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第三章
21.桜と百合
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翌日から、さくらがドラゴンの洞窟で過ごしていると、ノアが迎えに来るようになった。ノアは、ただドラゴンが戻って来たかどうかだけを聞くと、さくらの手を引いて一緒に城まで帰る。その間、特に二人に会話は無かった。
最初はこの妙な時間を気まずく感じていたさくらだったが、慣れてくると次第に心地いい時間になっていった。会話がなくてもノアが自分を気遣ってくれていることは十分に伝わってきた。無理に踏み込んでくることはしないが、自分との距離を少しでも縮めたいと思っているノアの気持ちが伝わり、少しだけ優越感に浸った。
しかし、どうしても素直になれず、さくらの方から余計な話をすることは一切無かった。それでも、この二人だけの時間がいつのまにか待ち遠しいものになっていった。
ある日、ドラゴンの洞窟の前でノアの迎えを待っていると、あまりの良い天気についウトウトし、いつの間にか眠ってしまった。気が付くと、ノアのマントが掛けられていた。ノアはさくらを起こさずに帰ってしまったようだ。
(起こしてくれればいいのに・・・)
起こすのも憚られるほど爆睡していたのだろうなと思いつつも、一緒に帰れなかったことを恨めしく思った。
さくらはノアのマントを手に取ると箱庭に向かった。
箱庭の入り口まで来ると、扉の前で大きく深呼吸をした。心臓がいまだ且つてないほどにドキドキしている。さくらは胸に手を当てて、
(落ち着け!マントを返すだけなんだから)
と自分に言い聞かせ、最後にもう一度大きく息をつくと、扉をゆっくりと明けた。
(平常心! 平常心!)
心の中でブツブツ唱えながら中に入ると、そこには誰もいなかった。さくらはホーっと一息ついた。とりあえず、いきなり箱庭で鉢合わせしなかったことに安堵した。このまま噴水前のベンチに置いて帰ろうかとも思ったが、どうしてもノアの顔を見たくなって、執務室へ繋がる階段の扉の前に来た。
「・・・開いてる・・・」
扉は開いていた。咄嗟に第二の宮殿に繋がる扉に目を向けた。―――やはりその扉も開いていた。
さくらは嫌な予感がした。いや、予感ではない。ほぼ確信していた。分かっていながら、足を止めることができなかったのだ。空いている扉を潜り、第二の宮殿に出てしまった。
箱庭から出た場所は第二の宮殿の外れに位置する。ほとんど人はいない。誰にも見つからず人に会うにはちょうどいい場所だとさくらは改めて思った。そして先に進むと、分かっていても見たくなかった光景が見えた。それはノアとリリーの密会だった。
リリーはノアの両手を掴んで何か真剣に訴えているようだった。以前鉢合わせた時ほど近づいていないので、何を話しているかは聞こえない。だが次の瞬間、ノアがリリーを抱きしめた姿が目に映った。さくらの手からノアのマントがゆっくりと地面に落ちていった。
(ああ、映画みたい・・・。綺麗だな・・・)
さくらは漠然とそう思った。二人の抱き合う姿がどんどん霞んでいき、どこか幻想的に見えた。
さくらはゆっくりと踵を返すと、静かに元来た道を戻って行った。
もう何も考えられなかった。溢れる涙を拭くことすら思い浮かばず、ただたた歩いていた。
☆彡
気が付いた時は、またドラゴンの洞窟に来ていた。池の前で膝を抱えて暫く呆けていたが、ある程度時間が経つと気持ちは落ち着いてきて、少しずつ物事を考えられるようになってきた。
―――自分は、自ら望んでこの世界に来たわけではなく、選ばれて仕方なく来た存在だ。陛下も仕方なく自分を王妃にするのだ。これはお互い拒むことができない。運よく陛下は自分を気に入った。それだけだ。きっと彼の中で特別な感情なんて存在しないのだ。最近優しくされていたから、もしかしたらリリーよりも自分を選んでくれたかもしれないなど、心のどこかで思っていたが、なんておこがましいことだろう。
そもそも陛下の中で『選ぶ』などないのだ。何人も妻がいることが当たり前の立場の人が、なぜ『選ぶ』必要がある?
