352 / 449
第25章 【タニハ王家】の【レイカ大御所】の大往生と、【倭国丞相】にして【ヤマト国・国王】の【ヤマト】の崩御・昇天!
〔352〕【ヤマト丞相】の【寿陵(生前墓)】を【倭国】の総力を挙げて、築造せよ!!
しおりを挟む
【スミダヒコ王太子】と【ミランダ妃】は揃って、【女王の館】に【日御子】を訪ね、【ヤマト】の手術後報告を兼ね、今後の指示を仰いだ。
「義母上!」
「【ミランダ妃】のお陰をもちまして、【父上】の寿命が大幅に延びましてござりまする!」
「ミランダ!」
「【日輪の女神】はなんと仰った!?」
「はい!」
「余命数日のところ、私の力で、大幅に延命できた、との事!」
「さりながら、もう、二度と、意識回復はしないであろう、と!」
「さもあろう!」
「私の【予知】でも、術後の余命は、ほぼ1年と出た。」
「それまで、意識回復はせず、1年後には永眠され、崩御・昇天されるであろう!」
「【ヤマト丞相】は【倭国建国】の【最大功労者】であり、その【功績】において、右に出る者はいない!!」「故に、【丞相の葬儀】は【ヤマト国葬】ではなく、倭国初の【倭国葬】とする!!」
【日御子】は一呼吸おいて、【スミダヒコ】に命じた。
「そなたは【丞相】の【国葬】後、父親の後を継ぎ、【倭国丞相】兼【ヤマト国・国王】に就任なさい!」
「現時点においては、そなたに、【倭国丞相代行職】就任を命じます!」
「そして、【丞相代行】として、【倭国閣議】を統括しなさい!」
「そなたに最初の勅命を下します!」
「【ヤマト丞相】の【寿陵(生前墓)】を一年以内に【倭国の総力】を挙げて、築造せよ!!」
【スミダヒコ】は応えた。
「陛下の勅命、謹みて引き受けまする。」
「義母上!」
「【ミランダ妃】のお陰をもちまして、【父上】の寿命が大幅に延びましてござりまする!」
「ミランダ!」
「【日輪の女神】はなんと仰った!?」
「はい!」
「余命数日のところ、私の力で、大幅に延命できた、との事!」
「さりながら、もう、二度と、意識回復はしないであろう、と!」
「さもあろう!」
「私の【予知】でも、術後の余命は、ほぼ1年と出た。」
「それまで、意識回復はせず、1年後には永眠され、崩御・昇天されるであろう!」
「【ヤマト丞相】は【倭国建国】の【最大功労者】であり、その【功績】において、右に出る者はいない!!」「故に、【丞相の葬儀】は【ヤマト国葬】ではなく、倭国初の【倭国葬】とする!!」
【日御子】は一呼吸おいて、【スミダヒコ】に命じた。
「そなたは【丞相】の【国葬】後、父親の後を継ぎ、【倭国丞相】兼【ヤマト国・国王】に就任なさい!」
「現時点においては、そなたに、【倭国丞相代行職】就任を命じます!」
「そして、【丞相代行】として、【倭国閣議】を統括しなさい!」
「そなたに最初の勅命を下します!」
「【ヤマト丞相】の【寿陵(生前墓)】を一年以内に【倭国の総力】を挙げて、築造せよ!!」
【スミダヒコ】は応えた。
「陛下の勅命、謹みて引き受けまする。」
0
お気に入りに追加
228
あなたにおすすめの小説
独裁者・武田信玄
いずもカリーシ
歴史・時代
歴史の本とは別の視点で武田信玄という人間を描きます!
平和な時代に、戦争の素人が娯楽[エンターテイメント]の一貫で歴史の本を書いたことで、歴史はただ暗記するだけの詰まらないものと化してしまいました。
『事実は小説よりも奇なり』
この言葉の通り、事実の方が好奇心をそそるものであるのに……
歴史の本が単純で薄い内容であるせいで、フィクションの方が面白く、深い内容になっていることが残念でなりません。
過去の出来事ではありますが、独裁国家が民主国家を数で上回り、戦争が相次いで起こる『現代』だからこそ、この歴史物語はどこかに通じるものがあるかもしれません。
【第壱章 独裁者への階段】 国を一つにできない弱く愚かな支配者は、必ず滅ぶのが戦国乱世の習い
【第弐章 川中島合戦】 戦争の勝利に必要な条件は第一に補給、第二に地形
【第参章 戦いの黒幕】 人の持つ欲を煽って争いの種を撒き、愚かな者を操って戦争へと発展させる武器商人
【第肆章 織田信長の愛娘】 人間の生きる価値は、誰かの役に立つ生き方のみにこそある
【最終章 西上作戦】 人々を一つにするには、敵が絶対に必要である
この小説は『大罪人の娘』を補完するものでもあります。
(前編が執筆終了していますが、後編の執筆に向けて修正中です)
東洲斎写楽の懊悩
橋本洋一
歴史・時代
時は寛政五年。長崎奉行に呼ばれ出島までやってきた江戸の版元、蔦屋重三郎は囚われの身の異国人、シャーロック・カーライルと出会う。奉行からシャーロックを江戸で世話をするように脅されて、渋々従う重三郎。その道中、シャーロックは非凡な絵の才能を明らかにしていく。そして江戸の手前、箱根の関所で詮議を受けることになった彼ら。シャーロックの名を訊ねられ、咄嗟に出たのは『写楽』という名だった――江戸を熱狂した写楽の絵。描かれた理由とは? そして金髪碧眼の写楽が江戸にやってきた目的とは?
