転生先は小説の‥…。

kei

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第二章 攻略対象二人目 ちょっと義兄は保留でお願いします。

お家に帰ろう ー②

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なるほど。

俺の葬儀だってことで母さん来たのか。

えっ? これが終わったら夫婦で陛下に挨拶に行くの? 

大変だね~

じゃあ、母さん暫くこの国にいるんだ。

なら俺母さんと帝国に行こー。いいだろ? 親父。







―――俺の母親



ゲーム上では鬼籍に入る人だった。だが俺が変えた。

俺を出産してからよく臥せる様になった。それから流行り病で亡くなるのだ。

俺が4歳で前世を思い出した時期が丁度母親が流行り病に罹った時だったのだ。

母親は隔離されていてレティエルとは会えていない。

ゲームではレティエルの魔力発現は母親の死がきっかけだったとあった。

時期的にレティエルの魔力が現れるころ。

だから俺はこっそり母親の元に行き魔力があることを告げたのだ。

初めは病がうつるからとレティエルを寄せ付けなかったのだが魔力があると伝えると母親は観念してレティエルと会ってくれたのだった。

それから俺は母親の協力の元、無事魔力発現ができた。



俺は魔力を使って母親の病気を治したのだ。

と言っても俺には癒しとか治癒とかできないよ。

体内に生じた異常を回復させる‥…と俺は思っていたよ。ずっとね。

だけど違った。

それはちょっとグロイ。

細菌とか回虫とか捕食するっぽい。

カビとかも。

なんでそんな能力?!と思った。微妙過ぎる。



でも魔力って成長と共に増加するし新たな能力を開化させることができるそうだ。

確かそんなことを聞いた気がする。



だから俺は帝国に行って、ちゃんと魔力について学んで新たな能力を開花させるんだ!

それで、思う存分魔法を使うんだ! 今から期待に胸をときめかしてんだよ。

俺の目標。

こんな微グロなのでなくて。

もちっと華やかなのがいい。だって女の子だもん(見た目)



続編でのレティエルの能力はイマイチ覚えてない。こんな微グロではなかった‥‥よな。

だけど彼女の能力はやばい認定されたんだ。なぜなんだろう。









そんなことより俺母さんに会いたいな。

本館おうちに帰りたいよー
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