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  第27章 【日御子】が病床に臥している間、【叛乱軍】に【王都】制圧さる!!

 〔400〕【キララ妃】は、【ワカヒコ王太子】と共に【トヨ国】に入り、『【トヨ姫】を【旗頭】に【畿内】に進軍せよ!!』【2】

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  【カツミヒコ丞相】は、更に尋ねた。

「今ひとつ、お尋ねしたき儀が・・・?」

「【勅使殿】は先程、我が王家の【トヨ姫】を【軍の旗頭ハタガシラ】に、と仰ったが、12歳の少女をイクサに、しかも、あろう事か【旗頭】とは、如何なる存念か、お教え願いたい!?」


「これは、これは、失礼いたした!」
「御当家【トヨ王家】の御息女【トヨ姫】は【女王陛下の曾孫】であられる!」
「【陛下】は病床にお倒れになる直前、【聖なる大予言】とも云える【遺言】をノコされた!」

「皆の者!【陛下の勅命】である!!心して拝命せよ!!」



  【トヨ姫】を始め、その場の王家の全員、女官、警護兵までもが床にひれ伏した!

「【トヨ王家・トヨ姫】は【4代目・日輪の御子】である!』
『【姫】は13歳を期して、戦の最中に覚醒する!』
『【姫】は覚醒すれば、速やかに【超常能力】を用いて、【我ら人質】を敵・反乱軍から、奪還せしめよ!』


【トヨ姫】は驚愕と極度の緊張で、何も応えられなかった。

【姫】に代わって、母親であり、【ワカヒコ】の姉でもある【レミカ王妃】が応えた。

「娘に代わって、お応え申し上げまする!」
「【陛下の勅命】謹みて、お受け申し上げまする!」
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