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第27章 【日御子】が病床に臥している間、【叛乱軍】に【王都】制圧さる!!
〔410〕【女王陛下】が病床に倒れられた日の翌日、【ハリマ】【北陸・北越】出身の巫女達が一斉に姿を消していた!!
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【ヤマト王家】に【叛乱軍】が討ち入り、【王族】が皆捕らわれるまで、半日とかからなかった。
一方、【大神殿】では【ユリ・女王代行】が1200人の【巫女兵】を指揮し、200の死傷者を出しながらも、丸1日持ちこたえた。
これが、仮に【クヌ国軍】なら、この【王都・纒向】は、火矢攻めで、瞬時に大炎上したことであろう。
身内の【叛乱軍】であればこそ、後々の支配のために、この【王都】は可能な限り、無傷で、最小の犠牲で、手に入れる必要があったのである。
また、身内の軍勢だからこそ『対クヌ国戦の応援に来た』と言えば、【ヤマト国】の外郭国境の関所でも、易々と通過できたのである。
その日の夜になって、戦闘が、中断した頃を見計らって、【ミランダ】から【大神殿】の【ユリ】に【言霊交信】がなされた。
・・・【ユリ】様!【ミランダ】です・・・
・・・此度の叛乱の全貌が明らかになりました!・・・
・・・叛乱の首謀者は【タケミヒコ】です・・・
・・・彼奴の娘は【ハリマ国王妃】で、【ハリマ軍】と謀って、【クヌ国】と同盟を結び、謀叛を起こしたのです・・・
・・・私の夫【ヤマト国・国王暗殺】の黒幕も【タケミヒコ】だったのです・・・
・・・こちらの【大神殿】でも、【ハリマ】【北陸】【北越】【能登】出身の巫女全員が、【陛下】が病床に倒れられた日の翌日、失踪しているのです・・・
・・・訝しく思っておりましたが、そういうことだったのですね!・・・
一方、【大神殿】では【ユリ・女王代行】が1200人の【巫女兵】を指揮し、200の死傷者を出しながらも、丸1日持ちこたえた。
これが、仮に【クヌ国軍】なら、この【王都・纒向】は、火矢攻めで、瞬時に大炎上したことであろう。
身内の【叛乱軍】であればこそ、後々の支配のために、この【王都】は可能な限り、無傷で、最小の犠牲で、手に入れる必要があったのである。
また、身内の軍勢だからこそ『対クヌ国戦の応援に来た』と言えば、【ヤマト国】の外郭国境の関所でも、易々と通過できたのである。
その日の夜になって、戦闘が、中断した頃を見計らって、【ミランダ】から【大神殿】の【ユリ】に【言霊交信】がなされた。
・・・【ユリ】様!【ミランダ】です・・・
・・・此度の叛乱の全貌が明らかになりました!・・・
・・・叛乱の首謀者は【タケミヒコ】です・・・
・・・彼奴の娘は【ハリマ国王妃】で、【ハリマ軍】と謀って、【クヌ国】と同盟を結び、謀叛を起こしたのです・・・
・・・私の夫【ヤマト国・国王暗殺】の黒幕も【タケミヒコ】だったのです・・・
・・・こちらの【大神殿】でも、【ハリマ】【北陸】【北越】【能登】出身の巫女全員が、【陛下】が病床に倒れられた日の翌日、失踪しているのです・・・
・・・訝しく思っておりましたが、そういうことだったのですね!・・・
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