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第8章 【ミカ姫】は【日輪の女神】の長女の玄孫(孫の孫)のミアンカ王太女の嫡女!!
〔89〕【ミカ姫】の巨大【念動力《サイコキネシス》】
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・・・ミカは【両親の死】を認めたくなかったんじゃろうのォー・・・
・・・無謀にも、【時】を戻して、【両親の死】を無かったことにしようと念じよった!!・・・
・・・いくら【日輪の御子】でも【時】を戻すことなど不可能じゃ!!・・・
・・・されど、その念ずる力があまりにも強烈過ぎたが故に・・・
・・・ほぼ、水没して、大量の海水を飲み込んだ船体ごと、海上に引き戻すつもりが・・・
・・・勢い余って、船の全長の二十数倍以上もの上空へと持ち上げよった!・・・
・・・船は上空から錐揉み状態で海面に落下し・・・
・・・粉々に打ち砕かれ、木片となり散乱しとった・・・
・・・つまり、ミカ姫がそれでも生き残ったのは【日輪の御子】であるからと!?・・・
・・・左様じゃ!・・・
・・・【日輪の御子】は無意識下でも【自己防御本能】で生き残るのじゃ!・・・
・・・船体が海上に浮上した段階で、多量の海水と共に海上に吐き出されとるんじゃ・・・
・・・【時】を戻せないと悟るや、自らの忌まわしい記憶を封印したんじゃよ!・・・
・・・では、今のミカ姫は、記憶の封印が解かれ、明朝には【日輪の御子】として覚醒するのでしょうか?・・・
・・・それは、まだ時期尚早であろう・・・
・・・あのとてつもなく強大な【念動力】は【時】を戻そうとして失敗した副産物であり・・・
・・・ミカ本人は自分の力ではなく、凄まじい暴風雨の所為だと思い込んどる・・・
・・・無謀にも、【時】を戻して、【両親の死】を無かったことにしようと念じよった!!・・・
・・・いくら【日輪の御子】でも【時】を戻すことなど不可能じゃ!!・・・
・・・されど、その念ずる力があまりにも強烈過ぎたが故に・・・
・・・ほぼ、水没して、大量の海水を飲み込んだ船体ごと、海上に引き戻すつもりが・・・
・・・勢い余って、船の全長の二十数倍以上もの上空へと持ち上げよった!・・・
・・・船は上空から錐揉み状態で海面に落下し・・・
・・・粉々に打ち砕かれ、木片となり散乱しとった・・・
・・・つまり、ミカ姫がそれでも生き残ったのは【日輪の御子】であるからと!?・・・
・・・左様じゃ!・・・
・・・【日輪の御子】は無意識下でも【自己防御本能】で生き残るのじゃ!・・・
・・・船体が海上に浮上した段階で、多量の海水と共に海上に吐き出されとるんじゃ・・・
・・・【時】を戻せないと悟るや、自らの忌まわしい記憶を封印したんじゃよ!・・・
・・・では、今のミカ姫は、記憶の封印が解かれ、明朝には【日輪の御子】として覚醒するのでしょうか?・・・
・・・それは、まだ時期尚早であろう・・・
・・・あのとてつもなく強大な【念動力】は【時】を戻そうとして失敗した副産物であり・・・
・・・ミカ本人は自分の力ではなく、凄まじい暴風雨の所為だと思い込んどる・・・
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