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ま… まさかっ?!
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あ、コレ、美味いな!
頑張って調理した甲斐があり、焼いた肉は結構美味かった。塩などの調味料は無かったので特に味付けはしていないが、ファリに教わり摘んだマドアリというハーブのような香りの強い植物を、串に刺す時に間に挟んで焼いただけなのだが、良い風味がついていて、臭みなどは一切感じられない。
思わず笑顔がこぼれる。
この森にひとり放り出され、途方にくれていたけれど、今はこうしてファリと一緒においしいご飯を食べられている。
ツイていないと思っていたけど、ツイている… のかな? 悪運ってヤツ? 不幸中の幸いか?
ホントにファリと出会えて良かった!
しかし、ずっと一緒に居るわけにはいかないだろう。
おれは王都へ向かう予定だけど、ファリは?
「ファリは、どうしてこの森に来たんだ?」
「…人探しだ」
「人探し? 誰か迷子になったのか?」
「いや、そうではないんだが…」
ファリが歯切れ悪く言い淀む。
何か言いづらいことなんだろうか?
「どんな人? …って、聞いたらダメな感じ?」
「…人間の女性だ。どんな人かは…わたしにもわからない」
えっ? 人間の女性って… 手掛かりがそれだけじゃ、見つけられないんじゃないのか?
先ほどまでは微笑んでくれていたファリの表情は消え、少し落とした視線に感情は見えない。
「そんなに何もかもわからなくて探せる?」
「この森に普通の女性が故意にひとりで入ることはない。しかし捜索対象は女性ひとりでここに居るはず。それを頼りに探すしかない」
「女性ひとりでこの森に? 大変じゃないか! 早く見つけてあげないと、危ないよなっ」
自分の状況から考えて、ここにひとりきりで居る女性が心配になる。しかし、反面、ファリはさほど心配している様子ではない。
「…実際に、そういう女性が居るならば、な」
「?? 居ない人を探してるのか?」
理解が追い付かず首を傾げる。
「国の為に必要だから聖女を探せと言われたが… 聖女などいやしない。千年前に一度現れたという伝説があるだけの、ただのおとぎ話だ」
聖女?!
ドキッとする。 おれの称号、聖女だけど…
まぁ、おれは巻き込まれただけの、女ですらない偽者の聖女だけど。
多分、おれを呪ってるあの女の子が、本物の聖女なんだろうなぁ…。 なんだかファリに申し訳ない。
「見つけるまで帰ってくるなと命令を受けて探しには来たが…。体良く厄介払いされたようなものだ」
ファリの横顔は厳しい。
「厄介払い?」
「…わたしは獣化できない獣人だ。獣化できない不完全な獣人に価値など無い。さっさと国を出て行けということだろう」
ファリは、目を細め、片眉を上げて投げやりな笑いをこぼす。
ズキンと胸が痛む。
ファリのこんな表情を見るのは辛い。
『価値が無い』なんて、そんなこと絶対にない。けど、ファリはそう感じていて心を痛めている。
「ファリ」
呼びかけに顔を上げたファリの目を真っ直ぐに見つめる。
「おれ、こんなところに何もわからないまま放り出されて、すげー不安で怖かったんだ」
獣人にとっての獣化がどれほど重要視されているかとか、獣人じゃないおれにはわからない。おれが想像できるのは、みんなが当たり前のように出来ることが出来ないのは辛いだろう、せいぜいその程度だ。ファリの辛さや悲しみを分かってはやれない。そんなおれが何を言ったところで、ファリの心には響かないとは思うけれど、上手くも言えないけれど、ありのままの気持ちを言葉にしていく。
「ファリが居なかったら、おれ、きっと生きて森から出られなかったと思う。何にも知らないおれに、嫌な顔ひとつしないで、根気よく色々教えてくれて、助けてくれて…」
感謝の気持ちがあふれてくる。
「ファリ、ありがとう。ファリは優しくて良い人で…。出会って間もないけど、もう、おれ、ファリが大好きになったよ」
ファリみたいな優しい人に好感を持たない人が居る方がおれには信じられないくらいだ。
おれの好意を伝えたところで、ファリの気持ちは慰められないとは思うけど。
「大好きな人が『価値が無い』なんて言われたら、例え言ったのが本人でも、おれ、悲しいな…」
「カズアキ…」
立ち上がって傍に行き、座っているファリの頭に手を伸ばしてそっと撫でる。ふんわりとした毛に覆われた大きな耳は、思ったよりも肉厚で温かかった。
