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第弐幕:狐日和
【47滴】フォーシング
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灰を落とした後、玉藻前は煙管を置き手招きをひとつ。それを見た優也は四つん這いで傍まで移動した。
「ちょっと見させてもらうわ」
そう言うと横にした手を優也の額へ伸ばし、(僅かに離したまま)上から下へそっと撫でるように下ろしていった。彼女の手が通過すると瞼は閉じ、顔から手を離すと優也は抵抗無く玉藻前の方に倒れる。そんな彼を優しく受け止めるとゆっくりと寝かせ頭は膝の上に乗せた。
そして玉藻前は優也の心臓部に手を当てると目を閉じる。すると手と胸の間から淡い光が漏れ、かと思うとすぐに消えていった。光が消えた後も少しの間、目は瞑ったままだったが玉藻前が手を離すとそれを合図に優也は瞼を上げた。
「あれ? 僕」
「中、見させてもらったわ」
優也が起き上がると玉藻前は煙管を手に取った。
「何か分かりましたか?」
答える前に煙管をひと吸いし煙を吐く。
「その前にお願いしたいことあるんやけど」
「なんですか?」
「マッサージしてくれへん? 最近、色んな事があった所為で体がなぁ」
突然、突拍子もないそんなことを言い出した玉藻前は首を傾けては肩を自分で何度か揉んだ。
「――別にいいですけど……」
唐突なお願いに少し当惑しながらも頷く優也。
「ほな少し待っててなぁ」
玉藻前はそう言って立ち上がるとつい立ての向こう側へ姿を消した。少しして呼ぶ声が聞こえると優也もつい立の向こう側へ。
そこでは布団の上にうつ伏せになった玉藻前が、腕で囲った枕に顔を乗せ寝転がっていた。花魁衣装は着ておらず肩甲骨辺りから太もも辺りまでをタオルが覆っており、それ以外からは艶やかな肌が顔を覗かせている。
「僕、そんな本格的なマッサージなんて出来ませんよ?」
「少し力強く揉んでくれるだけでええでぇ」
自信は無かったが優也は横に膝立ちになると背中に手を当てた。
「それじゃあ失礼します」
そして徐々に親指に力を込めていき少ない知識とイメージだけでマッサージを始めた。唯一の知識である大学時代に読んだマッサージの本が良書だったのか玉藻前の口からは時折気持ちよさそうな声が漏れる。
それからも記憶の海に深く沈んだ知識を拾い集めながら背中や腰を適度に揉んでいった。
「あのー、それで何が分かったんですか?」
「ちゃんと見えた訳ちゃうからこれはわらわの予測なんやけど、多分あれは力やな。純粋な吸血鬼の力」
「吸血鬼の力?」
その答えに優也は小首を傾げマッサージの手を一瞬止めるが、直ぐに再開した。
「理由は分かえらへんけど、そちが無意識に吸血鬼の力を遠ざけようとしてるんやと思うわ。そして遠ざけようとするあまり別人格となってしもうた。それか、元々別やったか」
「じゃあ、僕の中には吸血鬼の力を持った誰かがいるってことですよね」
「あくまでも予測やけどなぁ。せやから、勝とうとすると、つまり力を求める程その人格は体の主導権に近づくっていうことかもしれへんな」
「じゃあ、その人格が完全に主導権を握ると……?」
「多分そちはそちじゃなくなるやろうなぁ」
「そんな……。一体、どうすれば……」
マッサージを続けながらも表情を曇らせる優也。
「こういうんは初めてやからよう分からへんけど、ひとつの体に二つの人格は不安定すぎるからなぁ。ひとつになる方がええと思うでぇ」
「でもそうしたら」
「ひとつになるっていうんは受け入れるっちゅーことや。遠ざけたい程に嫌な部分も受け止めんといけへんと思うでぇ。嫌いな自分も同じ体に住む自分やからなぁ。まずは認めるところからや」
優也は返事を返すことも忘れ玉藻前が言ったことについて考えていた。でも頭で考えながらもマッサージの手は動かし続ける。
「わらわが言えるんはこのくらいやなぁ。もっと細かな情報があったらええんやけど」
それからもう少しだけマッサージを続け、それが終わると優也は教えてもらった自分の部屋に行き布団に寝そべった。
だが中々寝つけず、気分転換も兼ね何かを飲もうと部屋を出る。一人静寂が風のように流れる廊下を歩いていると、誰かの部屋の襖が少し開いているのに気が付いた。微かに明かりが漏れる隙間から中を覗くと、そこでは百鬼が座禅をしていた。
