売られた姉妹

カウラ

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輪姦

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「すー・・すー・・」
(よし、凛は寝ているわね。気付かれないよう静かに・・音を立てず・・)
 ちゅぷ・・くちゅ・・くちゅ・・
「んっ・・ふぅ・・」
 ビロードとの初夜から数えて7日目の夜。
 菊は前戯無しでいきなり挿入される痛みから逃れるため、鎖に繋がれた妹が隣で寝てから一人静かに己の性器を愛撫するのが習慣となりつつあった。
 凛に勘付かれないよう下半身を反対側に捻り片手は乳房、もう片手は陰核や性器を優しく撫で回して少しでも多く膣を湿らせようと努力しているのだ。
 くちゅ・・くちゅ・・くり・・くり・・
「ん・・ふぅ・・んんっ!」

「やあおまたせ。今日も便所に行く準備は出来ているかい?」
「・・っ!」
「おや、すでに僕のペニスを受け入れる準備は万端のようだね。むしろ僕の施しが欲しくてたまらなかったのかい?」
「う、うるさいわね・・。静かにしないと凛が目覚めちゃうでしょ」
「ハハハ、それは悪かった。・・しかし君もこの一週間で随分とメスの顔に変わってきたね。最初はツンツンした未貫通のおぼこ娘だったのに。今の君はまるで高級娼婦のようにセクシーな姿だよ」
「し、失礼ね・・!」
「事実を言ったまでさ。それにほらご覧よ、君の性器は自分の愛液で溢れんばかりに濡れていて、僕が持っているランプの光でテカテカと輝いているよ。これこそが淫売の証じゃないか」
 ちゅぽっ、ぐちゅ、ぐちゅ
「んぁ! や、やめて!」
 不意にビロードが人差し指と中指を膣に挿入して中の具合を確かめた。
 そして透明な液体で濡れてしまったとその指を菊に見せつけたのだ。
「ほらご覧。僕の指が君のラブジュースでビチョビチョになってしまったよ」
「・・くぅ。・・さっさと行くわよ。早く終わらせてちょうだい、今日も甲板でヘトヘトになるまで間抜けな裸踊りをさせられたからとっても疲れたの」
「おや・・そうだとしたら君には悪いことをしたね」
「・・?」
「実は状況が変わってね。今晩の君には普段とは別の”仕事”が待っているんだ」
 ビロードが冷たい、それでいて憐れむような目を菊に向けた。
「何よ・・仕事って・・?」
 非常に嫌な予感がして菊は聞き返す。
 今までも菊は散々ビロードが思いついた変態行為をその柔らかな身体で受け入れてきたが、今回は特に危険な感じがしたのである。
「いやさ、実は相棒の酔っぱらい船乗りが僕と君の関係を別の船乗りにうっかり漏らしてしまったんだよ。・・それでね、僕の仲間の何人かに口封じする代わりに、彼らに君を一晩だけ貸し出すことにしたんだよ」
「・・え? ・・う、嘘でしょ・・貸し出しって・・まさか」
「嘘なもんかい。なあに大丈夫さ。君は今晩だけじっと耐えて何人かの相手をしたらそれでお終いさ。むしろ彼らがチップを弾んでくれるかも知れないし、何も悪いことばかりじゃないさ』
「い、嫌に決まってるでしょ! どうしてそんなことを勝手に決めるのよ! 貴方は人を何だと思っているの!』
「・・人? ハハ、面白い冗談だね。今の君は人じゃない、この船に乗せられた瞬間から君は商品であり一切の権利を剥奪された奴隷の女でしか無いのさ。そして僕はその管理者。最初から立場が違うんだよ」
「そんな・・お、お願い! 何人も相手するなんて絶対嫌! 貴方の相手をするのだって大変で終わった後はアソコがズキズキ痛むのに、そんな何人も一晩で相手にするなんて耐えられないわ! きっと・・きっと私のアソコが壊れちゃう!」
「心配いらないよ。この船にはちゃんと船医も居るんだ、多少裂けたってきっと上手に縫ってくれるよ」
「そ、そんな・・」
「それじゃ時間も限られている。約束の時間に遅れないよう早く行こう。遅れたら君は船長に密告されてそれこそ地獄行きだよ。船長は自慢の拷問具を使いたくてウズウズしているって噂なんだ」
 ガチャ
「いや・・いやぁ・・」
 ビロードはふるふると首を振って拒絶する菊の足枷を外すと強引に船倉から連れ出す。
 そして普段の便所の扉を抜けてその先にある倉庫に入った。
 そこは広さ十畳ほどの空間であり、乱雑に樽や木箱が重ねられている。
「さあ中へ」
「ううぅ・・」
 壁にかかったランプが薄暗く中を照らしていた。
 菊が部屋を見渡すと暗い空間に五人の屈強な船乗りが居るのがわかった。
 皆一様に菊をじっと見つめていて、口は卑猥に吊り上がって黄ばんだ歯が見えている。
「へへっ、やっと来たか」
「待ってたぜ太っちょ」
 ジャラララ! ピシャッ!
「逃げようなんて思うなよ? 少しでも抵抗したらお前はこの鎖で天井に縛り上げて鞭打ちの刑だぞ」
「ひぃ・・」
「さあ中に行くんだ菊。・・もう君は彼らに買われているんだよ、諦めるんだ」
(そんな・・む、無理。こんな大男達とするのなんて絶対に無理よ・・ビロードのアレだってとっても痛いのに、きっと彼らはもっと大きいわ・・)
 ガシ!
「おら来い! こっちはてめぇら奴隷日本人女の裸を毎日眺めてムラムラしてしょうがねぇんだ! お前の中古マンコでガマンしてやるってんだから黙って犯されろ!」
「きゃああっ!」
 菊は絶望したが逃げようにも部屋に入った瞬間には室内で待機していた汗臭い船乗りに両腕を強く掴まれてそのまま部屋の中へと連れ込まれてしまった。
「やだ・・た、助けて! ビロード! お願い助け・・て・・」
 ビロードに助けを求めようとして菊は絶望した。
 彼は船乗りの一人とコソコソ談笑し、それからコインが入っているであろう小さな巾着袋を受け取り懐に仕舞うビロードの姿があったのだ。
(そ、そんな・・。わ、私・・売られ・・ちゃったの・・?)

 まさかこんなことになるとは。
 菊は自身の考えの甘さを激しく後悔した。
 ビロードが一見真面目そうだからと軽々しく信用して肉体関係を深めてしまった。
 彼なら私と妹を優遇し、あわよくば船旅の途中で逃してくれるかもしれない。
 そのためには自分の身体を利用するしかない。
 そんな風に考えていた菊の思惑は外れてしまったのだ。
 ビロードは自身と菊の関係を船長に隠すため。
 そして小銭稼ぎの為に一週間も身体の関係を結び続けていた菊をあっさりと他の船乗りに売り飛ばしたのだ。
「ひひひっ! さあこっちだ仔豚ちゃん。今日はお前がパーティの主役だぞ」
「あ・・あ・・」
 菊は奥へと追いやられ、屈強な大男に壁を背に押さえつけられた。

(ごめんよ・・菊・・)
 この時、ビロードも多少なりとも申し訳ないとも感じていた。
 自分が童貞を捨てた記念すべき少女であり、それまでの野蛮で言葉も通じぬ異教徒である日本人のイメージから離れた知的な雰囲気で、豊満な肉体と愛らしい顔付きの菊。
 セックスの相性もよく己のペニスを優しく包み込む名器の持ち主。
 命じれば飲尿だろうがアナルプレイだろうが抵抗せず受け入れる性奴隷としての素質を持った少女。
 ある意味でとても魅力的であり、異教徒ながら彼女とのロマンスに身を焦がしても悪くはないかもしれない。
 一時はそう思っていたものの、そんな彼の青臭い考えはその日の船倉での一件であっさりと崩れたのだ。

 ゴシゴシ・・ゴシゴシ・・
「ふぅ・・吐瀉物や排泄物の汚れが酷いな・・早く掃除を終わらせないと奴隷達が戻ってきちゃうよ。まったく・・日本人女はやっぱり不潔な蛮族だよ」
「おいビロード!」
「へへっ! 見つけたぜ色男」
「!? ど、どうしたんだい? 確か君達は甲板の清掃当番じゃ・・」
「それよりよぉ、お前太っちょの奴隷女を便所に連れ込んで毎晩楽しんでいるだろう?」
「っ!?」
「え? どうだ船長に密告してやろうか?」
「そしたら姦淫罪でお前は処刑だし、あの太っちょ日本人奴隷もどうなるかわからねぇぜ」
「あの守銭奴の船長が処女じゃ無くなって価値が落ちた女をそのままにしておくとは思えねぇな。船長の”お愉しみ”で使うか、それとも船員用の公衆便所として使うか、どっちにしてもあの太っちょもお終いだな」
「「「ひゃははははっ!」」」
(ど、どうして・・!? どうして菊との関係が彼らに・・!?)