織田信長 -尾州払暁-
藪から犬
歴史・時代
織田信長は、戦国の世における天下統一の先駆者として一般に強くイメージされますが、当然ながら、生まれついてそうであるわけはありません。
守護代・織田大和守家の家来(傍流)である弾正忠家の家督を継承してから、およそ14年間を尾張(現・愛知県西部)の平定に費やしています。そして、そのほとんどが一族間での骨肉の争いであり、一歩踏み外せば死に直結するような、四面楚歌の道のりでした。
織田信長という人間を考えるとき、この彼の青春時代というのは非常に色濃く映ります。
そこで、本作では、天文16年(1547年)~永禄3年(1560年)までの13年間の織田信長の足跡を小説としてじっくりとなぞってみようと思いたった次第です。
毎週の月曜日00:00に次話公開を目指しています。
スローペースの拙稿ではありますが、お付き合いいただければ嬉しいです。
(2022.04.04)
※信長公記を下地としていますが諸出来事の年次比定を含め随所に著者の創作および定説ではない解釈等がありますのでご承知置きください。
※アルファポリスの仕様上、「HOTランキング用ジャンル選択」欄を「男性向け」に設定していますが、区別する意図はとくにありません。
土方歳三ら、西南戦争に参戦す
山家
歴史・時代
榎本艦隊北上せず。
それによって、戊辰戦争の流れが変わり、五稜郭の戦いは起こらず、土方歳三は戊辰戦争の戦野を生き延びることになった。
生き延びた土方歳三は、北の大地に屯田兵として赴き、明治初期を生き抜く。
また、五稜郭の戦い等で散った他の多くの男達も、史実と違えた人生を送ることになった。
そして、台湾出兵に土方歳三は赴いた後、西南戦争が勃発する。
土方歳三は屯田兵として、そして幕府歩兵隊の末裔といえる海兵隊の一員として、西南戦争に赴く。
そして、北の大地で再生された誠の旗を掲げる土方歳三の周囲には、かつての新選組の仲間、永倉新八、斎藤一、島田魁らが集い、共に戦おうとしており、他にも男達が集っていた。
(「小説家になろう」に投稿している「新選組、西南戦争へ」の加筆修正版です)
保健室の秘密...
とんすけ
大衆娯楽
僕のクラスには、保健室に登校している「吉田さん」という女の子がいた。
吉田さんは目が大きくてとても可愛らしく、いつも艶々な髪をなびかせていた。
吉田さんはクラスにあまりなじめておらず、朝のHRが終わると帰りの時間まで保健室で過ごしていた。
僕は吉田さんと話したことはなかったけれど、大人っぽさと綺麗な容姿を持つ吉田さんに密かに惹かれていた。
そんな吉田さんには、ある噂があった。
「授業中に保健室に行けば、性処理をしてくれる子がいる」
それが吉田さんだと、男子の間で噂になっていた。
新撰組のものがたり
琉莉派
歴史・時代
近藤・土方ら試衛館一門は、もともと尊王攘夷の志を胸に京へ上った。
ところが京の政治状況に巻き込まれ、翻弄され、いつしか尊王攘夷派から敵対視される立場に追いやられる。
近藤は弱気に陥り、何度も「新撰組をやめたい」とお上に申し出るが、聞き入れてもらえない――。
町田市小野路町の小島邸に残る近藤勇が出した手紙の数々には、一般に鬼の局長として知られる近藤の姿とは真逆の、弱々しい一面が克明にあらわれている。
近藤はずっと、新撰組を解散して多摩に帰りたいと思っていたのだ。
最新の歴史研究で明らかになった新撰組の実相を、真正面から描きます。
主人公は土方歳三。
彼の恋と戦いの日々がメインとなります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる