クリスマス防衛機関エクスレイ

 夢か現実か子どもの頃にサンタクロースとあった事のある太交《たじり》美沙。そんな彼女も高校生となりサンタクロースが本当は存在しないお伽噺だという事を知る。だが美沙にとってそれは周りがそう思っているという社会を知っただけに過ぎず、彼女自身は心の底からサンタクロースを信じていた。
 そんなある日、学校を終えた美沙はいつも通り帰宅する為に駅で電車を待っていた。すると隣へ一人のおじいさんが腰掛ける。初めは世間話から始まったがそのおじいさんはサンタクロースだったのだ。
 高校生となった美沙の元に現れた本物のサンタクロース。そして美沙はサンタクロースから世界の秘密を教えられる。この世界にあるクリスマスを守る秘密結社と化物の存在を――。

 クリスマスを守る為に存在する<クリスマス防衛機関>通称:エクスレイ。高校卒業後、エクスレイへの所属を決めた美沙はクリスマスの為に奮闘するのであった。


※この物語はフィクションです。実在の団体や人物と一切関係はありません。
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