「何か用か?」
目は閉じたままだったが、百鬼からは声が飛んできた。邪魔するつもりではなかったが、結果的にそうなってしまい申し訳なさそうに優也は襖を開ける。
「すみません。何してるのかなって思って……」
「精神統一だ」
「座禅ってやつですね。邪魔してすみません。すぐ出て行きます」
「お前さんもやるか?」
その誘いに優也は少しだけその場で考えた。そして襖を閉めると隣に百鬼を真似て座った。
「何かあったのか?」
「え? あぁ、まぁ」
「そうか」
だが百鬼はそれ以上は聞かず精神統一を続けた。
「聞かないんですか?」
「話したいなら聞く」
優也はどうするか悩んだが、話したくないと言えば嘘になるので好意に甘えることにした。
「百鬼さんは自分の嫌な部分ってありますか?」
「嫌いじゃないが悪いと思う部分ならある」
「誰だって欠点のひとつやふたつありますよね。――じゃあ、もし欠点を無くしてもらえるって言われたらどうします? 欠点だけを取り除いて別人にしてしまうとか」
「必要ない。悪い部分を含めての俺様だからな」
それは何の迷いもない即答だった。
「ちゃんと自分の悪い分部を認めてるんですね。すごいです」
「認めてやる必要は無い。ただ、受け入れるだけだ」
「開き直れってことですか?」
「ちゃんと見てやれってことだ。そうやって悪い部分と向き合って初めてどうすればいいか分かる。悪い部分が嫌だからといって突き放してばかりだと何も解決しないんじゃないか? もしかしたら思ったほど悪い部分じゃないかもしれんぞ」
「向き合うか……」
それから優也は百鬼と共にもう暫くだけ静かに精神統一を続けた。その後、食堂へ。
静まり返った誰も居ない食堂でウォーターサーバーから水を一杯入れると適当な席に着く。
座った後に前を向くとそこには、マリンキャップを深く被り裾を出した七分丈シャツを着た少年とも少女ともとれる子が座っていた。その子が顔を上げると左目の下にダイヤとハート、右目の下にスペードとクラブのマークがあるのが見えた。
「あっ。ごめんね。座ってるって気が付かなくて」
「いいよ。待ってたからね」
声でもやはりどちらか判断はつかない。
初めて会うはずのその子の言葉に優也は首を傾げた。
そんな優也の前に突然投げられた四枚のカード。ハートのエース、スペードのエース、クラブのエース、ダイヤのエース。
「スペードを当てたら良い事を教えてあげるよ」
そう言うとカードは勝手に裏返りシャッフルされた。
「選ぶも選ばないも君次第」
状況についていけてなかった優也は戸惑いつつもとりあえずカードを選んだ。右から二番目。
「捲っていいよ」
そう言われゆっくりとカードを捲る。そこに描かれていたのはAという文字とスペードマーク。
「どうやらフォルトゥーナは君に微笑んだようだ」
その子はそう言いながら身を乗り出しカードをひとまとまりにし始める。優也にとってはここまでずっと分からない事だらけだった。
「思い出に沈んだ約束を、君が果たしに来るのを彼はずっと待ち続けている。だけど、急がないと逸れた策略に喰われちゃうよ」
最初に言っていた良い事なのだろうが、優也にとっては何のことかさっぱり。その子とのやり取り全てが優也の中に謎を生んだ。
だが言い終えたその子はひとまとめした四枚のカードを同時に上へと投げる。咄嗟に花弁のように宙を舞うカードを目で追いかけた優也だったが、再び視線を前へ戻すともうそこには誰も居なかった。辺りを見回すがどこにも見当たらない。
そしてぽつり残されたように座ったままさっきの言葉を思い返すが、やはり訳が分からなかった。
「こんな時間に何してるの少年?」
すると、突然飛んできた声に後ろを振り向くとそこにはマーリンが立っていた。
「ちょっと喉が沸いちゃって」
優也は水の入ったコップを持ち上げて見せた。
「マーリンさんは?」
「アタシも喉渇いちゃってね。もう遅いし早く寝ないと明日寝不足になるわよ」
「そうですね」
返事をすると残りの水を飲み干し優也は立ち上がる。
「おやすみなさい」
「はい、おやすみ」
夢世界へ向かう為の合言葉を口にした優也は先に食堂を後にした。
そんな優也を見送ったマーリンは何気なくさっきまで優也が座っていた席を一瞥した。だがその時、テーブルの上に何かが置いてあることに気が付き進もうとした足を止め、テーブルへ。
