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  第12章 【ツモ国王家】の国土も軍兵も二分しての内戦勃発及び【ミアンカ王太女・夫君】の【タニハ王国葬】 

 〔142〕【ツモ国内戦】勃発で、【イワミ】において、東西両軍、初激突す!!

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  【タニハ王家】において、国葬がなされていた頃、【ナム王太子】の軍と、【カム王子】の【本家ツモ国】軍は【イワミ(鳥取砂丘の東部)】にて、激突した。

東軍は【ナム王太子】本人が指揮する【弓箭連隊】1000と【歩兵連隊】1000に対して、西軍は【カム王子】配下の将軍が指揮する【弓箭連隊】800と、【投石部隊】500を含む【歩兵連隊】1200と、両軍ほぼ同数で拮抗していた。


まず、双方共【矢戦】の応酬で、始まったが、両軍共に【半弓】であり、射程圏内で弓射するや、射程圏外に退く、という繰り返しで、戦端は膠着状態にあった。


ラチがあかないと思った【ナム王太子】は【弓箭連隊】と【歩兵連隊】の半数を割き、敵軍を大きく迂回ウカイさせ、敵本拠地を急襲すべく、進軍したが、あちこちに、間諜を配した【本家別動隊】に妨害されたりした。


そうこうしている内に、十分な兵糧を準備している【西軍】に比し、【東軍】は兵糧が枯渇コカツしかけていた。

本来なら。現地調達すべきであったが、敵国領では、難しく、手前の【タニハ国領】では、【同盟話】を断られ、尚更、難航した。

『ここはひとまず、撤退』との方針で、【本拠地】に戻り、出直すことにした。



  【タニハ王家】での【国葬】も、無事終了したハヤテ達【弔問使節団】は、【ツモ国内戦】は簡単には終わらないことを見越して、当分の間は、【タニハ国】を含めた【天孫族同盟国家】への戦闘挑発はないだろう、との結論に達した。
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