転生したら貴族子息だった俺は死に場所を求める

リョウ

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第2章

残り半年 ツヴァイ家執事side

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   坊っちゃまがこの屋敷から離れられてから半年が過ぎました

ツヴァイ家は坊っちゃまがいなくなってから活気がなくなりました

坊っちゃまそちらはいかがでございましょう?

この老いぼれも坊っちゃまの後を追うように早く坊っちゃまの元へいくでしょう

それまで待っていてくだされ

決して諦めたわけではございません

ギルベルトさまはあれから必死に王家と共に坊っちゃまの主治医であった若い男を研究者として迎えいれ薬を作れないかと日々頑張っておいでです

早く薬ができればきっと坊っちゃまも坊っちゃまと同じ病を患った患者も救われることでしょう

坊っちゃまどうかどうか生きてください

わたくしは坊っちゃまの手紙に救われたのです

貴方様がいたあの頃が懐かしい


「執事長」

「なにかあったか」

跡を継がせるためにわたしの下についた息子だった

本来ならば坊っちゃまの下につき執事のいろはをおしえるつもりだったのだ

だが今の侯爵家ではそれができない

「こちら隣国のオークション会場からの招待状が」

「隣国?なぜ隣国からそんなものを、しかも我々ツヴァイ家と知っての狼藉か」

中身を確認しようと封を開けた

ご招待しますとのカードと一緒にオークションに出す奴隷一覧といった内容で特徴と初期の値段が記載されていた

「今すぐギルベルト様に会わなければ」

「父上どうしていきなり」

「お前もついてきなさい。話は旦那様と共に」

助けなければ 

私は急いで主の部屋と足を進めた





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