近づいて見てみると、それは四枚のカードだった。
「スペードのエースが四枚。一体、何なのかしら?」
マーリンは首を傾げるが特に熟考する訳でもなくテーブルから離れ水を入れに向かった。
「ちょっと見させてもらうわ」
そう言うと横にした手を優也の額へ伸ばし、(僅かに離したまま)上から下へそっと撫でるように下ろしていった。彼女の手が通過すると瞼は閉じ、顔から手を離すと優也は抵抗無く玉藻前の方に倒れる。そんな彼を優しく受け止めるとゆっくりと寝かせ頭は膝の上に乗せた。
そして玉藻前は優也の心臓部に手を当てると目を閉じる。すると手と胸の間から淡い光が漏れ、かと思うとすぐに消えていった。光が消えた後も少しの間、目は瞑ったままだったが玉藻前が手を離すとそれを合図に優也は瞼を上げた。
「あれ? 僕」
「中、見させてもらったわ」
優也が起き上がると玉藻前は煙管を手に取った。
「何か分かりましたか?」
答える前に煙管をひと吸いし煙を吐く。
「その前にお願いしたいことあるんやけど」
「なんですか?」
「マッサージしてくれへん? 最近、色んな事があった所為で体がなぁ」
突然、突拍子もないそんなことを言い出した玉藻前は首を傾けては肩を自分で何度か揉んだ。
「――別にいいですけど……」
唐突なお願いに少し当惑しながらも頷く優也。
「ほな少し待っててなぁ」
玉藻前はそう言って立ち上がるとつい立ての向こう側へ姿を消した。少しして呼ぶ声が聞こえると優也もつい立の向こう側へ。
そこでは布団の上にうつ伏せになった玉藻前が、腕で囲った枕に顔を乗せ寝転がっていた。花魁衣装は着ておらず肩甲骨辺りから太もも辺りまでをタオルが覆っており、それ以外からは艶やかな肌が顔を覗かせている。
「僕、そんな本格的なマッサージなんて出来ませんよ?」
「少し力強く揉んでくれるだけでええでぇ」
自信は無かったが優也は横に膝立ちになると背中に手を当てた。
「それじゃあ失礼します」
そして徐々に親指に力を込めていき少ない知識とイメージだけでマッサージを始めた。唯一の知識である大学時代に読んだマッサージの本が良書だったのか玉藻前の口からは時折気持ちよさそうな声が漏れる。
それからも記憶の海に深く沈んだ知識を拾い集めながら背中や腰を適度に揉んでいった。
「あのー、それで何が分かったんですか?」
「ちゃんと見えた訳ちゃうからこれはわらわの予測なんやけど、多分あれは力やな。純粋な吸血鬼の力」
「吸血鬼の力?」
その答えに優也は小首を傾げマッサージの手を一瞬止めるが、直ぐに再開した。
「理由は分かえらへんけど、そちが無意識に吸血鬼の力を遠ざけようとしてるんやと思うわ。そして遠ざけようとするあまり別人格となってしもうた。それか、元々別やったか」
「じゃあ、僕の中には吸血鬼の力を持った誰かがいるってことですよね」
「あくまでも予測やけどなぁ。せやから、勝とうとすると、つまり力を求める程その人格は体の主導権に近づくっていうことかもしれへんな」
「じゃあ、その人格が完全に主導権を握ると……?」
「多分そちはそちじゃなくなるやろうなぁ」
「そんな……。一体、どうすれば……」
マッサージを続けながらも表情を曇らせる優也。
「こういうんは初めてやからよう分からへんけど、ひとつの体に二つの人格は不安定すぎるからなぁ。ひとつになる方がええと思うでぇ」
「でもそうしたら」
「ひとつになるっていうんは受け入れるっちゅーことや。遠ざけたい程に嫌な部分も受け止めんといけへんと思うでぇ。嫌いな自分も同じ体に住む自分やからなぁ。まずは認めるところからや」
優也は返事を返すことも忘れ玉藻前が言ったことについて考えていた。でも頭で考えながらもマッサージの手は動かし続ける。
「わらわが言えるんはこのくらいやなぁ。もっと細かな情報があったらええんやけど」
それからもう少しだけマッサージを続け、それが終わると優也は教えてもらった自分の部屋に行き布団に寝そべった。
だが中々寝つけず、気分転換も兼ね何かを飲もうと部屋を出る。一人静寂が風のように流れる廊下を歩いていると、誰かの部屋の襖が少し開いているのに気が付いた。微かに明かりが漏れる隙間から中を覗くと、そこでは百鬼が座禅をしていた。
「何か用か?」
目は閉じたままだったが、百鬼からは声が飛んできた。邪魔するつもりではなかったが、結果的にそうなってしまい申し訳なさそうに優也は襖を開ける。
