45 / 81
第4章、襲い来る強者達。
第8話、ダンジョンでの激闘!
しおりを挟む
取り残された人を助ける為に横穴を進んでいく。
200メートルくらい進んだ先に事故現場らしき場所があった。
そこは開けた場所になっていて体育館と同じくらいの広さがあり天井までの高さは4メートルくらいの空間だった。
良く見ると右の前方に崩れた所があった。
そこからモンスターが出てきたみたいだな。
そこから少し離れた場所にドワーフがいた。
手にはツルハシを持っている。
そして、そのドワーフの前には見上げる程の巨体のモンスターがドワーフと睨み合っていた。
「この野郎!近づくんじゃねぇ!!」
ツルハシを振り回し、モンスターを牽制するドワーフ『グゥグゴゴァァア』と声なのか岩が擦れた様な音を出し威嚇するモンスターが一歩一歩鈍い音を立てドワーフに近付いていく。
攻撃圏内に入ったのか、モンスターは丸太のような腕を振り上げドワーフに襲いかかった。
「やばい!」
間に合わない!?思わず声が出た。
『アースウォール!!』
ドワーフに腕が当たる寸前にハクヨウがアースウォールを発動した。
モンスターの足下にアースウォールを生成してバランスを崩しモンスターを背中から転ばせる。
「ハクヨウナイスだ!」
その隙にと俺達はドワーフの前に立ちモンスターと向かい合った。
まずはいつもの鑑定先生の出番です。
「鑑定」
◇
【ミスリルゴーレム】レア度S、5000歳。
HP20000/20000
MP500/500
【スキル】
・HP自動回復(大)
・アースクラッシュ(地面を両腕で叩き地震を起こして攻撃する)
・ナックルショット(肘から先のパーツを飛ばし離れた敵に攻撃する)
*ロ○ットパンチではありません。
【魔法】
・土魔法(レベル7)
【ミスリルゴーレム】
レア度Sのモンスター、ボディーはミスリルで出来ており守備力と魔法防御力ともに最高ランクの硬さを誇る。
そしてその巨体を活かした攻撃も凄まじく攻守に優れているが、動きは遅い。
*自動回復力が高く、コアを破壊しない限り急速に再生する。
※ゴーレムは、材質によってレア度が変わる。
種類は泥(E)、岩(D)、銅(C)、銀(B)、金(A)、ミスリル(S)、アダマンタイト(SS)、オリハルコン(SS+)となる。
◇
「うわぁ~メンドクセェ!ガイアドラゴンより硬いぞ!しかもミスリルゴーレムだから、物理も魔法も効きにくい!こりゃマジでメンドクセェ!」
「マサムネ殿、諦めて早々に倒すでゴザルよ!」
「え~と、私はどの魔法で行こうかな?」
『マスター!イケイケゴーゴー♪』
『ガウガウ!』(マスターなら大丈夫ですよ!)