さくらはごろんと仰向けに寝っ転がった。
―――第二だろうが第三だろうが王妃になるには平民は無理だと聞いた。そうなると自分なんてまったくの平民で、三流大学出の大した教養もない女なのに第一王妃なんて大したものだ。
さくらは左手を空に向けた。そして大きな指輪を見つめた。日の光に反射して宝石がキラキラと輝いている。
――本来なら、あの子が第一王妃なのだ。この指輪にふさわしい、美しい女性だ。さくらとリリー、桜と百合・・・。どう考えても、陛下に似合うのは可憐で美しい百合だ。
(私なんて異世界の娘でなければ、陛下に見向きもされないだろうな)
さくらはふっと自嘲気味に笑った。そして両手の甲を目に乗せ、瞼を閉じた。
ノアは自分を裏切ったわけではない。自分を追加しただけだ。自分だって元の世界に恋人がいたではないか。もし逆の立場だったらどうする? 亘と別れるだろうか?
(別れる? 亘と・・・? あんなに優しくて、何の非もない彼と?)
さくらは、ガバッと起き上がった。自分の立場になって考えた時、改めてノアに難しいことを望んでいたことに気が付いた。
その時、近くで枝を掻き分ける音が聞こえた。
「さくら!」
ノアだった。走って来たのか、肩で息をしている。落としたマントを見て、すべての状況を把握したのだろう。青い顔でさくらを見つめた。
さくらは立ち上がってノアの方を向いた。自分でも信じられないほど落ち着いていた。
「陛下。早くあの方を王妃様に迎えてくださいね。私のことは気にしないでください」
さくらは頑張って笑顔を作った。
「でも、あの方は私のことを気にしてしまうでしょうから、私たちはできるだけ会わないようにしましょうね」
その言葉に、ノアの顔はますます青ざめた。さくらの張り付いたような笑みを前にまったく言葉が出てこない。ノアに一礼して横を素通りしようとするさくらの腕をつかむのが精一杯だった。
さくらはノアを見上げると、そっとノアの手に触れた。触れられたことで力が緩んだところを、さくらは自分の腕から離した。
「私のことはもう気に掛けてくださらないで大丈夫です。居ないものと思ってください」
そう言うと、立ち尽くすノアを残し、一人城へ戻って行った。
最初はこの妙な時間を気まずく感じていたさくらだったが、慣れてくると次第に心地いい時間になっていった。会話がなくてもノアが自分を気遣ってくれていることは十分に伝わってきた。無理に踏み込んでくることはしないが、自分との距離を少しでも縮めたいと思っているノアの気持ちが伝わり、少しだけ優越感に浸った。
しかし、どうしても素直になれず、さくらの方から余計な話をすることは一切無かった。それでも、この二人だけの時間がいつのまにか待ち遠しいものになっていった。
ある日、ドラゴンの洞窟の前でノアの迎えを待っていると、あまりの良い天気についウトウトし、いつの間にか眠ってしまった。気が付くと、ノアのマントが掛けられていた。ノアはさくらを起こさずに帰ってしまったようだ。
(起こしてくれればいいのに・・・)
起こすのも憚られるほど爆睡していたのだろうなと思いつつも、一緒に帰れなかったことを恨めしく思った。
さくらはノアのマントを手に取ると箱庭に向かった。
箱庭の入り口まで来ると、扉の前で大きく深呼吸をした。心臓がいまだ且つてないほどにドキドキしている。さくらは胸に手を当てて、
(落ち着け!マントを返すだけなんだから)
と自分に言い聞かせ、最後にもう一度大きく息をつくと、扉をゆっくりと明けた。
(平常心! 平常心!)