 それはこの日の正午過ぎ。
 奴隷の少女達が甲板で水浴びをする時間に合わせて船倉の清掃をしていたビロードは同僚の屈強な船乗りたちに詰め寄られていた。
 隅には飲んだくれの看守係もいる。
 彼の手には新品の酒瓶。
「うーい、ひっく・・」
(・・ま、まさか!)
 ビロードは察した。
 あの飲んだくれは賄賂を贈ったのに約束を反故して酒と引き換えにビロードと菊の関係を他人に漏らしたのだ。
(やばい・・この事が船長にバレたら僕は・・や、八つ裂きだ・・)
「どうやら図星だな」
「おいおいとんだエロ野郎だな。俺ら全員女日照りでイライラしているってのに一人だけ奴隷の女と毎晩楽しくセックスしてたのかよ」
「ち、違う! 誤解だよ・・」
「何が誤解だ! こっちは昨晩てめぇが太っちょ女と便所で盛っているところを見たんだぜ!」
「・・!?」
「ぎゃはは! ビロードお前一丁前に貧相なナニをあの女のマンコに突っ込んでたな。腰をヘコヘコさせて盛りのついた犬の交尾みたいだったぜ」
「ま、まさか・・」
「日本人女のまんこの具合はどうだ? やっぱあそこの中も小せえのか? キツキツで気持ち良いのかよ?」
「中出ししたみてぇだけどあの太っちょがお前のガキを孕んだらどうするんだ? 船長に知れたらタダじゃ済まねぇぞ」
「あ・・う・・」
 船乗りの一人が蒼白になったビロードの肩を叩いて耳元で囁いた。
「安心しろよ。俺らとお前の仲じゃねぇか。つまらないことで密告したりしねぇよ。・・けどな、せっかくヤッても文句を言わねえ女が居るんだ。お前まさか独り占めしようだなんて考えてはいねぇよな?」
「ど、どういう意味だい・・?」
「察しが悪い野郎だな。別に毎晩って訳じゃねぇ。今晩だけでいいからあの太っちょを俺らに貸せって言ってんだよ」
「・・なっ!?」
「タダでとは言わねぇよ、一人当たり銅貨3枚くらいは払ってやるよ。へっ、なんたってお前の大切な女だからな。無料で公衆便所扱いするのは気が引けるってもんだぜ」
「それとも嫌ってのか? それなら覚悟しておけよ。悪魔よりも恐ろしい顔をした船長がお前をズタズタに切り裂いてから腹を空かせたサメどもにご馳走を振る舞うだろうな」
「う・・う・・」
「よし! 決定だな! 今晩あの太っちょを船底の倉庫に連れてこい」
「わ、わかったよ・・、け、けど頼むから他の人には言わないでくれよ。特に船長には・・」
「安心しなよ。まあお前の大切な日本人女のマンコは俺らのデカマラでガバガバになって、明日からお前の粗末なナニじゃ感じられなくなるかも知れねぇがな」
「「「ぎゃはははは!」」」
「あ、ううぅ・・」
 彼は菊が野蛮で屈強な船乗りたちに輪姦されるよりも、事の真相が船長に知れて刑罰を受けるのをひどく恐れた。
 そして僅かな銅貨と引き換えに、菊の身体を同僚の船乗りに売ることを決めたのだ。

(し、仕方ないさ・・。もしもこの事がバレたら菊だってタダじゃ済まない。きっと船長に拷問された上に見せしめで処刑される。それならこれもある意味で菊のためなんだ・・)
 ビロードは5人分で15枚の銅貨が入った小袋をポケットに仕舞うと、現実を忘れようと倉庫の隅に置かれた樽に座って安酒を胃に流し込んだ。