拒まれなかったので、しばらくそうしていたら、ふいに腰を捕えられて、ファリの胸に抱き込まれた。
あの安心麻薬のファリの抱っこスタイルだ。
ううーん、今は拒み難い空気あるよな…
う、うん、そうだ、今は仕方がない。 仕方がない… 仕方がないから抱かれたままでいよう。 そうしよう。 うん、仕方がないもんな。 決して気持ち良い… からじゃぁないぞっ。
胸に頬をつけたまま、大きく息を吸い込む。
はぁ…
ファリって、いい匂いするんだよなぁ…
以前クラスメイト達が、歳の離れた弟の匂いや自分の飼っている猫の耳の匂い、はたまた犬の足の裏の匂いなどが好きだと言って、どんなにいい匂いか、どんなに幸せな気分になるかを、めちゃくちゃ熱弁を振るって語り尽くしていたことを思い出す。
美味しそうな食べ物のにおいならわかるけど、人や動物の匂いで幸せになるとか、全く理解できなかった。
あの時は理解出来ないものを、あまりにしつこく語るものだから、好みは人それぞれと思いつつも、その匂いフェチぶりに若干引いていたが…
なんか… わかっちゃったかも…
ファリの香りが鼻腔に広がると、頭の芯が甘く痺れるような幸福感がわいてくるのだ。
気持ちが良いからこうしていることを否定していたのに、つい、気持ち良くて、ファリの胸にすり寄ってしまったら、ますます密着するように抱きしめられた。
おれはひとりっ子だから分からないけど、兄弟が居たらこんな感じなんだろうか? ファリは頼りになるから、なんだか『兄ちゃん』って呼びたくなるような感じだよなぁ…
しばらく抱きしめられた後、おれの頭や首筋に、位置を変えながら埋められていたファリの顔が離れて、かわりに頬に手を添えられて、目を見つめられた。
感情の消えていたさっきの目とは違い、赤と金の混じり合った美しい瞳には優しさがあふれていた。
やっぱりファリにはこういう顔をしていて欲しい。
「…ありがとう。わたしの方こそカズアキに助けられてばかりだ…」
「いや、おれの方が… って… じゃあ、お互い様ってことだなっ」
なんだか、お礼の言い合いスパイラルに陥りそうな気がしたので、笑ってそうおさめた。
「…カズアキは、まだ小さいのにしっかりしているな」
ファリはそう言って、小さな子を褒めるように、優しくおれの頭を撫でた。
…ん?
…んんんっ?
「あ、あのさ、ファリ…」
おれを撫でる手は止まらない。
ま… まぁ、さっき、おれだってファリの頭、撫でたからな。でも、なんか、嫌ーーな、予感が… す… る…
「ファリは… おれを何歳だと思ってんの?」
ファリの顔を見上げて恐る恐る尋ねる。
「年齢? …10歳前後?」
………10歳?
おれは、魂がスーッと抜けて行くのを感じた。
確かに、今までも、この女顔のせいで、少々若く見積もられることもあった。でも、17歳の今、間違えられても、15歳くらいまでだった。友人には、美人寄りの可愛い系だから女顔でもそう子供っぽくはないぜ、と評価されていたが、あれはおれを気遣っての言葉だったのか? どうせ気遣うなら、気にしている女顔もフォローして欲しかった…
おれはファリの膝の上から速やかに退散した。
…もう乗らないぞ、絶対にっ。
気持ち良いからって誘惑に負けたりなんかしないんだからなっ。
「17歳…」
「えっ?」
おれの呟きのような小さな声をよく拾えなかったようでファリが聞き返す。
「おれっ、17歳だからっ」
もう一度、今度は大きな声で年齢を伝えると、ファリの目が大きく見開かれた。
「まさか…」
まさかって… まさかって… ひでー… 繊細なDK心は傷ついたぞっ
ファリは、そんなおれの顔を見開いた目でじっと見つめ…
「えっ? 本当に歳上なのかっ?」
信じられないというように、ファリが疑問を口にする。
ん…?
んんんっ…?!
更に聞き捨てならないワードが飛び出して来たぞ?
歳上?
えっ?
ファリは歳下なのか?
まさかっ?!
「ファリ、何歳?」
「16だ」
あ、ホントに歳下だった… えっ? おれ、歳下に甘えちゃってた? ヤバイ!
「に…20代だと思ってた…」
2人の間に沈黙が流れる。
う、うん。あれだ。種族間の違いってやつだ。ファリは背が高くて体、大きいからな。おれもファリが20代だと思ってたくらいだから、ファリからしたら、人間のおれは体も小さいし、幼く見えるんだ。そうだそうだ。そういうことにしよう。じゃないとおれ、可愛そう!
