上 下
55 / 123
登場人物紹介【ネタバレあり】

人物紹介【ネタバレあり】

しおりを挟む
58話までのネタバレ含む人物紹介です。
ネタバレ困る……とゆう方は回避をお願いします。










































●神寺 朱美(28)  

ペンネームは、神宮寺アケミ。
隔週少女誌キャンディ専属の漫画家で、画力は折り紙つき。

現在執筆中の漫画のタイトルは【恋するリセエンヌ】でアニメ化予定の人気作品。

担当編集者吉岡にはワガママ放題の態度を示して困らせているが、互いに良き仕事のパートナーとして認めあっている。
パパラッチ事件など数々のピンチを救ってくる彼に対して、最近心がざわつくことがある。

短大で栄養士の資格を取得しており実は料理が得意。
惣菜チェーン店の店長をしながら漫画の投稿を地道に続けてデビューを果たしている。

原稿はアナログ派だがデジタルが苦手なわけではない。

★山辺 息吹(28)  

某都市水道局 漏水修繕管理課に勤務する技術職公務員。国立大卒のリケジョ。
朱美とは埼玉の女子高時代からの友達。

幹線道路で漏水が起きる度に、夜間工事に立ち会うため夜勤が多い。

合コンで知り合った年下の彼氏
音響効果見習いの野上と交際している。


■御堂 茜 (27)  

関東放送のアナウンサー。
現在は同じ建物内の関東放送ラジオ部の深夜レギュラーに出向中。
一時は好きな女子アナランキングで上位にも食い込んでいた。
某有名大学の元ミスキャン。
数々の検定を所有する才女。酒に飲まれやすい。

売れっ子女子アナになりたい執念と若気の至りで、
ディレクターと不倫関係に陥ってしまったことがある。
そのためクビは免れたものの、
日中のテレビレギュラーからは遠ざかっていて、アナウンサールームでも孤立気味。

最近はBSでのテレビ復帰が決まり、台湾のグルメロケに奔走中。

▼遠藤 桜 (30)

某有名チェーン ファミレスの副店長。
ニックネームは、桜ねぇ(さくねぇ)。
実は読書家。

若い頃は房総方面で、レディースの総長的役割を果たしていたが、
親友【万由利】に恋人【凌平】を略奪されたことをきっかけに脱退。その後上京。
ファミレスチェーンのアルバイトから副店長に上り詰めた努力家。

元親友の万由利は動機は不明だが、
再三に渡る覚醒剤取締り法違反のため服役中。
ここ数年、シングルファザーで子育てする元恋人の市原凌平に頼まれ、
娘の【愛郁】と【美羽】の面倒を見るために、ちょくちょく木更津に顔を出していたが、凌平に複数回復縁を迫られて距離を置くことを決心。

そんな矢先
いきなりファミレスのバイトスタッフ【織原究】から、
実は自分が桜の好きな作家【川相晴臣】であることと、そして愛の告白を受けて困惑の渦中真っ只中にある。

●吉岡 (27)

某大手出版社勤務でK大工学部卒のインテリ。
若手漫画編集者歴は3年位で朱美の担当は約1年程度。

朱美には経歴を伏せているが元々は記者志望で、新卒で有名週刊誌に配属されたスーパーエリート。
不正汚職などの記事をバンバンあげる十年に一人の逸材と呼ばれ有望株だった。
しかし出来事をきっかけに、記者の道から退くことを決意。
漫画編集者として朱美に翻弄されながらも、地道に努力する彼女を認め尊敬している。また社会をエンターテイメントを通じて笑顔にするいまの今の仕事にとてもやりがいを感じている。
朱美に対しては担当漫画家以上の感情を抱き始めており、監視という名目で必要以上に朱美宅に入り浸り、彼女にピンチがあればすぐに駆けつけるが、基本的には怒っている場面が多い。
元同期小暮美和子とは、
記者時代のある出来事で情緒不安定なときに癒しを求めて関係を結んでしまったため、弱味を握られている。

●小暮 美和子(27)

吉岡の元同期で現在はフリーの記者兼フリー記者団体の代表。
最近は茜の泥酔事件や、
スパンキー須藤の未成年との不適切な関係などのスクープを連発している。

吉岡の記者としての才能を認めており、いろいろと未練もあるようで、
仕事を辞めて自分の団体に所属するように口説いている。

●中野 葵

朱美の漫画の作品【恋するリセエンヌ】のアニメ化オーディションに来ていた若手男性声優。
ひょんなことから朱美と親しくなり、新宿の画材屋まで同行を依頼&アドバイスを受けた。

●伊藤ちゃん マリメロンちゃん

朱美のアシスタント。
技術力は半端ないが少し抜けている。
主戦上は同人誌。


★野上 道也

息吹の恋人。
音響効果見習い。
吉岡の後輩らしい(どうゆう関係かは不明)

朱美と吉岡がドタキャンした合コンで、
息吹と知り合い猛アタック。
息吹のどの辺りが好きなのか不明だが、かなり押しは強い。

■迫田

関東放送アナウンス部長
茜のことを気にかけている

■スパンキー須藤

茜がアシスタントを務める深夜ラジオのメインパーソナリティ
口も態度も全部が最悪なタレントで茜の天敵。
未成年スキャンダルで降板した。

■林 志明 (32)