「い、嫌です! お願い! やめてください!」
「おお! こいつ本当に俺らの言葉が喋れるのか!」
「どうして今まで黙ってたんだよ」
「そ、それは・・」
(警戒されるとマズイから黙ってたのよ・・そんな事言える訳ないじゃない)
「まあ良いだろう。何ヵ国語を喋れたって関係ねぇ、1時間もしたらこの太っちょは俺らのナニで感じまくってブヒブヒって仔豚そっくりの喘ぎ声しか上げられなくなるんだからな」
「ひゃはは! 違いねえ! おい太っちょ、俺らのナニはあの小僧のナニとは物が違うぜ? デカくて硬くてまるで鉄の槍だぜ」
「日本人女の小さなマンコで耐えれるか試してみようぜ。ひょっとしたら孕み袋までチンコが入っちまうかもな」
「ほらよ、これからお前のちっさいマンコに入る聖なる肉棒だ、ご挨拶しな」
「きゃあっ!」
 菊の両腕を上にして壁に押し付けていた船乗りがおもむろにズボンを下ろして自身のペニスを見せつけてきた。
 それは彼が言うようにビロードの物よりも更に一回りは大きく、そして汚垢に塗れひどい悪臭を放っていた。
「ひっ! ・・ひっ! い、いやあぁ!」
 鼻が曲がりそうになり菊が顔を背けるが、横にも別の男のペニスが彼女の眼前に迫っていた。
「やっ・・ひいいっ!
 そして逆側を向くと、そこにも更に別の男のペニス。
 船乗りたちは3人で彼女を取り囲んでペニスを見せつけているのだ。
「あ・・ああっ・・お、おえぇ・・」
 3方向を汚らしい巨根で囲まれた菊は思わず吐きながら気絶しそうになった。
 これがこれから自身の性器に挿入されるだなんて、想像しただけで最低な気分になる。
「まずは口でしゃぶってキレイにしな」
 じゅぼぉっ!
「おごっぉっ!?」
 正面の男が菊を膝立ちにさせると顎を掴んで垢まみれの剛直を口に捩じ込んできた。
(く、臭い・・!)
 鼻腔を貫き直接脳裏にペニスの悪臭が届き強烈な吐き気が菊を襲う。
 しかし彼女が吐き気に耐えようとすると男は乱暴に菊の頭を掴んで前後に揺さぶり喉奥まで犯したのだ。
 じゅぼっ! じゅぼ! じゅぶぶっ!
「おごっ! おおっ! おっ おぐぅぇ!」
「ちゃんと喉を閉じろ! そんなんじゃ一流の娼婦にはなれないぞ!」
(く、苦しい・・! こ、呼吸が・・息が出来ない・・!)
 ぐぽっ、ぐぽっ、じゅぷっ、ぐぽっ、ぐぽっ
「歯を立てるな! ペンチで引き抜くぞ!」
(そ、そんなっ・・無理よ! く、苦しい!)
 ぐぽっと異様な音を立てながら菊は船乗りのペニスで喉奥を犯される。
 倉庫の壁に掛かったランプがカタカタと音を立てて揺れた。