緊迫した状況と縁遠いやり取りをしている俺達を見て、取り残されたドワーフが苦笑いしていた。
「良し!火力を集めてアイツの防御をぶち抜くぞ!」
俺の声を合図に一斉に魔法が放たれる。
『グオォォォォオ!!』
着弾する直前、ゴーレムの雄叫びを上げ空間を震わせた。
俺達の魔法とゴーレムの雄叫びの衝撃波がぶつかり合い凄まじい衝撃と爆音が鳴り響き土煙が舞う。
一瞬、横穴が崩れるんじゃないかと思ったけど、かなり硬い岩盤なのか大丈夫そうだ。
爆発で舞っていた土煙をゴーレムが腕を大きく振り突風をおこし吹き飛ばし無傷で姿を現す。
「やっぱカテーな!!」
こりゃ時間が掛かりそうだ。
「武器で攻撃しても武器の方が先にイカれそうだしな~。ん~?うん…そうだ」
良い考えが浮かび、思わず笑みが浮かぶ。
「マサムネ殿、何か凄く悪い顔をしてるでゴザルな……」
「へ?そ、そんな事ねーし!」
「マサムネさん?ダメですよ?悪い事はいけません!」
え~何故か責められている。
ナゼだ?げせぬ。
「と、とにかく!俺に考えがあるから任せてくれ!」
ジト目に少し戸惑いながらも、脳内で作戦を構築していく。
「最初に俺とリリムそしてレツガは火魔法をぶちかます。しばらく火魔法を当て続けて身体が熱を持ったら俺達はいったん下がる。次にコウとハクヨウが前に出て最大級の水魔法をヤツに放ってくれ」
「何故その様なことをするのでゴザル?」
皆が不思議そうに見ている。
「とにかく今は俺の言った事をやってみてくれ!それよりもヤツが来るぞ!」
俺の声に反応して皆もゴーレムを見る。
「レツガは左に移動、リリムは右に移動してくれ」
「ハイ!『ガウ!』」
三方向に分れたのを見てゴーレムが足を止めて俺達3人を一通り見ると俺に向かって歩き出した。
ズシンズシンと地面を揺らしながら近付いてくる。
俺まで10メートルになったのを見て合図を出す。
「今だ!」
俺とリリムとレツガが、それぞれ火魔法の【フレイムバースト】をゴーレムに放つ。
『グオォォォォオ!』
魔法を受けるとゴーレムが叫びながら足を止めた。
「まだだ!もっと魔力を込めろ!」
更に火力が上がっていく、次第にゴーレムの体が熱により赤みを帯びていく。
俺にまで熱が届く、さすがに熱すぎて少し距離を取る。
それに合わせリリムとレツガも後退していきながらも火魔法を放ち続ける。
『ゴガァァァァア!』ゴーレムが膝をつき声をあげる。
「次だ!コウとハクヨウは水魔法をすぐ放ってくれ!俺とレツガは下がりコウとハクヨウと後退。リリムはそのまま残ってアブソリュートを一緒に放ってくれ!」
「「『了解!』」」
代わった二人とリリムの三人が水魔法の【アブソリュート ゼロ】をゴーレムに放つ。
熱せられかなりの高温まで上がったゴーレムの体が絶対零度の冷気で急速に冷やされていく。
『グ、グガガガ………』もがいていたゴーレムの動きが次第に止まる。
ピシッと割れる音と共にゴーレムの左肩から右の腰にかけてヒビがどんどん広がっていく。
「良し思った通りだ!最後だ!皆で武器を使って攻撃するぞ!今なら簡単に砕けるはずだ!」
俺とコウが武器で、レツガが爪で攻撃をしていく
剣やレツガの爪の一撃を受ける度にミスリルの身体にヒビが入りどんどん砕けていく。
「レツガ!ハウリング!!」
俺とコウがゴーレムにから距離を取るレツガがハウリングを発動、音の震動で一気にゴーレムが崩れると胸の部分からバレーボール程の銀色に輝くコアが見えた。
「トドメだぁ~!!」
俺は身体強化を発動し一気に距離を詰めると剣でコアを真っ二つに切り裂いた。
そして『ガ!』と一言だけ発したゴーレムはガラス砕けた様な音を響かせると粉々に砕け散り消えた。
「フゥ~……疲れた……」
初めてのダンジョンで、初モンスターと遭遇し時間が掛かったけど、何とか倒す事が出来た。
こうして中々ハードなダンジョンアタックが始まったのだった。
