蛙の王女様―醜女が本当の愛を見つけるまで―
若い娘でありながら、老婆のような容姿を持つ娘——『シグルン』は、周囲に陰口を叩かれることもあったが、賢さを活かして人々に寄り添いながら、田舎で静かに暮らしていた。
その頃王都では、王太子の婚約を決める儀式が執り行われていた。『聖なる矢』を天に放ち、矢の刺さった屋敷の娘を正妃に決めるというものだ。王太子は運任せの婚約行事に辟易していたが、結局は従わざるを得なかった。
そして王太子の放った矢は、奇妙な容姿を持ったシグルンの家に突き刺さった。シグルンは選ばれし聖女として王都に招かれることになるが、王宮では歓迎されていないばかりか、王太子にすら会わせてもらえないようだ。こんな醜い顔では、王太子の正妃にはなれないということだろうか。
その後、シグルンは王宮で密かに過ごしていく内に、気になる話し相手と知り合った。お互い素性を明かさず、声だけの交流。その正体が王太子であることを知らないまま、また、王太子も聖女であることを知らないまま、二人は心惹かれ合っていった。
二人の愛の前に、シグルンの醜い顔の秘密と王宮に蠢(うごめ)く陰謀が立ちはだかる……!
童話『蛙の王子』やロシア昔話『蛙の王女』のオマージュ。
醜女が王太子に溺愛され、本当の愛を見つけるまでのファンタジーラブストーリー。
<注意事項>
*初投稿作品のため、色々ゆるゆるです
「よし! 何でもバッチコーイ!」という心の広い方に読んでいただきたいですm(_ _)m
※旧ペンネーム・狸
その頃王都では、王太子の婚約を決める儀式が執り行われていた。『聖なる矢』を天に放ち、矢の刺さった屋敷の娘を正妃に決めるというものだ。王太子は運任せの婚約行事に辟易していたが、結局は従わざるを得なかった。
そして王太子の放った矢は、奇妙な容姿を持ったシグルンの家に突き刺さった。シグルンは選ばれし聖女として王都に招かれることになるが、王宮では歓迎されていないばかりか、王太子にすら会わせてもらえないようだ。こんな醜い顔では、王太子の正妃にはなれないということだろうか。
その後、シグルンは王宮で密かに過ごしていく内に、気になる話し相手と知り合った。お互い素性を明かさず、声だけの交流。その正体が王太子であることを知らないまま、また、王太子も聖女であることを知らないまま、二人は心惹かれ合っていった。
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初めまして。
さ○○日記様のコメントからお邪魔しました。
面白くて一気読みしました。
今晩はもう遅いので明日から順番に読破したいと思います。
それにしても初めての作品で10万字越えですか・・・はぁ 驚きです。
私は先週初めて短編なるものを投稿して、3万字をやっとのことで越えました。
頭が空っぽになりました。
素晴らしい!お気に入りに入れさせて頂きました。
明日からが楽しみです。
京野 京様
初めまして(^ω^)
他作家さんからたどり着つかれたということですが、そのようなこともあるのですね。
とても驚きましたが、ありがたい話です。
わざわざ感想まで送っていただき、ありがとうございます(^人^)
うーん、文字数については……10万字超えは苦しかった記憶があります(笑)
ただ、京様の短編3万字も大変な労力がいると思います。
完結させるとなるとなおさら(๑ ˊ͈ ᐞ ˋ͈ )ƅ̋グッ!
拙著は随分昔に書いたもので、粗が目立つのですが、初めて書いただけあって思い入れがあります。
一気読みありがとうございます!
あばばば(゚ω゚)!?
お気に入りもありがとうございます!
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にゃん茶様
ご感想ありがとうございます。
特にストーリーに関する矛盾点のご指摘ありがとうございます。
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狸
楽しみに読ませて貰っています。
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いおる様
感想ありがとうございます。
楽しんでいただけているようで嬉しいです。
質問にありました瀑布の件ですが、前話でゾーイのいるラップラントに到着するのが夜中という話だったので、次話で「辺り一面真っ暗闇」という意味で瀑布という表現を使いました。
夜の帳という比喩と同じ表現のつもりで使ったのですが、分かりづらく申し訳ありません。
きっと私の力量不足から出たことだと思います。
比喩表現は難しいですね!
これからは分かりやすい比喩表現に気を付けていきたいと思います。
率直なご質問ありがとうございました。
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