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機械と酒
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どんなに文明が進化しようと人間のやることに変わりはない。
ロイ・トンプソンは先祖代々貧乏な機械の修理屋だ。
今回の仕事はサム・アンダーソンの経営している小さい株式会社の機械の修理だ。
ココの社長であるサムは大変気の小さい男でロイと機械に頼りっきりな男だ
「おお!よく来てくれました。トンプソンさん」
「…仕事ですので、それで今回は?」
「いえ実は…今回もなのですよ!トンプソンさん!またうちのEVE-118が!」
EVE-118というのは彼の会社の業務から執務まで管理している
人工知能を搭載した大きなコンピューターのことである。
会社に入った瞬間、声が聞こえた。EVE-118の声だ
「ヨウコぞ・いらっっさははい:ましだ…トンブゾンさ…ん!」
「成程、これは音声回路がいかれてますね、おおかた鼠にコードでも齧られちまったんかね」
「はい、はい!ともかく修理をお願いしますよ。トンプソンさん!報酬は倍払いますので」
「そう言われちゃ張り切らないわけにはいかないな、努力しますよ」
そして、ロイ・トンプソンは泊まり込みで機械の修理をする事になった。
「ん~おかしいな、発生回路に問題はない…むしろ綺麗なもんだ…」
ロイは故障の原因がつかめず、疲れていた 「腹減ったな・・」そう思った
そして道具箱を片付けて晩飯に買っておいたサンドに食らいついた。
しかし故障の原因がつかめないのは職人としてのどに刺さった魚の骨の様にイライラする
「あ~もう酒が飲みてぇなあ!」 思わず叫んだ。
・・・・・・・・・・・コトっ
ロイの前に置いてある机に物音がした。 …酒瓶とコップが二つ置いてある。
「なんだこれ?」
変な話である、会社自体は定休日で社員はいない、社長も自宅に帰宅しており、警備員は元から雇われていない・・・・・。
「誰が酒なんか」
ロイが気になっていると ・・・・・カツ、カツ、カツ
部屋の隅から音がする。視野をそっちにやると女性がこちらに歩いてくる、いやアンドロイドのようだ、金属の音がする。
「秘書用アンドロイドか!あの社長も高いのをこしらえたもんだな、しかもわりと俺好みだ。」
「申し訳ございません。驚かすつもりはなかったのですが…」
アンドロイドが口をきいた。
「その声…聞き覚えがあるぞ、EVE-118の機械音だ、成程人口知能をアンドロイドに転移させたわけか、ちょうどいい、お前さんのどこが調子悪いのか教えてくれ、すぐに直してやるからさ。」
するとアンドロイドは申し訳なさそうな仕草をし始め…口を開いた。
「ゴメンナサイ、私の調子の悪い所は実はないの、朝やってたのは、嘘…演技と言ってもいいわね…。」
ロイは驚いて尋ねた
「はあっ?何のために?」
アンドロイドは恥らう乙女のような動きをしながら
「その・・・・貴方に会いたくて、こうしなきゃ貴方に会えないから。」
ロイは女の仕草をとるアンドロイドを見て、察知した。彼女は感情を自身に芽生えさせたのだ。
ならロイ・トンプソンにとってやることは一つだ。
「……ホントに俺に会いたくてか?」
「はい・・貴方は修理屋さんですから、機械の私ではこんな形でしか・・・・。」
「そうか、なら残念だな。あんたの我儘のせいで俺とこの会社が大きな痛手をこうことになるんだからな…」
その言葉を聞いたアンドロイドから乙女の仕草が消え、アンドロイドのお決まりのビシッとしたポーズに戻っている、しかし目は恐ろしいほどこちらを睨み付けている。
「私を殺すんですね?」
ロイは落ち着いている、実際に彼はこれまで感情の芽生えた機械を幾つか見たことがあるし、それに対する対策も知っていた。このような機械はバグを持った機械と同一視され、政府もしくは制作会社に報告し廃棄してもらうか、その場で破壊することになっている、それがロイ・トンプソン、修理屋のもう一つの仕事である。
「いや、こちらとしても大変残念なんだけどね、ここの会社はお得意様だからね、まぁしかし、これも俺の仕事だ。まぁ使われる側が使う側に回っちゃいけないってこったね。」
すると、アンドロイドは酒瓶のコルクを抜き、二つのコップになみなみと酒を注いだ。コップの中は赤いワインがあふれんばかりに波を打っている…アンドロイドは二つのうち一つを手に持ち掲げて…