「お…おれのが、兄ちゃんだから、ファリに頼って貰えるように、おれ、がんばる」
動揺のあまり、よくわからない『おれ兄ちゃん宣言』をしてしまった。
頑張って調理した甲斐があり、焼いた肉は結構美味かった。塩などの調味料は無かったので特に味付けはしていないが、ファリに教わり摘んだマドアリというハーブのような香りの強い植物を、串に刺す時に間に挟んで焼いただけなのだが、良い風味がついていて、臭みなどは一切感じられない。
思わず笑顔がこぼれる。
この森にひとり放り出され、途方にくれていたけれど、今はこうしてファリと一緒においしいご飯を食べられている。
ツイていないと思っていたけど、ツイている… のかな? 悪運ってヤツ? 不幸中の幸いか?
ホントにファリと出会えて良かった!
しかし、ずっと一緒に居るわけにはいかないだろう。
おれは王都へ向かう予定だけど、ファリは?
「ファリは、どうしてこの森に来たんだ?」
「…人探しだ」
「人探し? 誰か迷子になったのか?」
「いや、そうではないんだが…」
ファリが歯切れ悪く言い淀む。
何か言いづらいことなんだろうか?
「どんな人? …って、聞いたらダメな感じ?」
「…人間の女性だ。どんな人かは…わたしにもわからない」
えっ? 人間の女性って… 手掛かりがそれだけじゃ、見つけられないんじゃないのか?
先ほどまでは微笑んでくれていたファリの表情は消え、少し落とした視線に感情は見えない。
「そんなに何もかもわからなくて探せる?」
「この森に普通の女性が故意にひとりで入ることはない。しかし捜索対象は女性ひとりでここに居るはず。それを頼りに探すしかない」
「女性ひとりでこの森に? 大変じゃないか! 早く見つけてあげないと、危ないよなっ」
自分の状況から考えて、ここにひとりきりで居る女性が心配になる。しかし、反面、ファリはさほど心配している様子ではない。
「…実際に、そういう女性が居るならば、な」
「?? 居ない人を探してるのか?」
理解が追い付かず首を傾げる。
「国の為に必要だから聖女を探せと言われたが… 聖女などいやしない。千年前に一度現れたという伝説があるだけの、ただのおとぎ話だ」
聖女?!
ドキッとする。 おれの称号、聖女だけど…
まぁ、おれは巻き込まれただけの、女ですらない偽者の聖女だけど。
多分、おれを呪ってるあの女の子が、本物の聖女なんだろうなぁ…。 なんだかファリに申し訳ない。
「見つけるまで帰ってくるなと命令を受けて探しには来たが…。体良く厄介払いされたようなものだ」
ファリの横顔は厳しい。
「厄介払い?」
「…わたしは獣化できない獣人だ。獣化できない不完全な獣人に価値など無い。さっさと国を出て行けということだろう」
ファリは、目を細め、片眉を上げて投げやりな笑いをこぼす。
ズキンと胸が痛む。
ファリのこんな表情を見るのは辛い。
『価値が無い』なんて、そんなこと絶対にない。けど、ファリはそう感じていて心を痛めている。
「ファリ」
呼びかけに顔を上げたファリの目を真っ直ぐに見つめる。
「おれ、こんなところに何もわからないまま放り出されて、すげー不安で怖かったんだ」
獣人にとっての獣化がどれほど重要視されているかとか、獣人じゃないおれにはわからない。おれが想像できるのは、みんなが当たり前のように出来ることが出来ないのは辛いだろう、せいぜいその程度だ。ファリの辛さや悲しみを分かってはやれない。そんなおれが何を言ったところで、ファリの心には響かないとは思うけれど、上手くも言えないけれど、ありのままの気持ちを言葉にしていく。
「ファリが居なかったら、おれ、きっと生きて森から出られなかったと思う。何にも知らないおれに、嫌な顔ひとつしないで、根気よく色々教えてくれて、助けてくれて…」
感謝の気持ちがあふれてくる。
「ファリ、ありがとう。ファリは優しくて良い人で…。出会って間もないけど、もう、おれ、ファリが大好きになったよ」
ファリみたいな優しい人に好感を持たない人が居る方がおれには信じられないくらいだ。
おれの好意を伝えたところで、ファリの気持ちは慰められないとは思うけど。
「大好きな人が『価値が無い』なんて言われたら、例え言ったのが本人でも、おれ、悲しいな…」
「カズアキ…」
立ち上がって傍に行き、座っているファリの頭に手を伸ばしてそっと撫でる。ふんわりとした毛に覆われた大きな耳は、思ったよりも肉厚で温かかった。
拒まれなかったので、しばらくそうしていたら、ふいに腰を捕えられて、ファリの胸に抱き込まれた。
