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  第5章 【豊日大王】が、世間では沈静化しつつあった【疾疫】に罹り崩御される!!

 〔68〕【大王】が危篤状態の渦中、【豊国法師】が【王宮】にて、病魔退散・病状快復の【祈祷】を行った!

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  【豊国法師】は【王宮】にて、用意されていた仏像、仏具を荘厳し、香を焚き、経を読み、【大王】の病魔退散・病状快復の【祈祷】を行った。

病みやつれ、痛ましい姿となっておられる【大王】は、病床にあって、合掌礼拝されていたが、病勢は好転しなかった。
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