転生したら貴族子息だった俺は死に場所を求める

リョウ

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第2章

新しい出会い

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数日間馬車に揺られて
途中休憩を挟みながらも順調に南の国にある町までいけることができた

俺を馬車で連れてきてくれた彼はとても親切で俺の心がとてもほっこりした

やっぱり疲れが出ちゃったかな

いつもの発作は運良く出ないでいてくれて
凄くありがたい

しかしこの体力のなさは分かっていることとは言え恨む

あと数日どうにかもってくれたら町で宿屋探してしばらくお世話になれば

そしてまた数日何事もなく俺は南の国の町についたのだった

馬車で運んでくれた彼にお礼を言って
馬車から降りる

初めての国
初めての町

なんだか嬉しい
誰も俺を知らない

きっと誰も無能だなんて言わない

宿屋を探さないとと事前にこの町についても調べてきたので地図を片手に道を進む

がくんっ

足がもたつく

「おい あんた 大丈夫か顔真っ赤だぞ」

紺色の長い髪のお兄さんが声をかけてくれた


「少し疲れたみたいで 」

「肩貸すか?」

優しい人

こんな俺に親切にしてくれて

「そんな、迷惑じゃ」

「目の前で困ってる奴がいるなら助けるさ」

なっ! 優しい笑顔で僕に肩を貸してくれる彼

なせだか胸がときめいた

今までとは違うなにか

しばらく肩を借りるつもりで差し出された手をとろうとした矢先


僕の意識はなくなった


 
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