あの安心麻薬のファリの抱っこスタイルだ。
ううーん、今は拒み難い空気あるよな…
う、うん、そうだ、今は仕方がない。 仕方がない… 仕方がないから抱かれたままでいよう。 そうしよう。 うん、仕方がないもんな。 決して気持ち良い… からじゃぁないぞっ。
胸に頬をつけたまま、大きく息を吸い込む。
はぁ…
ファリって、いい匂いするんだよなぁ…
以前クラスメイト達が、歳の離れた弟の匂いや自分の飼っている猫の耳の匂い、はたまた犬の足の裏の匂いなどが好きだと言って、どんなにいい匂いか、どんなに幸せな気分になるかを、めちゃくちゃ熱弁を振るって語り尽くしていたことを思い出す。
美味しそうな食べ物のにおいならわかるけど、人や動物の匂いで幸せになるとか、全く理解できなかった。
あの時は理解出来ないものを、あまりにしつこく語るものだから、好みは人それぞれと思いつつも、その匂いフェチぶりに若干引いていたが…
なんか… わかっちゃったかも…
ファリの香りが鼻腔に広がると、頭の芯が甘く痺れるような幸福感がわいてくるのだ。
気持ちが良いからこうしていることを否定していたのに、つい、気持ち良くて、ファリの胸にすり寄ってしまったら、ますます密着するように抱きしめられた。
おれはひとりっ子だから分からないけど、兄弟が居たらこんな感じなんだろうか? ファリは頼りになるから、なんだか『兄ちゃん』って呼びたくなるような感じだよなぁ…
しばらく抱きしめられた後、おれの頭や首筋に、位置を変えながら埋められていたファリの顔が離れて、かわりに頬に手を添えられて、目を見つめられた。
感情の消えていたさっきの目とは違い、赤と金の混じり合った美しい瞳には優しさがあふれていた。
やっぱりファリにはこういう顔をしていて欲しい。
「…ありがとう。わたしの方こそカズアキに助けられてばかりだ…」
「いや、おれの方が… って… じゃあ、お互い様ってことだなっ」
なんだか、お礼の言い合いスパイラルに陥りそうな気がしたので、笑ってそうおさめた。
「…カズアキは、まだ小さいのにしっかりしているな」
ファリはそう言って、小さな子を褒めるように、優しくおれの頭を撫でた。
…ん?
…んんんっ?
「あ、あのさ、ファリ…」
おれを撫でる手は止まらない。
ま… まぁ、さっき、おれだってファリの頭、撫でたからな。でも、なんか、嫌ーーな、予感が… す… る…
「ファリは… おれを何歳だと思ってんの?」
ファリの顔を見上げて恐る恐る尋ねる。
「年齢? …10歳前後?」
………10歳?
おれは、魂がスーッと抜けて行くのを感じた。
確かに、今までも、この女顔のせいで、少々若く見積もられることもあった。でも、17歳の今、間違えられても、15歳くらいまでだった。友人には、美人寄りの可愛い系だから女顔でもそう子供っぽくはないぜ、と評価されていたが、あれはおれを気遣っての言葉だったのか? どうせ気遣うなら、気にしている女顔もフォローして欲しかった…
おれはファリの膝の上から速やかに退散した。
…もう乗らないぞ、絶対にっ。
気持ち良いからって誘惑に負けたりなんかしないんだからなっ。
「17歳…」
「えっ?」
おれの呟きのような小さな声をよく拾えなかったようでファリが聞き返す。
「おれっ、17歳だからっ」
もう一度、今度は大きな声で年齢を伝えると、ファリの目が大きく見開かれた。
「まさか…」
まさかって… まさかって… ひでー… 繊細なDK心は傷ついたぞっ
ファリは、そんなおれの顔を見開いた目でじっと見つめ…
「えっ? 本当に歳上なのかっ?」
信じられないというように、ファリが疑問を口にする。
ん…?
んんんっ…?!
更に聞き捨てならないワードが飛び出して来たぞ?
歳上?
えっ?
ファリは歳下なのか?
まさかっ?!
「ファリ、何歳?」
「16だ」
あ、ホントに歳下だった… えっ? おれ、歳下に甘えちゃってた? ヤバイ!
「に…20代だと思ってた…」
2人の間に沈黙が流れる。
う、うん。あれだ。種族間の違いってやつだ。ファリは背が高くて体、大きいからな。おれもファリが20代だと思ってたくらいだから、ファリからしたら、人間のおれは体も小さいし、幼く見えるんだ。そうだそうだ。そういうことにしよう。じゃないとおれ、可愛そう!
「お…おれのが、兄ちゃんだから、ファリに頼って貰えるように、おれ、がんばる」
動揺のあまり、よくわからない『おれ兄ちゃん宣言』をしてしまった。
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