心の中でブツブツ唱えながら中に入ると、そこには誰もいなかった。さくらはホーっと一息ついた。とりあえず、いきなり箱庭で鉢合わせしなかったことに安堵した。このまま噴水前のベンチに置いて帰ろうかとも思ったが、どうしてもノアの顔を見たくなって、執務室へ繋がる階段の扉の前に来た。
「・・・開いてる・・・」
扉は開いていた。咄嗟に第二の宮殿に繋がる扉に目を向けた。―――やはりその扉も開いていた。
さくらは嫌な予感がした。いや、予感ではない。ほぼ確信していた。分かっていながら、足を止めることができなかったのだ。空いている扉を潜り、第二の宮殿に出てしまった。
箱庭から出た場所は第二の宮殿の外れに位置する。ほとんど人はいない。誰にも見つからず人に会うにはちょうどいい場所だとさくらは改めて思った。そして先に進むと、分かっていても見たくなかった光景が見えた。それはノアとリリーの密会だった。
リリーはノアの両手を掴んで何か真剣に訴えているようだった。以前鉢合わせた時ほど近づいていないので、何を話しているかは聞こえない。だが次の瞬間、ノアがリリーを抱きしめた姿が目に映った。さくらの手からノアのマントがゆっくりと地面に落ちていった。
(ああ、映画みたい・・・。綺麗だな・・・)
さくらは漠然とそう思った。二人の抱き合う姿がどんどん霞んでいき、どこか幻想的に見えた。
さくらはゆっくりと踵を返すと、静かに元来た道を戻って行った。
もう何も考えられなかった。溢れる涙を拭くことすら思い浮かばず、ただたた歩いていた。
☆彡
気が付いた時は、またドラゴンの洞窟に来ていた。池の前で膝を抱えて暫く呆けていたが、ある程度時間が経つと気持ちは落ち着いてきて、少しずつ物事を考えられるようになってきた。
―――自分は、自ら望んでこの世界に来たわけではなく、選ばれて仕方なく来た存在だ。陛下も仕方なく自分を王妃にするのだ。これはお互い拒むことができない。運よく陛下は自分を気に入った。それだけだ。きっと彼の中で特別な感情なんて存在しないのだ。最近優しくされていたから、もしかしたらリリーよりも自分を選んでくれたかもしれないなど、心のどこかで思っていたが、なんておこがましいことだろう。
そもそも陛下の中で『選ぶ』などないのだ。何人も妻がいることが当たり前の立場の人が、なぜ『選ぶ』必要がある?
さくらはごろんと仰向けに寝っ転がった。
―――第二だろうが第三だろうが王妃になるには平民は無理だと聞いた。そうなると自分なんてまったくの平民で、三流大学出の大した教養もない女なのに第一王妃なんて大したものだ。
さくらは左手を空に向けた。そして大きな指輪を見つめた。日の光に反射して宝石がキラキラと輝いている。
――本来なら、あの子が第一王妃なのだ。この指輪にふさわしい、美しい女性だ。さくらとリリー、桜と百合・・・。どう考えても、陛下に似合うのは可憐で美しい百合だ。
(私なんて異世界の娘でなければ、陛下に見向きもされないだろうな)
さくらはふっと自嘲気味に笑った。そして両手の甲を目に乗せ、瞼を閉じた。
ノアは自分を裏切ったわけではない。自分を追加しただけだ。自分だって元の世界に恋人がいたではないか。もし逆の立場だったらどうする? 亘と別れるだろうか?
(別れる? 亘と・・・? あんなに優しくて、何の非もない彼と?)
さくらは、ガバッと起き上がった。自分の立場になって考えた時、改めてノアに難しいことを望んでいたことに気が付いた。
その時、近くで枝を掻き分ける音が聞こえた。
「さくら!」
ノアだった。走って来たのか、肩で息をしている。落としたマントを見て、すべての状況を把握したのだろう。青い顔でさくらを見つめた。
さくらは立ち上がってノアの方を向いた。自分でも信じられないほど落ち着いていた。
「陛下。早くあの方を王妃様に迎えてくださいね。私のことは気にしないでください」
さくらは頑張って笑顔を作った。
「でも、あの方は私のことを気にしてしまうでしょうから、私たちはできるだけ会わないようにしましょうね」
その言葉に、ノアの顔はますます青ざめた。さくらの張り付いたような笑みを前にまったく言葉が出てこない。ノアに一礼して横を素通りしようとするさくらの腕をつかむのが精一杯だった。
さくらはノアを見上げると、そっとノアの手に触れた。触れられたことで力が緩んだところを、さくらは自分の腕から離した。
「私のことはもう気に掛けてくださらないで大丈夫です。居ないものと思ってください」
そう言うと、立ち尽くすノアを残し、一人城へ戻って行った。
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