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  第14章 【ナム王太子】討たれ、【ツモ国滅亡】により【新生倭国】建国及び、【女王・日御子】即位す!!

 〔170〕2頭の【白馬】と2頭の【栗毛馬】が全速力で、【敵陣営】の前を交差して走り抜けた!!

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  翌日の夕方、予定通り、ヤマトの【ラビナ姫】が【言霊交信神技テレパシー】で連絡して来た。


【ミカ妃】はすぐに返信した。

・・・例の【白髪混じりの初老の女】の件だけど・・・ 
・・・私の【越女剣】の師匠が『もしかしたら、私の元師匠かもしれない』って言うの!・・・
・・・でね、確認のために、【マリカ姫】と2人で、乗馬して、こちらに駆け抜けてほしいの!・・・



東から、【ヤマト軍】及び【タニハ軍】の先駆けとして【白馬】と【栗毛馬】の2頭の馬が全速力で【敵陣営】の前を駆け抜けるや、西から【イト軍】及び【キビ軍】の先駆けとして、【白馬】と【栗毛馬】の2頭の馬が全速力で、駆け抜けた。


その【敵陣営】の前を今度は、東へ走り去った2頭と、西へ走り去った二頭が【交差】するように、走り抜けた!


あたかも、4頭の馬で、これ見よがしに、威嚇する様を見せつけられて、あの【白髪混じりの初老の女】が出て来た。



  【敵陣営】が4頭の馬に注目している間に【ミカ】と【リャンニャン】は、その【初老の女】の顔が識別できる程の距離にある樹木の木陰に来ていた。


「やはり、元師匠の【ギョクラン】でした。」
「ミカ妃は此処で隠れていて下さい」
「私は死を覚悟で、戦います!」


「私なら大丈夫です。」
「共に戦います。」
「師匠は深手を負いますが、助かりまする!」


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