 ぐぽっ、ぐぽっ、ぐぽっ、ぐぽっ
「おっ! おごっ! おおっ!」
「おいおい待てよ、この太っちょ気絶しそうだぜ」
「まだ夜は長いんだ、それにこの太っちょは準備万端みてぇだしよ、さっさとマンコに突っ込んでやろうぜ」
「へっ、そうだな。よしフェラチオ実習は終わりだ。次はマンコで俺らのデカチンを味わってもらおうか」
 じゅるるるっ
「おおっ・・げほっ・・げほっ・・。う、うえぇえ・・」
「おら立ちやがれ!」
「うえぇ・・きゃああっ!」
 小さく丸まって船乗りの恥垢と夕飯の不味いスープが混ざった吐瀉物を床に吐く菊を見て苛ついたのか、船乗りの一人が彼女の両腕を掴んで強引に立ち上がらせた。
「へへっ! 暴れられると面倒だ、こいつを使おうぜ」
 ジャラララ、ガチャ!
「え・・な、何!?」
 船乗りの一人が黒人奴隷を拘束する際にも用いる頑丈な鉄製の手枷付きの鎖を持ち出し、倉庫天井のフックに掛けた。
 そしてひんやりした厚い鉄の手枷で菊を万歳の姿勢で拘束したのだ。
 ガチャ ガチャ
「嫌っ! い、いやですっ! は、外してくださいっ!」
 鎖が短く菊は爪先立ちの姿勢で拘束される。
「おう外してやるよ。勿論俺ら全員が満足した後にな」
「ひゃははっ! 出荷前の子豚そっくりだな!」
「おいお前ら両足を広げさせろ」
「・・ひっ! や、やあっ! いやああっ!」
 二人の船乗りが左右から菊に詰め寄り、片足ずつ持ち上げて彼女の陰部が大きく見えるように開脚させた。
 事前にオナニーしていたせいで菊の性器からはつつっと一滴の愛液が床に溢れる。
「ひひひっ! 我慢できねぇ! 早速ヤルぜ!」
「やだっ! やだっ! 助けて! 助けてビロード!」
「・・っ!」
「ガハハハ! 残念だったな太っちょ! お前の白馬の王子様は飲んだくれてやがるぜ!」
「そ、そんな・・」
(く・・すまない・・すまない菊。許してくれ・・!)
 ピトッ
「ひいっ!」
 大きく開脚させられたことで拡がった膣口に船乗りの真っ赤な剛直が宛てがわれた。
 それはビロードの物よりも大きく、太さは凛の腕ほどではないかと菊は戦慄した。
(嫌・・無理よ・・こんな・・こんな大きいの・・無理!)
「天国に連れてってやるぜ!」
 ミチミチ・・
「いいっ! いっ! いだいっ!」
 ミチ・・ミチ・・ブチュブチュチュチュッ!
「・・っ! あっ! あああああああっ!」
「へっ! 見ろよ! 俺様のデカチンが根本まで入っちまったぜ!」
「あああっ! お、大きいっ! つ、潰れる・・子宮が潰れるっ!」
「馬鹿野郎! これからてめぇの子宮がパンパンになるまでザーメンをぶちまけるんだ! この程度で音を上げるんじゃねぇ」
 ブチュ! バチュ! バチュッ! バン! バン! バンッ!
「おごぉ! ひぎいぃ! ひいっ! いいいいっ! ああっ! あぎいいっ!」
 巨根の船乗りの一突き毎に菊の子宮は押し潰され、彼がペニスを引き抜く毎に膣壁がカリによって引き摺られ彼女には性器がひっくり返ってしまうのではと錯覚させるほどであった。
「フン! フン! フン! フン!」
 パンッ! パンッ! パンッ!
「おおっ! あっ! あおおっ! おおおっ!」
 菊は無意識のうちに両足を爪先までピンと伸ばして硬直させ、両手は鎖を掴んでいた。
 そして顔は涙と鼻水そして涎でひどく汚れ、男が突き上げるごとに獣じみた情けない喘ぎ声を口から漏らすのであった。
 パンッ! パンッ! パンッ! ・・パンッ!
「ひぐぅ!?」
 射精の近付いた男が菊の最奥までペニスを捩じ込むと子宮口に標準を合わせるように腟内をゴリゴリと舐る。
「いくぜぇ! 薄汚い日本人女に白人様の神聖な子種を恵んでやる! 有り難く受け入れな!」
 びゅるるるるるっ! ビュ! ビュ! ビュ!
「ひいいっ! あ、熱い・・アソコが・・熱い・・!」
 そして腰を掴んで逃げられないようにした状態で菊の子宮に精液をドクドクと流し込んだのだ。

