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どうしたら良いのかな
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あの3人トリオのせいで、ゲームをすることになった。また罰ゲームあったらめんどくさいなー。
「よーし、始めるぞー!」
定番の古今東西ゲームや人狼をやったのだが、見事にまた負けてしまった。はあ、どうしたものか。しかもその罰ゲームがビリが一番抜けの願い事を叶えるというもの。一番抜けは、一ノ瀬だった。何をお願いされるのやら。ま、お姉ちゃん絡みかなー。
「願い事は考えとくわ」
一ノ瀬はそう言った。その後も私たちは少しの間、男子のところでおしゃべりをして、自分たちの部屋へと戻っていった。途中、林菜さんが忘れ物をしたと言って、戻っていった。私は、お腹が空いたので、一度部屋へ戻ったあとに自動販売機のお菓子を買いに行くことにした。こんな時間に間食は良くないけれど、修学旅行中は許してくれの気持ちで自分を甘やかすことにした。そのついでに、旅館内の庭園でも少しだけ散歩しようかと寄ってみる。
「一ノ瀬くん、お願いがあるの」
庭園の隅っこから話し声が聞こえる。どう考えても一ノ瀬に話しかけている林菜さんの声だとすぐに分かった。
お願い?もしや、今日の罰ゲームのお願いのこと?!こんなところで盗み聞きするなんて本当に申し訳ないと思うが、そう思い帰ろうとしたときには全てが聞こえてしまった。
「私とデートしてくれないかな?」
女の子が男の子に言うには告白と同等となるような発言をしている。林菜さんがあんなに楽しそうに話していた好きな人は、一ノ瀬だったのか。そこで、色々なことに納得がいった。
ということは私、めっちゃ邪魔してたじゃん。
「そんなことで良いのか?」
「……うん」
一ノ瀬、そんなことって何よ!全く、あいつは自分のことになるとほんと鈍感よね。
「良いぞ」
「ほんと!ありがとう……」
なんか青春だなー。今回、林菜さんと一緒に修学旅行を回ってみて、すごく良い子だし、もっと仲良くなりたいって思った。だからこそ、林菜さんの邪魔はしたくないな。お姉ちゃんのことはあるけど、今のところ何か私にできることはないし、ちょっと距離置いた方が良いのかな。
なんやかんやで、修学旅行1日目が終了し、2日目、3日目と過ぎていった。楽しい時間は本当にあっという間である。
「はあーついに帰る日かー。緑、時間戻して~」
「あいあいさー!」
「返事軽っ!戻さなかったら処刑やで~」
「そんなお厳しいですなー!」
「緑ちゃんの為なら時でもなんでも戻しますよー!」
「はいはーい」
「うわっ、緑ちゃん冷たい、、」
こんな感じで、私たちのグループは楽しく修学旅行を終えた。旅行する前よりかは、みんなとすごく打ち解けれた感じがする。でも、ちょっとだけ一ノ瀬と林菜さんに何とも言えない空気が流れているような気がするけれど。あの感じでだと、一ノ瀬も林菜さんが言ったお願いごとの意味を理解できたみたいね。良かった。一ノ瀬には、幸せになってほしいしね。まだお姉ちゃんとの仲が上手くいく可能性だってあるかもだけど、お姉ちゃんの方に何かない限り、正直難しいかもしれない。それなら、一ノ瀬のことを好きでいてくれる人と一緒になった方が良いんだよ。きっと。
「ほんとみんな、3泊4日間、ありがとう!めちゃくちゃ楽しかった!また明日から地獄の学校だけど、よろしくねー!」
「うん!こちらこそありがとー!!」
「緑ちゃんと周れて幸せだったよ!」
「ありがとなー」
「あ、ありがとうございます」
解散。ふうー疲れたけど、ほんと楽しかった。今回の大きな変化は、林菜さんと一ノ瀬の関係よね。あの2人、上手くいくと良いな。でも、そうなったらますます一ノ瀬とは今みたくはいられなくなるんだよね……。って、私何考えて。別に、一ノ瀬とはお姉ちゃんのことで仕方なく色々関わってただけだし。
「ただいまー」
「おかえり緑ー!会いたかったよー!お土産は?」
「お土産目当てすぎるわ!」
「そんなことないわよ!お姉ちゃんは可愛い妹がいなくて寂しかったのよー」
「とか言って、秋山さんとラブラブして私のことなんて忘れてたんでしょ」
「何そのメンヘラ彼女発言!まあ、秋山さんとはラブラブだけどね~」
