令和聖戦記

しんたろう

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光秀の軍は本能寺を取り囲んだ。

「おのれ、光秀裏切ったか」

寺は燃え、信長は討たれた。
秀吉は本の眠っている所からたまたま見つけた、高校の日本史の教科書を見ていた。
多くの本が眠っている地下にも、21世紀の事を残さないように、光秀の追っ手が迫っていた。
地下に火が上がったが、近徳はそれを読んでいて、本の場所を移していた。
本を焼き捨てようと、忍びのボスが斬りかかる
「何者!」
「わが名は服部半蔵・・・」
「何としても刺客を破り、本を守るんだ」
多くの服部半蔵の部下が本を狙って斬りかかり、激戦になる。
秀吉の配下の竹中半兵衛は本を運ぶ途中で光秀の追っ手を食い止めるため玉砕する。

「本能寺の変は今日だな」

秀吉はわかっていた。俊介のよき時代を作る・・・。戦国の世しか作れない世界。
歴史が変わると自然の弊害が困るだろう。情報問題もあるんじゃないか。人間も・・・でもこんな世界に来て、出世して人生飾ればいいかな・・・、でもそんな事、ゲームですればいいし・・・。ただしタイムスリップしても同じ歴史か・・・面白くないな。この人生、戦争が強かっただけの人生になるぞ。21世紀でいた人生の方がよかったとか。この時代で天下とるって、徳川幕府で統一しているし。歴史を変えるならそこまでいかないといけないが人間の力で歴史を変えていいのか・・・。
しかもこれ超1流の歴史だろ・・・。近徳は考える。
今しかない国。俊介はそんな世を作りたかったのか。光秀謀反。このしらせを聞き、近徳は悩む。歴史はかえてはいけない。光秀が目指した世界。だがそれをしてはいけないのだ。
秀吉は光秀を討つもりはなかった。だが秀吉は俊介がこれからの人間だとゆう事を気ずいていた。この戦いで負けると歴史が変わる事を。だが人間の力で歴史を変えてはいけないのだ・・・。今歴史を変えてもそれが本当の良き世界につうじていくとは分からない・・・。悩んだ末、秀吉は光秀を討つ覚悟を決める。中国大返し。光秀は秀吉の本隊が向かっているのを知り驚いた。

「近徳さんまで敵になるとはな・・・。」光秀はぼやく。

厚は「良き時代なんて21世紀ではできない。革命や内戦なんておきない。皆、毎日を言われたとおり、なんとなく生きているだけだ。
もう文明なんて21世紀、限界にきているだろう。長きにつれ腐敗した世を、俺はこの時代から建て直し、俺は新しき世を作る。人間のなし得る事のできない本当の良き世界。そのためなら、近徳、お前も斬るぞ」

本能寺の変を知っていた秀吉は、早く中国大返しを成功さす。
歴史が変わったせいか、明智軍は5万の数に膨れ上がっていた。
そして、羽柴秀吉軍3万と明智光秀軍5万の両雄の軍は山崎で激突した。秀吉の陣に駆けつけた近徳は光秀の本陣をを見つめながらこう言った。

「時代は1流の人間が築いてきた。あんなに努力して編纂した書物をなぜ葬ろうとした・・・俊介・・・今のお前は良き世界といっても、お前は独裁者にしかなれない。お前の理想はただ21世紀を真似たいだけだ。おれを破るのはお前じゃない。そのためにはお前でも討たないといけない・・・。」

山崎は雨が降りしきっていたが、少しずつ小降りになってきた。
近徳は大軍を、保存していた感染力の強いペスト菌の伝染病を使って破るや山に布陣した光秀軍を火攻めで煙であぶり出し、そこから叩こうかとか思っていたが、それでは歴史が変わる。だが光秀は俊介だ一筋縄では倒せないだろうな・・・。敵は大軍、この時期は雨季だ。敵は大軍、補給が十分でないから、いたずらに戦線を伸ばしては・・・。
だが手に入れた、拠点を手放すのは惜しい。ここは重要拠点に兵糧と軍を軍を集中させ、軍をひくのは・・・。
光秀の軍は難所の天王山を進軍している。伏兵を忍ばせ、わざと光秀の主力の軍を通らせ、後方と正面から主力をたたければ・・・。だが俊介を敗れるだろうか。俊介は葛藤している。この戦い、俊介もそこまでして本気じゃない・・・。
近徳は思った。
そちらの負担の方が大きくなるとして、あえて進言しなかった。
「歴史が変わる負担・・・。こんな策で歴史は変えれない。だが、この戦いで光秀が勝ったら・・・」
不安にくれていた。
激戦の中、秀吉は天王山を抑える。戦いは激しかったが、光秀の軍は総崩れとなり、戦いは秀吉軍の勝利に終わった。
逃亡中の光秀は捕らえられた。近徳は内緒で俊介を部下に捕まえてない事にすると、
戦いが終わり2週間たっていた。光秀は言う、

「俺をどうする?」わりに
「助けるよ。」
光秀は「もう良き世界なんてのは無理か・・・」と光秀は言った。
「だれか代わりにやってくれるさ」
「ふふ・・・。何でも言え。戦いに負けた俺にもう何があるとゆうんだ・・・」光秀はそう言う。
「時空転換装置は完成しているのか」と近徳は尋ねた。
「ああ」俊介は言う。
近徳は「今から時空転移装置に案内してくれ」と言った。
部屋には時空転換装置があって光輝いていていた。
俊介と近徳は地下の時空転換装置に行くと、スイッチを押して、時空転換装置を起動させる。
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