 ビュ! ビュ・・ジュポン! 
「う・・うう・・。おおっ!」
 ごぽぽっ ビチャビチャ
「うう・・ああ・・」
 長い射精の後に船乗りがペニスを引き抜いた。
 半月間の船旅で溜まっていた彼の特濃精液が菊の膣から溢れて床を汚す。
「ひゃははっ! まるでチーズ見てぇな濃さだな! こりゃ妊娠確実か?」
「だろうな。まあ良いだろう。最悪船長バレそうならビロードがヤッたことにすりゃいいんだ」
(やだ・・やだ・・赤ちゃん・・やだよぉ・・)
 ごぷっ・・ごぽっ・・
(・・くそっ!)
バンッ!
隅で酒を煽っていたビロードが立ち上がると倉庫を後にした。
「お? ビロードお前何処に行くんだ?」
「へっ! 愛する日本人女が他人の子種で孕む瞬間を見たくねぇらしいな」
「まああんなフニャチン野郎は放っておこうぜ。よし次はオレだな」
 ジュプ!
「んんっ! ああっ!」
 遂にはビロードにも見捨てられたと放心した菊を次の男が犯し始めた。
「お! コイツは中々に具合が良いじゃねぇか! 俺様のチンコを咥えて悦んでやがるぜ」
「だろ! この太っちょ顔はイマイチだけど身体は文句ねぇよな。マンコの締まりも最高だぜ」
「顔はよく見れば目鼻立ち整ってるけどな。・・なぁ、よく見たらコイツといつも一緒にいるチビと似てねぇか?」
「ああ、あのスンスンすぐ泣くチビだろ。・・確かに眉毛の感じとか似てるな。ひょっとしてお前ら姉妹か?」
(・・っ! ま、まずい・・コイツら・・このままじゃひょっとして凛にも危害が)
「ち、違います・・それにそうだとしても・・彼女は関係ないでしょ。お願いだから・・手を出さないで下さい・・」
 菊は凛に被害が及ばないよう精一杯誤魔化した。
「まあ良いだろ、それよりもセックス再開するぜ。俺様はすげぇぞ。地元じゃ娼婦殺しって言われてるんだ」
「ひゃははっ! またあの自慢話が始まったぜ」
「うるせぇ見てろよ」
 パンパンパンパンパンパンパンパンパン!
「おっ!? あっ! あっ!? やっ! は、激しいっ! や、やめっ! ああっ! あああああああっ!?」
 パンパンパンパンパンパンパンパンパン!
「オラオラオラ!」
 パンパンパンパンパンパンパンパンパン!
「ははっ! すげぇスピードだ! マンコから愛液が弾けてコッチまで飛んできたぜ」
「あっ! ああっ! あひっぃ! ひいいぃっ! ひいいぃいいっ!」
 二人目は日頃鍛えたその筋力で想像を絶する激しいピストン運動で菊を徹底的に責め上げた。
 菊の豊満な乳房は小刻みに振動し、彼女は顔を真赤にさせて突かれるごとに口からは余裕の無い喘ぎ声を垂れ流す。
 パンパンパンパンパンパンパンパンパン!
「ひぃ! ひぃ! ひいぃっ! ひいいっ! た、たすけっ! たすけてっ! し、死ぬっ! 死んじゃうぅ!」
 パンパンパンパンパンパンパンパンパン!
「ひいいいいいぃいいいいっ! あひいぃいぃっいぃっいぃっ!」
 彼は無尽蔵の体力で容赦無く前後運動を繰り返した。
「どうだ異教徒の女め、思い知ったか! そろそろ出すぜ!」
 パンパンパンパンパンパンパンパンパン! ・・どぴゅ! どぴゅ!
「ひいいいぃっ! ・・あ、ああっ!」
 そして菊の膣壁が擦り切れるかと思うほどの回数の挿入を繰り返した後にまたしても彼女の子宮目掛けて溜め込まれた濃く臭い白濁液を注ぎ込んだのだ。
 ゴポッ・・ボトボト・・
「ひぃ・・ひぃい・・」
 二人目が終了した時点で菊は満身創痍であった。
 彼女の膣口は真っ赤に腫れ上がり膣口は大きく拡がっている。
 ぽっかり開いた性器を覗き込めば白濁液を溢れさせる子宮口さえも肉眼で観察できる状態だ。
「へへっ、よし次はオレだな」
「はひぃ・・ひいぃ・・」
(も、もう無理・・本当に・・本当に殺さる・・犯されすぎて・・死んじゃう・・)
「いくぜぇ」
 ぴとっ
「や、やめ・・」
 ぶじゅっ!
「あああああっ!」
 菊の懇願も虚しく、彼女は3人目の男からも容赦無く犯された。

