2001年未来の旅

しんたろう

文字の大きさ
上 下
33 / 38
3章~火星~砂の惑星

インターステラー

しおりを挟む
そのうち祐樹の子供は成人を迎えていた。
それとともに祐樹も人生を終えた。
火星が平和な時期、地球は急速に死につつあった。祐樹の子供は真一と言った。
真一は宇宙学が子供の頃から大好きで、勉強はできて、宇宙飛行士が夢だった。
パラオのようになった火星で真一は紙コップでネットをしていた。
そのうち美樹とゆう女の娘に真一は次第に心を惹かれていった。名は瀬上美樹
美樹は地球の事が好きで、地球の話をするのが好きだった。
真一も宇宙学を勉強していたので、地球には関心あった。
火星はパラオが増えてきた。
美樹と真一は火星で幼馴染で二人とも知らない事はなかった。
二人は共に宇宙飛行士になり、火星の宇宙での仕事についていた。
そんなある日、火星から地球への使節が派遣されるようで、
その試験に真一は合格して、
そのメンバーに美樹も選ばれた。美樹の他にはIQが140もある、友人の忠興も選ばれた。そして真一も選ばれた。美樹も宇宙飛行士で真一とは恋人関係であったが、

ある日、美樹に、
「これを終えて火星に戻ったら結婚しよう?」真一は美樹にプロポーズする。
美樹はそれを受けいれた。


ロケットの準備ができた。

「エンジン点火」

ジェットエンジンが点火してロケットを打ち上げる。

「切り離し成功」

そのままロケットは宇宙空間に出る。

宇宙空間は実際、真一は初めての体験。
火星の近くの宇宙にはよく出ていたが、こんなに離れたのは初めてだった。
ロケットはボーマン軌道を使って地球へ向かう。

「地球へ行ったら何をしたい?」真一は忠興に言う、

「地球の知識は全部先人が残してくれた。そこまでの期待はしなくていいんじゃないか?」
「地球は今、急速に死にかけている・・・。俺もどんな星か知らないよ。俺達は宇宙生まれだからな・・・」

「地球は多くの人は地下とかに暮らしている・・・。多くは援助を受けれない難民ばかりだよ・・・」
一人は呟いた。

地球が見えてきた。だが二人の思う地球ではなかった。
かって地球は青かったが、今の地球は赤く曇った色をしていた・・・。
かっての残してくれた、青かった地球の写真を思い出して、

「あれが地球・・・。宇宙のオアシスだった星。美樹が好きだった地球か・・・」

真一は呟いた。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい

白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。 私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。 「あの人、私が

校外学習の帰りに渋滞に巻き込まれた女子高生たちが小さな公園のトイレをみんなで使う話

赤髪命
大衆娯楽
少し田舎の土地にある女子校、華水黄杏女学園の1年生のあるクラスの乗ったバスが校外学習の帰りに渋滞に巻き込まれてしまい、急遽トイレ休憩のために立ち寄った小さな公園のトイレでクラスの女子がトイレを済ませる話です(分かりにくくてすみません。詳しくは本文を読んで下さい)

同僚くすぐりマッサージ

セナ
大衆娯楽
これは自分の実体験です

GAME CHANGER 日本帝国1945からの逆襲

俊也
歴史・時代
時は1945年3月、敗色濃厚の日本軍。 今まさに沖縄に侵攻せんとする圧倒的戦力のアメリカ陸海軍を前に、日本の指導者達は若者達による航空機の自爆攻撃…特攻 で事態を打開しようとしていた。 「バカかお前ら、本当に戦争に勝つ気があるのか!?」 その男はただの学徒兵にも関わらず、平然とそう言い放ち特攻出撃を拒否した。 当初は困惑し怒り狂う日本海軍上層部であったが…!? 姉妹作「新訳 零戦戦記」共々宜しくお願い致します。 共に 第8回歴史時代小説参加しました!

スケートリンクでバイトしてたら大惨事を目撃した件

フルーツパフェ
大衆娯楽
比較的気温の高い今年もようやく冬らしい気候になりました。 寒くなって本格的になるのがスケートリンク場。 プロもアマチュアも関係なしに氷上を滑る女の子達ですが、なぜかスカートを履いた女の子が多い? そんな格好していたら転んだ時に大変・・・・・・ほら、言わんこっちゃない! スケートリンクでアルバイトをする男性の些細な日常コメディです。

JKがいつもしていること

フルーツパフェ
大衆娯楽
平凡な女子高生達の日常を描く日常の叙事詩。 挿絵から御察しの通り、それ以外、言いようがありません。

令嬢の名門女学校で、パンツを初めて履くことになりました

フルーツパフェ
大衆娯楽
 とある事件を受けて、財閥のご令嬢が数多く通う女学校で校則が改訂された。  曰く、全校生徒はパンツを履くこと。  生徒の安全を確保するための善意で制定されたこの校則だが、学校側の意図に反して事態は思わぬ方向に?  史実上の事件を元に描かれた近代歴史小説。

処理中です...