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ゴルディの両親のため息
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そんな悪戯好きなゴルディに村の衆は怒り心頭です。(大切な農作がダメにされたら無理もありませんね。畑を駄目にされたら明日には飢え死にしてしまうかもしれませんから)人々の怒声は日増しに強くなり、ゴルディのパパとママもゴルディをどうにか落ち着かせたいと願っていました。(両親ともどもゴルディの悪戯に怒って叱っていましたが効果がまるでないので近頃は神頼みになっていたのです。「まいりましたわねアナタ、あの子がおとなしくなるにはどうしたらいいもんかしら、あの子ったら叱れば叱るだけとんでもないことをしでかすし、何日も森にこもって家に帰ることもまばらなんですもの」「ああ…私もさっき村長さんからも一発貰っちまったよ、カアさん・・あいつめ村長の馬の尻毛を全部抜いちまうとは、くく…おかげで3日以内にあいつを何とかしないと私たちを村から追い出すといわれちまった・・」ママさんはショックを受けました当然です、三日後に村を出ていかなければならないと決まってるようなものだからです。「まっどうしましょう!?」「落ち着け、マリーネ。こうなっては仕方がない…」パパさんはため息をつき手を頬にあてながらゆっくり言葉を紡ぎました。
「・・・・村のみんなの怒りが収まるまでゴルディには旅に出てもらおうと思う、」
「・・・・村のみんなの怒りが収まるまでゴルディには旅に出てもらおうと思う、」
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