 パンパンパンパン!
「ひぃ! ひぎっ! あひぃ!」
 じゅぽ! じゅぽ! じゅぽんっ!
「おっ! おおっ! あおぉっ!」
 ドピュ! ドピュ!
「あっ、ああっ・・!」
「「「ぎゃはははっ!」」」

 ***

 ぽたっ・・ぽたっ・・
「ふうスッキリしたぜ。これで一周したな」
「思ったよりも良かったぜ仔豚ちゃん。彼氏君で満足出来なくなったらいつでも俺らが相手してやるから呼んでくれよ」
「ぅ・・ぉ・・」
「じゃあ俺らはそろそろ寝るわ。そういや後始末はビロードにやらせる筈だったんだが何処行ったんだ?」
「さあな、それよりさっさと戻ろうぜ。奴隷女を輪姦したって船長にバレたら俺らもやべぇよ」
「だな」
「じゃあな太っちょ。彼氏によろしくな」
「ぅ・・ぅぅ・・」

 そして4人目、5人目と立て続けに輪姦してから満足した船乗りたちは足早に凄惨な陵辱現場を後にした。
 菊は鎖で拘束された状態で放置されている。
 そして哀れにも5人の屈強な男達に犯され続けた彼女の膣にはワインの瓶が深々と捩じ込まれている。
 それは男の一人が戯れに輪姦後に戯れにと挿入したものだった。
 だが両手を戒められた彼女にはそれを引き抜く自由すら存在しなかった。
(・・身体が動かない・・アソコがズキズキ痛い・・。鎖で拘束されているし・・このまま見回りに見つかったら私は・・もう・・)
「助けて・・ビロード・・」
 菊は一縷の望みを掛けて男の名を呼んだ。
「待たせたね。ごめんよ菊」
(・・っ!)
 偶然か、菊が彼を求めて呟いたタイミングで扉が開き、手になにやら道具を持ったビロードが現れたのだ。

「ビロード・・」
「ああ酷い。なんて有様だ」
 ビロードは頭を掻いてから鎖で拘束されて爪先立ちの菊の元へ駆け寄る。
「可哀想に・・鎖で無理に拘束されて手首は真っ赤だし、それにアソコも酷く腫れている・・。まずは瓶を抜かないと。すぐに取るから我慢してね!」
 ジュポンッ!
「んっ・・くぅ・・」
 ボタボタボタッ!
「うわ・・抜いたら沢山出てきちゃったよ」
 彼が菊の膣に捩じ込まれていた酒瓶を引き抜くと、それまで膣内で留まっていた5人分の特濃精液が一気に溢れ出て来た。
「うへぇ・・便所より悪い臭いだ。けども良かった、君のアソコは裂けてはいないようだね」
 ガチャ
 ビロードは思わず後ずさってからバツの悪い顔をして白濁液塗れのワインを放り捨て、それから菊の拘束を解いて床に横たわらせた。
「ビロード・・お願い・・助けて・・」
「ああ安心しなよ・・もう・・もうこんな気持は嫌だ。もう君を売ったりなんてしないよ」
 彼は自分の大切な女性が寝取られてしまったような悔しさを感じていた。
「そらこの薬をお飲み」
「何・・この薬・・?」
 そして耐えられず倉庫を後にし、それから彼は医務室に向かったのだ。
「これは緊急避妊薬さ。効果はえっと・・瓶にはこれを飲んだ前後24時間の性交による妊娠は予防出来るって書いているね」
「前後24時間・・じゃあ・・」
「ああ、少なくとも今回の愚かな男達の子種で君が孕むことは無いよ。・・けど、もしかしたらとっくに僕の精液で君は妊娠しているかも知れないけどね」
 菊は彼から促されて小瓶に入っていた苦い液体を飲み干した。
 そもそも妊娠したくはないが、特に今晩自身を輪姦した男達との子供だなんて御免だ。
 そう考えて彼女は薬液を飲んだのだ。

 それから、ビロードは輪姦によって体力を奪われ四肢がまともに動かせなくなった菊の全身、特に性器を雑巾で拭き取った。
 そして肩を持って船倉へと送り届け、何事もなかったかのように彼女の足枷を嵌め直して持ち場に戻ったのだ。
 菊は隣で凛が静かに寝ている様子をみて安心すると、緊張が糸が切れたのか気絶するように寝てしまった。
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