう一度、町をまわってみよう。探し残しがあるかもしれない」
再び町に行こうと歩き出した時だった。
突然、凄まじいプレッシャーが俺達を襲った。
無意識に体が震え汗が吹き出してくる。
それは俺だけでは無かった。
俺以外のメンバーもそうで、全員が体を震わせ顔色が悪くなっている。
「こ、このプレッシャーは何だ!?こんなに濃い殺気、オークキングの時でもこんなに震えなかったぞ!」
「グゥ…これはモンスターの域を遥かに超えてるでゴザル!」
プレッシャーを感じる方向を見る。
その場所は破壊されず残った城壁の上だった。
見た目は人族に近かったが背中には羽が生え、頭には二本の角あり、そして肌は青白く俺達を見る目は血の様な紅に輝いていた。
「な!?あ、あれはまさか!」
コウがかなり動揺している。
「コウ!アレが何か分かるのか!?」
「あ、アレは恐らく…………魔族!」
コウは明らかに恐怖を感じていた。
「魔族!?もしかして町をこんな風にしたのは……」
「恐らく………」
今まで経験した事の無い程の圧倒的な存在感を出す存在、そして俺達を見ているだけで俺達に恐怖を感じさせる存在。
その存在は、俺達をただ見据えていた。
そして、この後の死闘を通じて感じるのである。
圧倒的な悪の力を。
応援ありがとうございます!
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