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第7章 【王太子ハヤテ】が【ミカ】を同伴し、凱旋帰国!
〔73〕『人里離れた山奥で、【ハヤテと暮らす無理難題】に比べたら、【王家の正室】になる方が遥かに簡単じゃ!』
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何と驚くべきことに、天上界からの【返信】が届いた。
・・・『なーにが、ささやかな望みじゃと!?』・・・
・・・『とてつもない【無理難題】を言いおってからに!』・・・
・・・『まだ、王家で【ハヤテの正室】になる方が遥かに簡単じゃのにのーッ!』・・・
・・・『まァー!一生に一度の願いとあらば、聞き届けぬ訳にはなるまいのーッ』・・・
・・・『ハヤテには、そなたも承知の大事な使命がある故、どうしても、王室を離れられないんじゃ!』・・・
・・・『正室や多くの側室の目を盗んで、』・・・
・・・『年に一度、人里離れた山奥に住む、愛しいそなたに会いに来れるようにしてやろう!』・・・
・・・『じゃが、果たして、そなたに耐えられるかのー??』・・・
・・・『ワァーッ!』・・・
・・・『そんなの嫌です!』・・・
・・・『とても耐えられそうにないです!』・・・
・・・『では、先ほど仰った【正室】で、泣く泣く我慢します!』・・・
その時、唐突にミカの唇は塞がれた!
と、同時に、【天上界との交信】は絶たれた!
・・・殺気や他の人の近づく気配なら、すぐに感知できるのに、ハヤテの気配だけは分からない・・・
・・・まァ、いいか!・・・
・・・心地良いから、ヨシとしておこう・・・
・・・『なーにが、ささやかな望みじゃと!?』・・・
・・・『とてつもない【無理難題】を言いおってからに!』・・・
・・・『まだ、王家で【ハヤテの正室】になる方が遥かに簡単じゃのにのーッ!』・・・
・・・『まァー!一生に一度の願いとあらば、聞き届けぬ訳にはなるまいのーッ』・・・
・・・『ハヤテには、そなたも承知の大事な使命がある故、どうしても、王室を離れられないんじゃ!』・・・
・・・『正室や多くの側室の目を盗んで、』・・・
・・・『年に一度、人里離れた山奥に住む、愛しいそなたに会いに来れるようにしてやろう!』・・・
・・・『じゃが、果たして、そなたに耐えられるかのー??』・・・
・・・『ワァーッ!』・・・
・・・『そんなの嫌です!』・・・
・・・『とても耐えられそうにないです!』・・・
・・・『では、先ほど仰った【正室】で、泣く泣く我慢します!』・・・
その時、唐突にミカの唇は塞がれた!
と、同時に、【天上界との交信】は絶たれた!
・・・殺気や他の人の近づく気配なら、すぐに感知できるのに、ハヤテの気配だけは分からない・・・
・・・まァ、いいか!・・・
・・・心地良いから、ヨシとしておこう・・・
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