「すみません。何してるのかなって思って……」
「精神統一だ」
「座禅ってやつですね。邪魔してすみません。すぐ出て行きます」
「お前さんもやるか?」
その誘いに優也は少しだけその場で考えた。そして襖を閉めると隣に百鬼を真似て座った。
「何かあったのか?」
「え? あぁ、まぁ」
「そうか」
だが百鬼はそれ以上は聞かず精神統一を続けた。
「聞かないんですか?」
「話したいなら聞く」
優也はどうするか悩んだが、話したくないと言えば嘘になるので好意に甘えることにした。
「百鬼さんは自分の嫌な部分ってありますか?」
「嫌いじゃないが悪いと思う部分ならある」
「誰だって欠点のひとつやふたつありますよね。――じゃあ、もし欠点を無くしてもらえるって言われたらどうします? 欠点だけを取り除いて別人にしてしまうとか」
「必要ない。悪い部分を含めての俺様だからな」
それは何の迷いもない即答だった。
「ちゃんと自分の悪い分部を認めてるんですね。すごいです」
「認めてやる必要は無い。ただ、受け入れるだけだ」
「開き直れってことですか?」
「ちゃんと見てやれってことだ。そうやって悪い部分と向き合って初めてどうすればいいか分かる。悪い部分が嫌だからといって突き放してばかりだと何も解決しないんじゃないか? もしかしたら思ったほど悪い部分じゃないかもしれんぞ」
「向き合うか……」
それから優也は百鬼と共にもう暫くだけ静かに精神統一を続けた。その後、食堂へ。
静まり返った誰も居ない食堂でウォーターサーバーから水を一杯入れると適当な席に着く。
座った後に前を向くとそこには、マリンキャップを深く被り裾を出した七分丈シャツを着た少年とも少女ともとれる子が座っていた。その子が顔を上げると左目の下にダイヤとハート、右目の下にスペードとクラブのマークがあるのが見えた。
「あっ。ごめんね。座ってるって気が付かなくて」
「いいよ。待ってたからね」
声でもやはりどちらか判断はつかない。
初めて会うはずのその子の言葉に優也は首を傾げた。
そんな優也の前に突然投げられた四枚のカード。ハートのエース、スペードのエース、クラブのエース、ダイヤのエース。
「スペードを当てたら良い事を教えてあげるよ」
そう言うとカードは勝手に裏返りシャッフルされた。
「選ぶも選ばないも君次第」
状況についていけてなかった優也は戸惑いつつもとりあえずカードを選んだ。右から二番目。
「捲っていいよ」
そう言われゆっくりとカードを捲る。そこに描かれていたのはAという文字とスペードマーク。
「どうやらフォルトゥーナは君に微笑んだようだ」
その子はそう言いながら身を乗り出しカードをひとまとまりにし始める。優也にとってはここまでずっと分からない事だらけだった。
「思い出に沈んだ約束を、君が果たしに来るのを彼はずっと待ち続けている。だけど、急がないと逸れた策略に喰われちゃうよ」
最初に言っていた良い事なのだろうが、優也にとっては何のことかさっぱり。その子とのやり取り全てが優也の中に謎を生んだ。
だが言い終えたその子はひとまとめした四枚のカードを同時に上へと投げる。咄嗟に花弁のように宙を舞うカードを目で追いかけた優也だったが、再び視線を前へ戻すともうそこには誰も居なかった。辺りを見回すがどこにも見当たらない。
そしてぽつり残されたように座ったままさっきの言葉を思い返すが、やはり訳が分からなかった。
「こんな時間に何してるの少年?」
すると、突然飛んできた声に後ろを振り向くとそこにはマーリンが立っていた。
「ちょっと喉が沸いちゃって」
優也は水の入ったコップを持ち上げて見せた。
「マーリンさんは?」
「アタシも喉渇いちゃってね。もう遅いし早く寝ないと明日寝不足になるわよ」
「そうですね」
返事をすると残りの水を飲み干し優也は立ち上がる。
「おやすみなさい」
「はい、おやすみ」
夢世界へ向かう為の合言葉を口にした優也は先に食堂を後にした。
そんな優也を見送ったマーリンは何気なくさっきまで優也が座っていた席を一瞥した。だがその時、テーブルの上に何かが置いてあることに気が付き進もうとした足を止め、テーブルへ。
近づいて見てみると、それは四枚のカードだった。
「スペードのエースが四枚。一体、何なのかしら?」
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