転生したら貴族子息だった俺は死に場所を求める

リョウ

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第2章

迎えた朝

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    朝起きて伸びをした。

前世でもこんな風に起きたのは数回程度だったかななんて思い出した過去を懐かしんだ

「おはようアル」
横で寝ていたユーリが起きる

2人で寝るには小さいかななんて思って遠慮したのに

「アルは小さいからいけるって!」っていいながらベッドに誘い込まれてしまった

これはその友達ならあるあるみたいなやつだと思いたい

「おはようユーリ!」
なんだか嬉しくなってユーリに抱きついた

「どうしたんだよアル」

「何でもないよ!ちょっとうれしくなっちゃって!嫌だった?」

聞いてみたらギュッて抱きしめ返されちゃって

ユーリの心臓が動いてる音を聞いてなんだか凄く安心した

「んなことねぇよ。友達だからな!」

俺たちの生活は始まったばかりなのだから

「支度したら薬局行かなきゃね!」

楽しみだ。

俺がこの世界で初めての仕事

「無理だけはするなよ」

「うん。ユーリも仕事頑張ってね」

こうして二人で部屋を出た


薬局について玄関を開けた

「あの、商業ギルドから紹介されてきたアルって言います」

目の前には金髪の綺麗なお姉さん

あれ?トムさんって......

「あらぁあなたなのね!」

声が低いような......

察してしまった俺

「今日からお世話になります!」

「人手がなくて助かっちゃった!これからよろしくね!」

綺麗なお姉さんトムさんと握手を交わした


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