「はいはーい」
やっぱりお姉ちゃんは秋山さんとラブラブかー。ま、私がいない間に何も起きてなくて良かったけど。
「よーし、始めるぞー!」
定番の古今東西ゲームや人狼をやったのだが、見事にまた負けてしまった。はあ、どうしたものか。しかもその罰ゲームがビリが一番抜けの願い事を叶えるというもの。一番抜けは、一ノ瀬だった。何をお願いされるのやら。ま、お姉ちゃん絡みかなー。
「願い事は考えとくわ」
一ノ瀬はそう言った。その後も私たちは少しの間、男子のところでおしゃべりをして、自分たちの部屋へと戻っていった。途中、林菜さんが忘れ物をしたと言って、戻っていった。私は、お腹が空いたので、一度部屋へ戻ったあとに自動販売機のお菓子を買いに行くことにした。こんな時間に間食は良くないけれど、修学旅行中は許してくれの気持ちで自分を甘やかすことにした。そのついでに、旅館内の庭園でも少しだけ散歩しようかと寄ってみる。
「一ノ瀬くん、お願いがあるの」
庭園の隅っこから話し声が聞こえる。どう考えても一ノ瀬に話しかけている林菜さんの声だとすぐに分かった。
お願い?もしや、今日の罰ゲームのお願いのこと?!こんなところで盗み聞きするなんて本当に申し訳ないと思うが、そう思い帰ろうとしたときには全てが聞こえてしまった。
「私とデートしてくれないかな?」
女の子が男の子に言うには告白と同等となるような発言をしている。林菜さんがあんなに楽しそうに話していた好きな人は、一ノ瀬だったのか。そこで、色々なことに納得がいった。
ということは私、めっちゃ邪魔してたじゃん。
「そんなことで良いのか?」
「……うん」
一ノ瀬、そんなことって何よ!全く、あいつは自分のことになるとほんと鈍感よね。
「良いぞ」
「ほんと!ありがとう……」
なんか青春だなー。今回、林菜さんと一緒に修学旅行を回ってみて、すごく良い子だし、もっと仲良くなりたいって思った。だからこそ、林菜さんの邪魔はしたくないな。お姉ちゃんのことはあるけど、今のところ何か私にできることはないし、ちょっと距離置いた方が良いのかな。
なんやかんやで、修学旅行1日目が終了し、2日目、3日目と過ぎていった。楽しい時間は本当にあっという間である。
「はあーついに帰る日かー。緑、時間戻して~」
「あいあいさー!」
「返事軽っ!戻さなかったら処刑やで~」
「そんなお厳しいですなー!」
「緑ちゃんの為なら時でもなんでも戻しますよー!」
「はいはーい」
「うわっ、緑ちゃん冷たい、、」
こんな感じで、私たちのグループは楽しく修学旅行を終えた。旅行する前よりかは、みんなとすごく打ち解けれた感じがする。でも、ちょっとだけ一ノ瀬と林菜さんに何とも言えない空気が流れているような気がするけれど。あの感じでだと、一ノ瀬も林菜さんが言ったお願いごとの意味を理解できたみたいね。良かった。一ノ瀬には、幸せになってほしいしね。まだお姉ちゃんとの仲が上手くいく可能性だってあるかもだけど、お姉ちゃんの方に何かない限り、正直難しいかもしれない。それなら、一ノ瀬のことを好きでいてくれる人と一緒になった方が良いんだよ。きっと。
「ほんとみんな、3泊4日間、ありがとう!めちゃくちゃ楽しかった!また明日から地獄の学校だけど、よろしくねー!」
「うん!こちらこそありがとー!!」
「緑ちゃんと周れて幸せだったよ!」
「ありがとなー」
「あ、ありがとうございます」
解散。ふうー疲れたけど、ほんと楽しかった。今回の大きな変化は、林菜さんと一ノ瀬の関係よね。あの2人、上手くいくと良いな。でも、そうなったらますます一ノ瀬とは今みたくはいられなくなるんだよね……。って、私何考えて。別に、一ノ瀬とはお姉ちゃんのことで仕方なく色々関わってただけだし。
「ただいまー」
「おかえり緑ー!会いたかったよー!お土産は?」
「お土産目当てすぎるわ!」
「そんなことないわよ!お姉ちゃんは可愛い妹がいなくて寂しかったのよー」
「とか言って、秋山さんとラブラブして私のことなんて忘れてたんでしょ」
「何そのメンヘラ彼女発言!まあ、秋山さんとはラブラブだけどね~」
「はいはーい」
やっぱりお姉ちゃんは秋山さんとラブラブかー。ま、私がいない間に何も起きてなくて良かったけど。
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