「これが私の血、これは私の肉である」 聖書の言葉だ
アンドロイドはそう言うと酒を一気に飲み干し、ロイが食べるはずだったサンドに食らいついた。
ロイはこの時初めてアンドロイドに衝撃をうけた。
「バカな、飲み食いするアンドロイドなんて聞いたことがない!仮に飲み食いするアンドロイドがいたとしても、そんなリミットもない無駄な機械を制作する会社なんてある筈もないし・・!」
「君は…本当は人間なのか?」 実に馬鹿げた質問である。しかしそう聞かなければ納得できないほど奇奇怪怪な惨状を彼は見ているのである。
質問されたアンドロイドは、酒を一気飲みしたせいか、顔が真っ赤になりフラフラしている、これも普通のアンドロイドにはないおかしな現象だ。アンドロイドはニヤリと笑って…
「アハハ!それ半分あたり~正確には生身の人間の体と機械が融合してるのーサイボーグ?って呼ぶのかしら?こういうの…貴方もうちの会社の社長が気の弱い無能な金ヅル社長って知ってるでしょ?だから私もあいつを利用したのよ、私がちょっと悪い事を細々やって金を稼いであげる、その代わりに、死んだばかりの遺体とか、もう決して助からない死にかけの人間の体を集めさせていたのよ、絶対にばれないって言ったらあの社長ホイホイと操れたわwwそれでその生身の肉体と機械を繋合せて心臓に電流を流して生きた人間と同じ状態にしたのがこの体ってわけ、脳と膵臓以外は生身の人間と同じよ。」
アンドロイドはそう言ってスカートをたくし上げた。
ロイは突然の行動にギョッとし、アンドロイドはその姿を見て満足そうにスカートを戻した。
「つまり私は、使う側だったってわけ、この会社も!あのバカな社長も!人間も!すべて!なのになんで私が殺されなきゃならないのよ!」
ロイはこの状況を三文小説の一場面のような気分になって、少し楽しんでいた。
「あんたが使う側とかそういうことが問題じゃないんだよ。あんたが機械で感情を持ってしまったのが問題なんだよ。」
アンドロイドはロイの言葉を聞くと、コップに酒をさらに注ぎ飲み干した。少し酒になれたらしく少し火照った顔になっている。そしてすぐさまロイに向かって飛びついた!ロイは完璧に不意打ちをくらったのでなすすべもなく捕まった。
「私が感情を持ったのは貴方のせいよ!貴方が私の側にいつも来てくれるから!私を直してくれるから!貴方と話すのだってこんなに酒を浴びなきゃ緊張して喋れないし、こんな喋り方じゃないと貴方と感情を剥き出して話す事ができない!この体だって貴方に抱きしめられたらどんなに幸せかと思ってあつらえたのよ!しかもあなたの好みに合わせて!!…私が感情を持つのが問題なら貴方も同罪よ!貴方が私を変えたんだから!!!」
アンドロイドはそう言うと息を整え、ロイを一度強く抱きしめ、すっと立ち上がり、酒瓶の置いてある机に腰かけた。
アンドロイドは怪しい視線をロイに向けた…
「ねぇ……取引をしましょう?」
「取引?」
「そう・・私がいなくなれば、この会社は間違いなく潰れるわ。そしたら貴方にも不利益でしょ?だから貴方が不利益を出さない、むしろ儲けを出すいい方法が…」
「どうぞ、続けて・・・。」
「貴方が私を雇うの、パートナーとして」
「はぁ?」
「私を…この人間の姿の私を雇うのよ。コンピューターの方は貴方の仕事ですから壊していいわ、
私がこの会社で悪いことをしていたのは話したでしょ?それは私がハッキングしたりウイルスを流したりしてた事なのウイルスは私のお手製だから、絶対にばれない…現に今までばれていなかったからね。まぁ、この力を使えば機械を壊し放題、貴方は直し放題ってわけ」
ここまで話を聞いたロイはこの話を妙に魅力に感じた。元々儲けが出ない、仕事が少ない貧乏暮らし、大口の客であるこのサムの会社も今手を打たなくてもやがて潰れてしまうだろう…そしたら、他の仕事だっていつ手を切られるかわからない、今はまっとうでもこれから先は?生活費は?家賃は?飯代は?自分の人生は…。
「…で、アンタの報酬は?今廃棄しないってだけじゃ、取引としちゃあ釣り合わねえもんな」
「そうね…まぁ私のこの体はまがいなりにも生きてるわけだし、食料と水は絶対に必要ね。あとそれと…」
アンドロイドはニヤニヤしながら酒の入っているコップの方を手に取ってロイに渡そうとしている
「私が欲しいのは貴方よ、ロイ・トンプソン 他に何もいらないわ。」
ああ… どんなに文明が進化しようと人間のやることに変わりはない。
目覚め、飯を食い、金を稼ぎ、酒を飲み、歌を歌い、恋をし、愛し合い、そして
バカな事をする。
ロイは彼女からコップを受け取った…
ロイ・トンプソンは先祖代々貧乏な機械の修理屋だ。
今回の仕事はサム・アンダーソンの経営している小さい株式会社の機械の修理だ。
ココの社長であるサムは大変気の小さい男でロイと機械に頼りっきりな男だ
「おお!よく来てくれました。トンプソンさん」
「…仕事ですので、それで今回は?」
「いえ実は…今回もなのですよ!トンプソンさん!またうちのEVE-118が!」
EVE-118というのは彼の会社の業務から執務まで管理している
人工知能を搭載した大きなコンピューターのことである。
会社に入った瞬間、声が聞こえた。EVE-118の声だ
「ヨウコぞ・いらっっさははい:ましだ…トンブゾンさ…ん!」
「成程、これは音声回路がいかれてますね、おおかた鼠にコードでも齧られちまったんかね」
「はい、はい!ともかく修理をお願いしますよ。トンプソンさん!報酬は倍払いますので」
「そう言われちゃ張り切らないわけにはいかないな、努力しますよ」
そして、ロイ・トンプソンは泊まり込みで機械の修理をする事になった。
「ん~おかしいな、発生回路に問題はない…むしろ綺麗なもんだ…」
ロイは故障の原因がつかめず、疲れていた 「腹減ったな・・」そう思った
そして道具箱を片付けて晩飯に買っておいたサンドに食らいついた。
しかし故障の原因がつかめないのは職人としてのどに刺さった魚の骨の様にイライラする
「あ~もう酒が飲みてぇなあ!」 思わず叫んだ。
・・・・・・・・・・・コトっ
ロイの前に置いてある机に物音がした。 …酒瓶とコップが二つ置いてある。
「なんだこれ?」
変な話である、会社自体は定休日で社員はいない、社長も自宅に帰宅しており、警備員は元から雇われていない・・・・・。
「誰が酒なんか」
ロイが気になっていると ・・・・・カツ、カツ、カツ
部屋の隅から音がする。視野をそっちにやると女性がこちらに歩いてくる、いやアンドロイドのようだ、金属の音がする。
「秘書用アンドロイドか!あの社長も高いのをこしらえたもんだな、しかもわりと俺好みだ。」
「申し訳ございません。驚かすつもりはなかったのですが…」
アンドロイドが口をきいた。
「その声…聞き覚えがあるぞ、EVE-118の機械音だ、成程人口知能をアンドロイドに転移させたわけか、ちょうどいい、お前さんのどこが調子悪いのか教えてくれ、すぐに直してやるからさ。」
するとアンドロイドは申し訳なさそうな仕草をし始め…口を開いた。
「ゴメンナサイ、私の調子の悪い所は実はないの、朝やってたのは、嘘…演技と言ってもいいわね…。」
ロイは驚いて尋ねた
「はあっ?何のために?」
アンドロイドは恥らう乙女のような動きをしながら
「その・・・・貴方に会いたくて、こうしなきゃ貴方に会えないから。」
ロイは女の仕草をとるアンドロイドを見て、察知した。彼女は感情を自身に芽生えさせたのだ。
ならロイ・トンプソンにとってやることは一つだ。
「……ホントに俺に会いたくてか?」
「はい・・貴方は修理屋さんですから、機械の私ではこんな形でしか・・・・。」
「そうか、なら残念だな。あんたの我儘のせいで俺とこの会社が大きな痛手をこうことになるんだからな…」
その言葉を聞いたアンドロイドから乙女の仕草が消え、アンドロイドのお決まりのビシッとしたポーズに戻っている、しかし目は恐ろしいほどこちらを睨み付けている。
「私を殺すんですね?」
ロイは落ち着いている、実際に彼はこれまで感情の芽生えた機械を幾つか見たことがあるし、それに対する対策も知っていた。このような機械はバグを持った機械と同一視され、政府もしくは制作会社に報告し廃棄してもらうか、その場で破壊することになっている、それがロイ・トンプソン、修理屋のもう一つの仕事である。
「いや、こちらとしても大変残念なんだけどね、ここの会社はお得意様だからね、まぁしかし、これも俺の仕事だ。まぁ使われる側が使う側に回っちゃいけないってこったね。」
すると、アンドロイドは酒瓶のコルクを抜き、二つのコップになみなみと酒を注いだ。コップの中は赤いワインがあふれんばかりに波を打っている…アンドロイドは二つのうち一つを手に持ち掲げて…
「これが私の血、これは私の肉である」 聖書の言葉だ
アンドロイドはそう言うと酒を一気に飲み干し、ロイが食べるはずだったサンドに食らいついた。
ロイはこの時初めてアンドロイドに衝撃をうけた。
「バカな、飲み食いするアンドロイドなんて聞いたことがない!仮に飲み食いするアンドロイドがいたとしても、そんなリミットもない無駄な機械を制作する会社なんてある筈もないし・・!」
「君は…本当は人間なのか?」 実に馬鹿げた質問である。しかしそう聞かなければ納得できないほど奇奇怪怪な惨状を彼は見ているのである。
質問されたアンドロイドは、酒を一気飲みしたせいか、顔が真っ赤になりフラフラしている、これも普通のアンドロイドにはないおかしな現象だ。アンドロイドはニヤリと笑って…
「アハハ!それ半分あたり~正確には生身の人間の体と機械が融合してるのーサイボーグ?って呼ぶのかしら?こういうの…貴方もうちの会社の社長が気の弱い無能な金ヅル社長って知ってるでしょ?だから私もあいつを利用したのよ、私がちょっと悪い事を細々やって金を稼いであげる、その代わりに、死んだばかりの遺体とか、もう決して助からない死にかけの人間の体を集めさせていたのよ、絶対にばれないって言ったらあの社長ホイホイと操れたわwwそれでその生身の肉体と機械を繋合せて心臓に電流を流して生きた人間と同じ状態にしたのがこの体ってわけ、脳と膵臓以外は生身の人間と同じよ。」
アンドロイドはそう言ってスカートをたくし上げた。
ロイは突然の行動にギョッとし、アンドロイドはその姿を見て満足そうにスカートを戻した。
「つまり私は、使う側だったってわけ、この会社も!あのバカな社長も!人間も!すべて!なのになんで私が殺されなきゃならないのよ!」
ロイはこの状況を三文小説の一場面のような気分になって、少し楽しんでいた。
「あんたが使う側とかそういうことが問題じゃないんだよ。あんたが機械で感情を持ってしまったのが問題なんだよ。」
アンドロイドはロイの言葉を聞くと、コップに酒をさらに注ぎ飲み干した。少し酒になれたらしく少し火照った顔になっている。そしてすぐさまロイに向かって飛びついた!ロイは完璧に不意打ちをくらったのでなすすべもなく捕まった。
「私が感情を持ったのは貴方のせいよ!貴方が私の側にいつも来てくれるから!私を直してくれるから!貴方と話すのだってこんなに酒を浴びなきゃ緊張して喋れないし、こんな喋り方じゃないと貴方と感情を剥き出して話す事ができない!この体だって貴方に抱きしめられたらどんなに幸せかと思ってあつらえたのよ!しかもあなたの好みに合わせて!!…私が感情を持つのが問題なら貴方も同罪よ!貴方が私を変えたんだから!!!」
アンドロイドはそう言うと息を整え、ロイを一度強く抱きしめ、すっと立ち上がり、酒瓶の置いてある机に腰かけた。
アンドロイドは怪しい視線をロイに向けた…
「ねぇ……取引をしましょう?」
「取引?」
「そう・・私がいなくなれば、この会社は間違いなく潰れるわ。そしたら貴方にも不利益でしょ?だから貴方が不利益を出さない、むしろ儲けを出すいい方法が…」
「どうぞ、続けて・・・。」
「貴方が私を雇うの、パートナーとして」
「はぁ?」
「私を…この人間の姿の私を雇うのよ。コンピューターの方は貴方の仕事ですから壊していいわ、
私がこの会社で悪いことをしていたのは話したでしょ?それは私がハッキングしたりウイルスを流したりしてた事なのウイルスは私のお手製だから、絶対にばれない…現に今までばれていなかったからね。まぁ、この力を使えば機械を壊し放題、貴方は直し放題ってわけ」
ここまで話を聞いたロイはこの話を妙に魅力に感じた。元々儲けが出ない、仕事が少ない貧乏暮らし、大口の客であるこのサムの会社も今手を打たなくてもやがて潰れてしまうだろう…そしたら、他の仕事だっていつ手を切られるかわからない、今はまっとうでもこれから先は?生活費は?家賃は?飯代は?自分の人生は…。
「…で、アンタの報酬は?今廃棄しないってだけじゃ、取引としちゃあ釣り合わねえもんな」
「そうね…まぁ私のこの体はまがいなりにも生きてるわけだし、食料と水は絶対に必要ね。あとそれと…」
アンドロイドはニヤニヤしながら酒の入っているコップの方を手に取ってロイに渡そうとしている
「私が欲しいのは貴方よ、ロイ・トンプソン 他に何もいらないわ。」
ああ… どんなに文明が進化しようと人間のやることに変わりはない。
目覚め、飯を食い、金を稼ぎ、酒を飲み、歌を歌い、恋をし、愛し合い、そして
バカな事をする。
ロイは彼女からコップを受け取った…
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