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第2章
ほんとのキモチ?
しおりを挟む「嫌いじゃないよ。だってユーリはユーリでしょ」
ぎゅっ
ユーリが抱きしめてくる腕に力が入ってる
半年しか付き合いないけどユーリは僕に優しさをくれた
本当なら友達もできずにひっそりと死ぬはずだった俺に
だから……
「アル……あの……そのなんだ。俺……」
なにか言いたげなユーリ
「どうしたのさ。なに?」
「好きだ」
「僕もユーリは好きだよ」
「大切な友達(恋人)として!」
「「えっ」」
「ユーリ……僕を好きなんだよね?」
「あぁ……凄く好きだ」
「僕も好きだよ。友達として」
蓋はしめなきゃならないから
「いや、まぁアルが無事ならそれで。」
ちょっとがっくりしてるユーリの頭を撫でてあげる
ごめんね。ユーリ……僕には君の想いに答える資格はないんだ
それに長谷川裕二の心残りが許してくれないから……
とことん俺って不器用過ぎる
なにを今更……
似てたあの子は……優斗だったのかな
「ねぇユーリ……ぎゅってして。お願い」
「分かったよ。ほら」
ユーリのぎゅっは暖かくて優しい
ユーリの心臓の音が心地いい
今はこれだけで十分……
これ以上を望んだらバチがあたるよね
「ふふっ。やっぱりユーリのぎゅっが1番好き」
「そっか。ならまだいいんだな。お前の傍にいても」
残酷なことを頼む僕を神様は許してくれるだろうか
「ユーリが傍にいてくれなきゃ僕嫌だよ」
まるでゲームのヒロインのように
君に気持ちを返せない僕を君は許してくれるだろうか
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