茜の台湾グルメ旅の現地コーディネーター
台日ハーフで日本語が流暢。
日本の大学を卒業し暫くは日本で社会人をしていた。
茜に対しての言動はツンツンしていて冷たいが、たまに優しい。

▼市原凌平(30)

桜のヤンキー時代の元カレ。
房総半島を束ねるトップのような立場であったが、現在はシングルファザー状態で木更津で中華料理店を経営している。

万由利と浮気し結婚したにも関わらず、
事あるごとに桜に復縁を迫っている。
服役中の妻の万由利とは離婚していないが、愛想を尽かしている。
娘の愛郁と美羽のことは溺愛している。


▼市原 万由利(30)

凌平の妻。
度重なる覚醒剤取締り法違反の罪で実刑判決を受け服役中。


▼織原究    (33)

桜が勤めるファミコンのアルバイトでキッチン担当。髪型が鬱蒼としている。
若干コミュ障。昔は普通の会社員だった。
本業と平行して深夜帯にアルバイトをしていて、ほぼ毎日桜と一緒のシフトにアサインされている。

実は桜が好きな遅筆作家【川相晴臣】の正体。
本当はバイトをしなくても十分な収入がある。
詳細は不明だが、以前から桜にひかれていたらしい。
ちなみにペンネームは
本名の織原究のアナグラムになっている。

ORIHARA KIWAMU

KAWAI HARUOMI




しおりを挟む
感想 5

あなたにおすすめの小説

どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします

文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。 夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。 エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。 「ゲルハルトさま、愛しています」 ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。 「エレーヌ、俺はあなたが憎い」 エレーヌは凍り付いた。

【取り下げ予定】愛されない妃ですので。

ごろごろみかん。
恋愛
王妃になんて、望んでなったわけではない。 国王夫妻のリュシアンとミレーゼの関係は冷えきっていた。 「僕はきみを愛していない」 はっきりそう告げた彼は、ミレーゼ以外の女性を抱き、愛を囁いた。 『お飾り王妃』の名を戴くミレーゼだが、ある日彼女は側妃たちの諍いに巻き込まれ、命を落としてしまう。 (ああ、私の人生ってなんだったんだろう──?) そう思って人生に終止符を打ったミレーゼだったが、気がつくと結婚前に戻っていた。 しかも、別の人間になっている? なぜか見知らぬ伯爵令嬢になってしまったミレーゼだが、彼女は決意する。新たな人生、今度はリュシアンに関わることなく、平凡で優しい幸せを掴もう、と。 *年齢制限を18→15に変更しました。

転生したら乙女ゲームの主人公の友達になったんですが、なぜか私がモテてるんですが?

rita
恋愛
田舎に住むごく普通のアラサー社畜の私は車で帰宅中に、 飛び出してきた猫かたぬきを避けようとしてトラックにぶつかりお陀仏したらしく、 気付くと、最近ハマっていた乙女ゲームの世界の『主人公の友達』に転生していたんだけど、 まぁ、友達でも二次元女子高生になれたし、 推しキャラやイケメンキャラやイケオジも見れるし!楽しく過ごそう!と、 思ってたらなぜか主人公を押し退け、 攻略対象キャラや攻略不可キャラからも、モテまくる事態に・・・・ ちょ、え、これどうしたらいいの!!!嬉しいけど!!!

心を切りとるは身を知る雨

水城ひさぎ
ライト文芸
未央(みお)にはかつて婚約者がいた。婚約者の裏切りにより、婚約を解消し、まったく縁のない土地に引っ越した未央は、切り絵作家として店を開く。 未央の作る作品はすべて、雨がテーマ。作品の雨は泣けない私の涙。そう語る未央の店に、中学教師の朝晴(ともはる)が訪ねてくる。朝晴は何かと未央におせっかいを焼く。傷ついた未央の心を癒すのは朝晴なのか、それとも……。

【完結】離婚の危機!?ある日、妻が実家に帰ってしまった!!

つくも茄子
ライト文芸
イギリス人のロイドには国際結婚をした日本人の妻がいる。仕事の家庭生活も順調だった。なのに、妻が実家(日本)に戻ってしまい離婚の危機に陥ってしまう。美貌、頭脳明晰、家柄良しの完璧エリートのロイドは実は生活能力ゼロ男。友人のエリックから試作段階の家政婦ロボットを使わないかと提案され、頷いたのが運のツキ。ロイドと家政婦ロボットとの攻防戦が始まった。

世界で一番ママが好き! パパは二番目!

京衛武百十
ライト文芸
ママは、私が小学校に上がる前に亡くなった。ガンだった。 当時の私はまだそれがよく分かってなかったと思う。ひどく泣いたり寂しがった覚えはない。 だけど、それ以降、治らないものがある。 一つはおねしょ。 もう一つは、夜、一人でいられないこと。お風呂も一人で入れない。 でも、今はおおむね幸せかな。 だって、お父さんがいてくれるから!。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない

月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。 人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。 2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事) 。 誰も俺に気付いてはくれない。そう。 2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。 もう、全部どうでもよく感じた。

処理中です...