倭国女王・日御子の波乱万丈の生涯

第２４章 【魏の帝都・洛陽】に【遣魏使】を遣わし、【魏帝】から【銅鏡】を賜る！

〔３２３〕【司馬慰仲達】だからこそ、短期間（１年以内）で【燕】を滅亡できたのであり、他の将軍では長期戦となっていたであろう！

　　【司馬慰仲達】という将軍は【五丈原】で【諸葛亮孔明】と対峙する前は、北進する【呉軍】に対して【全戦全勝無敗】であり、【五丈原】で【孔明】の【空城の計】により、敗走『死せる孔明、生ける仲達を走らす！』して、１敗、地にまみれた（厳密には引き分けか！？）。


【正史・三国史】の数多くの名将の中で、最も優秀な【戦略・戦術家】が【孔明】であるならば、【仲達】は【No.２】であろう！

故に、【司馬慰仲達】だからこそ、短期間（１年以内）で【燕】を滅亡できたのであり、他の将軍では長期戦となり、南方の【呉】との挟撃で、逆に【魏】が滅亡していたかもしれない！と云われる所以ユエンである。



　　【燕】の【公孫淵】は稀代の策士であり、馬鹿ではない！

しかしながら、【公孫淵】にとって、【孔明】の【突然の死】は唯一の誤算だった、と云えよう！

【魏】にとって、【孔明の死】は【蜀】が弱小国に転落したことを意味し、【仲達】を西部戦線から、呼び戻し、【北部戦線】の対【燕】戦争の指揮を執らせる事が出来たのであった。

過去１年以上、他の将軍の指揮で、膠着状態で、やや不利に陥っていた【北部戦線】を半年余で、逆転させ、なおかつ【燕】を滅亡させることが出来たのは【司馬慰仲達】だからこそである！