200メートルくらい進んだ先に事故現場らしき場所があった。
そこは開けた場所になっていて体育館と同じくらいの広さがあり天井までの高さは4メートルくらいの空間だった。
良く見ると右の前方に崩れた所があった。
そこからモンスターが出てきたみたいだな。
そこから少し離れた場所にドワーフがいた。
手にはツルハシを持っている。
そして、そのドワーフの前には見上げる程の巨体のモンスターがドワーフと睨み合っていた。
「この野郎!近づくんじゃねぇ!!」
ツルハシを振り回し、モンスターを牽制するドワーフ『グゥグゴゴァァア』と声なのか岩が擦れた様な音を出し威嚇するモンスターが一歩一歩鈍い音を立てドワーフに近付いていく。
攻撃圏内に入ったのか、モンスターは丸太のような腕を振り上げドワーフに襲いかかった。
「やばい!」
間に合わない!?思わず声が出た。
『アースウォール!!』
ドワーフに腕が当たる寸前にハクヨウがアースウォールを発動した。
モンスターの足下にアースウォールを生成してバランスを崩しモンスターを背中から転ばせる。
「ハクヨウナイスだ!」
その隙にと俺達はドワーフの前に立ちモンスターと向かい合った。
まずはいつもの鑑定先生の出番です。
「鑑定」
◇
【ミスリルゴーレム】レア度S、5000歳。
HP20000/20000
MP500/500
【スキル】
・HP自動回復(大)
・アースクラッシュ(地面を両腕で叩き地震を起こして攻撃する)
・ナックルショット(肘から先のパーツを飛ばし離れた敵に攻撃する)
*ロ○ットパンチではありません。
【魔法】
・土魔法(レベル7)
【ミスリルゴーレム】
レア度Sのモンスター、ボディーはミスリルで出来ており守備力と魔法防御力ともに最高ランクの硬さを誇る。
そしてその巨体を活かした攻撃も凄まじく攻守に優れているが、動きは遅い。
*自動回復力が高く、コアを破壊しない限り急速に再生する。
※ゴーレムは、材質によってレア度が変わる。
種類は泥(E)、岩(D)、銅(C)、銀(B)、金(A)、ミスリル(S)、アダマンタイト(SS)、オリハルコン(SS+)となる。
◇
「うわぁ~メンドクセェ!ガイアドラゴンより硬いぞ!しかもミスリルゴーレムだから、物理も魔法も効きにくい!こりゃマジでメンドクセェ!」
「マサムネ殿、諦めて早々に倒すでゴザルよ!」
「え~と、私はどの魔法で行こうかな?」
『マスター!イケイケゴーゴー♪』
『ガウガウ!』(マスターなら大丈夫ですよ!)
緊迫した状況と縁遠いやり取りをしている俺達を見て、取り残されたドワーフが苦笑いしていた。
「良し!火力を集めてアイツの防御をぶち抜くぞ!」
俺の声を合図に一斉に魔法が放たれる。
『グオォォォォオ!!』
着弾する直前、ゴーレムの雄叫びを上げ空間を震わせた。
俺達の魔法とゴーレムの雄叫びの衝撃波がぶつかり合い凄まじい衝撃と爆音が鳴り響き土煙が舞う。
一瞬、横穴が崩れるんじゃないかと思ったけど、かなり硬い岩盤なのか大丈夫そうだ。
爆発で舞っていた土煙をゴーレムが腕を大きく振り突風をおこし吹き飛ばし無傷で姿を現す。
「やっぱカテーな!!」
こりゃ時間が掛かりそうだ。
「武器で攻撃しても武器の方が先にイカれそうだしな~。ん~?うん…そうだ」
良い考えが浮かび、思わず笑みが浮かぶ。
「マサムネ殿、何か凄く悪い顔をしてるでゴザルな……」
「へ?そ、そんな事ねーし!」
「マサムネさん?ダメですよ?悪い事はいけません!」
え~何故か責められている。
ナゼだ?げせぬ。
「と、とにかく!俺に考えがあるから任せてくれ!」
ジト目に少し戸惑いながらも、脳内で作戦を構築していく。
「最初に俺とリリムそしてレツガは火魔法をぶちかます。しばらく火魔法を当て続けて身体が熱を持ったら俺達はいったん下がる。次にコウとハクヨウが前に出て最大級の水魔法をヤツに放ってくれ」
「何故その様なことをするのでゴザル?」
皆が不思議そうに見ている。
「とにかく今は俺の言った事をやってみてくれ!それよりもヤツが来るぞ!」
俺の声に反応して皆もゴーレムを見る。
「レツガは左に移動、リリムは右に移動してくれ」
「ハイ!『ガウ!』」
三方向に分れたのを見てゴーレムが足を止めて俺達3人を一通り見ると俺に向かって歩き出した。
ズシンズシンと地面を揺らしながら近付いてくる。
俺まで10メートルになったのを見て合図を出す。
「今だ!」
俺とリリムとレツガが、それぞれ火魔法の【フレイムバースト】をゴーレムに放つ。
『グオォォォォオ!』
魔法を受けるとゴーレムが叫びながら足を止めた。
「まだだ!もっと魔力を込めろ!」
更に火力が上がっていく、次第にゴーレムの体が熱により赤みを帯びていく。
俺にまで熱が届く、さすがに熱すぎて少し距離を取る。
それに合わせリリムとレツガも後退していきながらも火魔法を放ち続ける。
『ゴガァァァァア!』ゴーレムが膝をつき声をあげる。
「次だ!コウとハクヨウは水魔法をすぐ放ってくれ!俺とレツガは下がりコウとハクヨウと後退。リリムはそのまま残ってアブソリュートを一緒に放ってくれ!」
「「『了解!』」」
代わった二人とリリムの三人が水魔法の【アブソリュート ゼロ】をゴーレムに放つ。
熱せられかなりの高温まで上がったゴーレムの体が絶対零度の冷気で急速に冷やされていく。
『グ、グガガガ………』もがいていたゴーレムの動きが次第に止まる。
ピシッと割れる音と共にゴーレムの左肩から右の腰にかけてヒビがどんどん広がっていく。
「良し思った通りだ!最後だ!皆で武器を使って攻撃するぞ!今なら簡単に砕けるはずだ!」
俺とコウが武器で、レツガが爪で攻撃をしていく
剣やレツガの爪の一撃を受ける度にミスリルの身体にヒビが入りどんどん砕けていく。
「レツガ!ハウリング!!」
俺とコウがゴーレムにから距離を取るレツガがハウリングを発動、音の震動で一気にゴーレムが崩れると胸の部分からバレーボール程の銀色に輝くコアが見えた。
「トドメだぁ~!!」
俺は身体強化を発動し一気に距離を詰めると剣でコアを真っ二つに切り裂いた。
そして『ガ!』と一言だけ発したゴーレムはガラス砕けた様な音を響かせると粉々に砕け散り消えた。
「フゥ~……疲れた……」
初めてのダンジョンで、初モンスターと遭遇し時間が掛かったけど、何とか倒す事が出来た。
こうして中々ハードなダンジョンアタックが始まったのだった。
10
お気に入りに追加
1,310
あなたにおすすめの小説
荷物持ちだけど最強です、空間魔法でラクラク発明
まったりー
ファンタジー
主人公はダンジョンに向かう冒険者の荷物を持つポーターと言う職業、その職業に必須の収納魔法を持っていないことで悲惨な毎日を過ごしていました。
そんなある時仕事中に前世の記憶がよみがえり、ステータスを確認するとユニークスキルを持っていました。
その中に前世で好きだったゲームに似た空間魔法があり街づくりを始めます、そしてそこから人生が思わぬ方向に変わります。
ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
リョンコ
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
~クラス召喚~ 経験豊富な俺は1人で歩みます
無味無臭
ファンタジー
久しぶりに異世界転生を体験した。だけど周りはビギナーばかり。これでは俺が巻き込まれて死んでしまう。自称プロフェッショナルな俺はそれがイヤで他の奴と離れて生活を送る事にした。天使には魔王を討伐しろ言われたけど、それは面倒なので止めておきます。私はゆっくりのんびり異世界生活を送りたいのです。たまには自分の好きな人生をお願いします。
はずれスキル『本日一粒万倍日』で金も魔法も作物もなんでも一万倍 ~はぐれサラリーマンのスキル頼みな異世界満喫日記~
緋色優希
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて異世界へやってきたサラリーマン麦野一穂(むぎのかずほ)。得たスキルは屑(ランクレス)スキルの『本日一粒万倍日』。あまりの内容に爆笑され、同じように召喚に巻き込まれてきた連中にも馬鹿にされ、一人だけ何一つ持たされず荒城にそのまま置き去りにされた。ある物と言えば、水の樽といくらかの焼き締めパン。どうする事もできずに途方に暮れたが、スキルを唱えたら水樽が一万個に増えてしまった。また城で見つけた、たった一枚の銀貨も、なんと銀貨一万枚になった。どうやら、あれこれと一万倍にしてくれる不思議なスキルらしい。こんな世界で王様の助けもなく、たった一人どうやって生きたらいいのか。だが開き直った彼は『住めば都』とばかりに、スキル頼みでこの異世界での生活を思いっきり楽しむ事に決めたのだった。
『希望の実』拾い食いから始まる逆転ダンジョン生活!
IXA
ファンタジー
30年ほど前、地球に突如として現れたダンジョン。
無限に湧く資源、そしてレベルアップの圧倒的な恩恵に目をつけた人類は、日々ダンジョンの研究へ傾倒していた。
一方特にそれは関係なく、生きる金に困った私、結城フォリアはバイトをするため、最低限の体力を手に入れようとダンジョンへ乗り込んだ。
甘い考えで潜ったダンジョン、しかし笑顔で寄ってきた者達による裏切り、体のいい使い捨てが私を待っていた。
しかし深い絶望の果てに、私は最強のユニークスキルである《スキル累乗》を獲得する--
これは金も境遇も、何もかもが最底辺だった少女が泥臭く苦しみながらダンジョンを探索し、知恵とスキルを駆使し、地べたを這いずり回って頂点へと登り、世界の真実を紐解く話
複数箇所での保存のため、カクヨム様とハーメルン様でも投稿しています
異世界で魔法が使えるなんて幻想だった!〜街を追われたので馬車を改造して車中泊します!〜え、魔力持ってるじゃんて?違います、電力です!
あるちゃいる
ファンタジー
山菜を採りに山へ入ると運悪く猪に遭遇し、慌てて逃げると崖から落ちて意識を失った。
気が付いたら山だった場所は平坦な森で、落ちたはずの崖も無かった。
不思議に思ったが、理由はすぐに判明した。
どうやら農作業中の外国人に助けられたようだ。
その外国人は背中に背負子と鍬を背負っていたからきっと近所の農家の人なのだろう。意外と流暢な日本語を話す。が、言葉の意味はあまり理解してないらしく、『県道は何処か?』と聞いても首を傾げていた。
『道は何処にありますか?』と言ったら、漸く理解したのか案内してくれるというので着いていく。
が、行けども行けどもどんどん森は深くなり、不審に思い始めた頃に少し開けた場所に出た。
そこは農具でも置いてる場所なのかボロ小屋が数軒建っていて、外国人さんが大声で叫ぶと、人が十数人ゾロゾロと小屋から出てきて、俺の周りを囲む。
そして何故か縄で手足を縛られて大八車に転がされ……。
⚠️超絶不定期更新⚠️
能力値カンストで異世界転生したので…のんびり生きちゃダメですか?
火産霊神
ファンタジー
私の異世界転生、思ってたのとちょっと違う…?
24歳OLの立花由芽は、ある日異世界転生し「ユメ」という名前の16歳の魔女として生きることに。その世界は魔王の脅威に怯え…ているわけでもなく、レベルアップは…能力値がカンストしているのでする必要もなく、能力を持て余した彼女はスローライフをおくることに。そう決めた矢先から何やらイベントが発生し…!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる