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第7話「黒豹と少女の出会い」
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数年前、ハルヴァー大海賊団 海賊船エクスディアスの甲板 ――
多くの海賊船を従え威風堂々とした黒い大型船。この船の名前はエクスディアス号、ハルヴァー大海賊団の旗艦である。
その甲板では多くの海賊が集まっており、その中心には縛られた黒豹の獣人と黒猫たちが座らされていた。すでに酷く痛めつけられており、あちらこちらから血を流していたが目の輝きは失っていなかった。
彼らの目の前には立派な髭を蓄えた海賊が座っており、鋭い目付きで黒豹たちを睨み付けている。この男こそがハルヴァー大海賊団の頭領、大海賊と称されるハルヴァー・シーロードである。
「ワシらに喧嘩を売ってくるような馬鹿は、もう全滅しちまったと思ったがね」
「うるせぇぞ、クソ野郎! 俺らを舐めんなよ!」
縛られてなお闘志を失わなかった黒豹だったが、ハルヴァーに飛びかかろうとしたところで、周りにいた手下たちに蹴り飛ばされる。
「てめぇ、誰に口をきいてると思ってんだぁ!」
「ぐあぁ!?」
数人がかりで何度も蹴られたため、徐々に弱っていく黒豹の獣人。その様子を見守りながら、ハルヴァーは静かに「おい」と一言だけ発する。
黒豹に制裁を加えていた手下たちは、その一言で縮み上がってしまい、そそくさと後ろに下がっていく。ハルヴァーは倒れている黒豹に近付いて座ると、顔を覗き込むように問いかける。
「おい黒豹野郎、お前はなかなか見どころがありそうだ。鮫の餌にするにゃ少々惜しいぜ。どうだ、ワシの下につかねぇか?」
「はっ、答えは……くそったれだ」
口から血を吹き満身創痍でありながら、黒豹はその提案を跳ね除ける。その答えにハルヴァーは立ち上がって手下の方を向くと、両手を広げながら大声で笑い出す。
「がっはははは、聞いたか? くそったれだってよ! やはり海賊ってのはこうじゃなくちゃな! お前ら、これが海賊魂ってもんだぜ?」
「それで船長、どうしやすか? 海に放り投げるか、奴隷船に売っぱらうか」
「最近見ねぇ面白い連中だ。一端の海賊が奴隷ってのも格好がつかねぇ。殺しちまうにはもったいねぇが、ワシらに喧嘩を売ってお咎めなしってわけにもなぁ?」
「……わかりやした」
ハルヴァーの言葉に手下たちは頷くと、黒豹と黒猫たちを掴んで引き起こす。黒豹は拘束を振りほどこうと抵抗しながら、立ち去ろうとするハルヴァーを呼び止めた。
「ま……待て! おい、待ってくれ!」
「あぁ、何だ? まさか、ここでみっともなく命乞いするつもりじゃねぇよな?」
失望とも取れる表情を浮かべながら、言い放ったハルヴァーの言葉はひどく冷たいものだった。しかし黒豹は怯まず、頭を甲板に擦り付けて懇願する。
「俺のことはいいんだ。だが、こいつらだけは助けてやってくれ!」
「兄貴ぃ!」
「にゃーたちも一緒に逝くにゃー!」
自分のことより手下を殺さないように懇願する黒豹と、その黒豹と一緒に死ぬことを望んでいる黒猫たちの絆に、ハルヴァーは自分の手下にこれほどの連中がいるか? と考え、殺すには惜しい気持ちになっていた。
しかし海賊団を襲った連中を見逃すわけにはいかないと考え直し、改めて処刑を命じようとした瞬間、あまりに場違いな可愛らしい声が聞こえてくる。
「パパ、その猫ちゃんたちどうするの?」
むさ苦しい男たちの間から現れたのは、明らかに場違いな小さな女の子。白銀の髪に真っ赤な大きな瞳、年齢は八歳ぐらいだろうか? 幼いながら妙な色気と、とても愛らしい顔立ちをしている。
「おぉ、シャルル! 我が愛しの娘よ、どうしたのだ? 船室で待ってなさい言っておいただろう?」
シャルルを抱き上げるハルヴァーからは先程までの威厳は露と消え、ただの子煩悩な男がそこに居た。あまりの態度の違いに、ハンサムたちは大きく目を見開いて固まっている。
「ごめんなさい、パパ。でも猫ちゃんたちが気になって……この猫ちゃんたちいらないの?」
「……あぁ、まぁそうだな」
娘の前で処刑するつもりだとは言えず、ハルヴァーは言い淀みながら頷く。その言葉にシャルルは目を輝かせながらおねだりを始めた。
「それじゃ、シャルルにちょうだい!」
「なにっ!? こいつらをか?」
降りたがるシャルルを甲板に降ろしながら、ハルヴァーは怪訝そうな顔をする。彼女は小さく頷くと黒豹たちに近付き、ハンカチで黒豹の血を拭いながらニパッと笑う。
「ハンサムな猫ちゃん、シャルルのお友達になってください」
◇◇◆◇◇
現在、無人島の砂浜 ――
「……と、まぁその後も色々とあったんだが、俺たちは姫さんの船に乗ることになったんだ」
昔話を終えたハンサムは大きく肩を竦めてみせる。そこまで黙って聞いていたカイルも、この話には驚いていた。
「えっ、それじゃ、船長さんは大海賊の娘ってことですか?」
「まぁ養女らしいけどな、あのクソ爺とは似ても似つかない。だが間違いなく大海賊ハルヴァーが溺愛している娘だ。だから海賊キラーラビットも奴の海賊団の一部なんだぜ」
話しながら進めていた調理もいよいよ大詰めとなっていた。ハンサムはニヤリと笑うとカイルの肩を叩く。
「あんまり参考にならなかったか? まぁ今すぐ無理に答えを出せとは言わないさ。この船を降りるまでに考えておいてくれよ」
「……はい、ありがとうございます」
「さぁ腹ペコ姫がお待ちだ、さっさと片付けちまおうぜ」
「はいっ!」
話を切り上げたカイルとハンサムの二人は手際よく料理を仕上げていき、やがて宴会の準備が整ったのだった。
◇◇◆◇◇
宴の肴として用意されたのは、先程の竜肉の香草焼き以外にも、昨夜食べたトマトとキノコのお魚スープ、下処理をちゃんとした焼き魚、森で採取してきたキノコや果物などである。
せっかく採ってきた食材たちだったが、日持ちしないものはさっさと消費する。これが海の上で生きる海賊たちの鉄則なのだ。砂浜で集まった乗組員たちは円形に座り、シャルルが杯を片手に中央に立っている。
「皆、今日はお疲れ様っ! 皆が頑張ってくれたから補給は問題なさそうよ。明朝出発するから今夜は十分英気を養って……」
「話が長いにゃ~! 早く食べさせるにゃ~!」
串に刺した焼き魚とジョッキを持った黒猫たちが騒ぎ出す。周囲に充満した美味しそうな匂いに我慢できなかったようだ。
「仕方ないな~、それじゃ乾杯!」
シャルルが杯を掲げると、黒猫たちも一斉に掲げてから一気に飲み干す。そして、一斉に焼き魚を頬張り始めた。程よい塩加減の焼き魚は口にした瞬間ほろりを身が解け、しょっぱさと共に旨味とが口の中に一気に広がる。それを手にしたエールで流し込んでいく。
「ぷはっ! いつもより美味いにゃ~!」
猫たちが喜びの歓声を上げている間に、シャルルはフラフラとした足取りで、マギたちがいる場所に戻ってきていた。そしてマギの胸に向かってダイブする。
「うさぎちゃん、大丈夫?」
「うん、シャルル大丈夫だよ~体がポカポカしてるの~」
その様子を見ていたカイルが、いつもより幼く感じるシャルルに驚いていると、微妙な表情を浮かべているハンサムが呟く。
「やっぱりこうなったか、かなり薄めて殆ど水にしたんだが、ダメだったようだな……って、おい、やめろ、この酔っぱらいが!」
「えへへ、猫ちゃんだ~」
マギから離れたシャルルはハンサムに近付き、彼の顔をペタペタと触ったあと頬袋をぐにーと伸ばす。それを見て一頻りゲラゲラと笑う。ハンサムも文句は言いながらも、やりたい放題を咎めたりはしなかった。
しばらく楽しんだシャルルは、今度はカイルに抱き着いた。
「うわぁ!? な……なんですか?」
「なにぃ、この可愛い子? ん~……ちゅ」
いきなり頬にキスをされて目を見開いて驚くカイル。突然のことだったが、頬にはシャルルの柔らかくも熱っぽい唇の感覚がしっかりと残っていた。思春期の男の子には刺激が強すぎたらしく、顔を赤くしながら後ろにパタリと倒れてしまう。
「はいはい、うさぎちゃん。さすがに子供に手を出すのはまずいわよ~」
マギが杖を軽く振るとシャルルの体はふわりと浮かび上がり、マギの近くにまで引き寄せられる。そのままシャルルを抱き寄せると、マギは水の入ったコップを差し出した。
「はい、水を飲んでね。うさぎちゃんったら、相変わらず雰囲気だけで酔っちゃうんだから」
「酔って無いもん~」
両手でコップを受け取りコクコクと飲むと、マギに体に温められ気持ち良くなってしまったのか、そのまま静かに寝息を立て始めた。その様子を眺めていたハンサムは、手にしたエールを煽りながら小さく溜め息をつく。
「やれやれ、まだまだお子様だな。うちの姫さんは……」
多くの海賊船を従え威風堂々とした黒い大型船。この船の名前はエクスディアス号、ハルヴァー大海賊団の旗艦である。
その甲板では多くの海賊が集まっており、その中心には縛られた黒豹の獣人と黒猫たちが座らされていた。すでに酷く痛めつけられており、あちらこちらから血を流していたが目の輝きは失っていなかった。
彼らの目の前には立派な髭を蓄えた海賊が座っており、鋭い目付きで黒豹たちを睨み付けている。この男こそがハルヴァー大海賊団の頭領、大海賊と称されるハルヴァー・シーロードである。
「ワシらに喧嘩を売ってくるような馬鹿は、もう全滅しちまったと思ったがね」
「うるせぇぞ、クソ野郎! 俺らを舐めんなよ!」
縛られてなお闘志を失わなかった黒豹だったが、ハルヴァーに飛びかかろうとしたところで、周りにいた手下たちに蹴り飛ばされる。
「てめぇ、誰に口をきいてると思ってんだぁ!」
「ぐあぁ!?」
数人がかりで何度も蹴られたため、徐々に弱っていく黒豹の獣人。その様子を見守りながら、ハルヴァーは静かに「おい」と一言だけ発する。
黒豹に制裁を加えていた手下たちは、その一言で縮み上がってしまい、そそくさと後ろに下がっていく。ハルヴァーは倒れている黒豹に近付いて座ると、顔を覗き込むように問いかける。
「おい黒豹野郎、お前はなかなか見どころがありそうだ。鮫の餌にするにゃ少々惜しいぜ。どうだ、ワシの下につかねぇか?」
「はっ、答えは……くそったれだ」
口から血を吹き満身創痍でありながら、黒豹はその提案を跳ね除ける。その答えにハルヴァーは立ち上がって手下の方を向くと、両手を広げながら大声で笑い出す。
「がっはははは、聞いたか? くそったれだってよ! やはり海賊ってのはこうじゃなくちゃな! お前ら、これが海賊魂ってもんだぜ?」
「それで船長、どうしやすか? 海に放り投げるか、奴隷船に売っぱらうか」
「最近見ねぇ面白い連中だ。一端の海賊が奴隷ってのも格好がつかねぇ。殺しちまうにはもったいねぇが、ワシらに喧嘩を売ってお咎めなしってわけにもなぁ?」
「……わかりやした」
ハルヴァーの言葉に手下たちは頷くと、黒豹と黒猫たちを掴んで引き起こす。黒豹は拘束を振りほどこうと抵抗しながら、立ち去ろうとするハルヴァーを呼び止めた。
「ま……待て! おい、待ってくれ!」
「あぁ、何だ? まさか、ここでみっともなく命乞いするつもりじゃねぇよな?」
失望とも取れる表情を浮かべながら、言い放ったハルヴァーの言葉はひどく冷たいものだった。しかし黒豹は怯まず、頭を甲板に擦り付けて懇願する。
「俺のことはいいんだ。だが、こいつらだけは助けてやってくれ!」
「兄貴ぃ!」
「にゃーたちも一緒に逝くにゃー!」
自分のことより手下を殺さないように懇願する黒豹と、その黒豹と一緒に死ぬことを望んでいる黒猫たちの絆に、ハルヴァーは自分の手下にこれほどの連中がいるか? と考え、殺すには惜しい気持ちになっていた。
しかし海賊団を襲った連中を見逃すわけにはいかないと考え直し、改めて処刑を命じようとした瞬間、あまりに場違いな可愛らしい声が聞こえてくる。
「パパ、その猫ちゃんたちどうするの?」
むさ苦しい男たちの間から現れたのは、明らかに場違いな小さな女の子。白銀の髪に真っ赤な大きな瞳、年齢は八歳ぐらいだろうか? 幼いながら妙な色気と、とても愛らしい顔立ちをしている。
「おぉ、シャルル! 我が愛しの娘よ、どうしたのだ? 船室で待ってなさい言っておいただろう?」
シャルルを抱き上げるハルヴァーからは先程までの威厳は露と消え、ただの子煩悩な男がそこに居た。あまりの態度の違いに、ハンサムたちは大きく目を見開いて固まっている。
「ごめんなさい、パパ。でも猫ちゃんたちが気になって……この猫ちゃんたちいらないの?」
「……あぁ、まぁそうだな」
娘の前で処刑するつもりだとは言えず、ハルヴァーは言い淀みながら頷く。その言葉にシャルルは目を輝かせながらおねだりを始めた。
「それじゃ、シャルルにちょうだい!」
「なにっ!? こいつらをか?」
降りたがるシャルルを甲板に降ろしながら、ハルヴァーは怪訝そうな顔をする。彼女は小さく頷くと黒豹たちに近付き、ハンカチで黒豹の血を拭いながらニパッと笑う。
「ハンサムな猫ちゃん、シャルルのお友達になってください」
◇◇◆◇◇
現在、無人島の砂浜 ――
「……と、まぁその後も色々とあったんだが、俺たちは姫さんの船に乗ることになったんだ」
昔話を終えたハンサムは大きく肩を竦めてみせる。そこまで黙って聞いていたカイルも、この話には驚いていた。
「えっ、それじゃ、船長さんは大海賊の娘ってことですか?」
「まぁ養女らしいけどな、あのクソ爺とは似ても似つかない。だが間違いなく大海賊ハルヴァーが溺愛している娘だ。だから海賊キラーラビットも奴の海賊団の一部なんだぜ」
話しながら進めていた調理もいよいよ大詰めとなっていた。ハンサムはニヤリと笑うとカイルの肩を叩く。
「あんまり参考にならなかったか? まぁ今すぐ無理に答えを出せとは言わないさ。この船を降りるまでに考えておいてくれよ」
「……はい、ありがとうございます」
「さぁ腹ペコ姫がお待ちだ、さっさと片付けちまおうぜ」
「はいっ!」
話を切り上げたカイルとハンサムの二人は手際よく料理を仕上げていき、やがて宴会の準備が整ったのだった。
◇◇◆◇◇
宴の肴として用意されたのは、先程の竜肉の香草焼き以外にも、昨夜食べたトマトとキノコのお魚スープ、下処理をちゃんとした焼き魚、森で採取してきたキノコや果物などである。
せっかく採ってきた食材たちだったが、日持ちしないものはさっさと消費する。これが海の上で生きる海賊たちの鉄則なのだ。砂浜で集まった乗組員たちは円形に座り、シャルルが杯を片手に中央に立っている。
「皆、今日はお疲れ様っ! 皆が頑張ってくれたから補給は問題なさそうよ。明朝出発するから今夜は十分英気を養って……」
「話が長いにゃ~! 早く食べさせるにゃ~!」
串に刺した焼き魚とジョッキを持った黒猫たちが騒ぎ出す。周囲に充満した美味しそうな匂いに我慢できなかったようだ。
「仕方ないな~、それじゃ乾杯!」
シャルルが杯を掲げると、黒猫たちも一斉に掲げてから一気に飲み干す。そして、一斉に焼き魚を頬張り始めた。程よい塩加減の焼き魚は口にした瞬間ほろりを身が解け、しょっぱさと共に旨味とが口の中に一気に広がる。それを手にしたエールで流し込んでいく。
「ぷはっ! いつもより美味いにゃ~!」
猫たちが喜びの歓声を上げている間に、シャルルはフラフラとした足取りで、マギたちがいる場所に戻ってきていた。そしてマギの胸に向かってダイブする。
「うさぎちゃん、大丈夫?」
「うん、シャルル大丈夫だよ~体がポカポカしてるの~」
その様子を見ていたカイルが、いつもより幼く感じるシャルルに驚いていると、微妙な表情を浮かべているハンサムが呟く。
「やっぱりこうなったか、かなり薄めて殆ど水にしたんだが、ダメだったようだな……って、おい、やめろ、この酔っぱらいが!」
「えへへ、猫ちゃんだ~」
マギから離れたシャルルはハンサムに近付き、彼の顔をペタペタと触ったあと頬袋をぐにーと伸ばす。それを見て一頻りゲラゲラと笑う。ハンサムも文句は言いながらも、やりたい放題を咎めたりはしなかった。
しばらく楽しんだシャルルは、今度はカイルに抱き着いた。
「うわぁ!? な……なんですか?」
「なにぃ、この可愛い子? ん~……ちゅ」
いきなり頬にキスをされて目を見開いて驚くカイル。突然のことだったが、頬にはシャルルの柔らかくも熱っぽい唇の感覚がしっかりと残っていた。思春期の男の子には刺激が強すぎたらしく、顔を赤くしながら後ろにパタリと倒れてしまう。
「はいはい、うさぎちゃん。さすがに子供に手を出すのはまずいわよ~」
マギが杖を軽く振るとシャルルの体はふわりと浮かび上がり、マギの近くにまで引き寄せられる。そのままシャルルを抱き寄せると、マギは水の入ったコップを差し出した。
「はい、水を飲んでね。うさぎちゃんったら、相変わらず雰囲気だけで酔っちゃうんだから」
「酔って無いもん~」
両手でコップを受け取りコクコクと飲むと、マギに体に温められ気持ち良くなってしまったのか、そのまま静かに寝息を立て始めた。その様子を眺めていたハンサムは、手にしたエールを煽りながら小さく溜め息をつく。
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