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番外編 その後の色々
初夜なんです
しおりを挟むパチって目がさめたら辺りは真っ暗
あれ?俺どうしてたっけ?
婚姻式終わってから......
気づいたら夜......あれ?エルンスト兄様は?
「エル兄様?」
「お腹すいただろう?」
寝室の明かりがついて時間を見たら夜22時
いや今頃......初夜でしょ
「エル兄様ごめんなさい」
「なにを謝るのルカ......まずはご飯食べよう」
ぐーって盛大に俺のお腹が鳴った
エルンスト兄様に起こされて手を引かれてダイニングへ
そこにはパスタとピザにパン デザートにケーキが並べられていた
一応通いで料理人とメイドさんは手配済ではあるんだけど うちはパパが料理もできないとって話でパスタ茹でたりとか簡単なものならできてしまうハイスペックである
フォルクス兄様がいまだに結婚できないのが謎すぎる。
まぁなにかあったら末っ子くんが継ぐんじゃないかなうちの家系
ロルフくんちにニール兄様嫁入りしそうだもんあの雰囲気見てたら。
お腹もいっぱいになって眠気がーってなるけどここは寝ちゃいけないんだよなぁっていう
寝室には由香さんのビデオカメラ......設置してあります
360° グルリッと把握される高性能ビデオカメラね
えっエルンスト兄様が嫉妬してカメラ壊さないのかって
由香ちゃんぬかりないよ。
映像共有してるからエルンスト兄様とね......
こういうときだけ協力体制とるのマジで腐女子怖い
腐女子の食いつきが怖いです 佐藤先生
バスケがしたいとかは言わないよ?
さぁ俺も腹を決めようか
別に抱かれることに抵抗あるとかじゃないよ
実際ずっとお預けくらってたし
乱暴に抱かれたい なんて吐露しちゃうわけだし
問題はムードと俺がセクシーベビードールを着なくちゃいけないことなんだよ!
35歳のおっさん
いや今世の年齢たしたら50代のおっさんが着るもんじゃねぇんだわ
いつもこれが葛藤で話題に出しがちであるのは分かってるんだ
今ピチピチの18だけどな!
気持ちをつくればいけるかってことで
羞恥心を捨てるから目の前のお姉ちゃん達ほか皆さん
俺がいつもと違ってもどん引きしないでくれよ!
「ルカそろそろ寝ようか?」
エルンスト兄様は優しいから初夜は明日でもって思ってるから言ってくれてる
だからこそここはもう俺から言うしかない
「別の部屋で着替えてくるから......エルンスト兄様は脱ぎやすい格好で寝室で待ってて?」
俺は寝室から例のあのセクシーウェディング仕様のベビードールを持って俺の部屋へと向かった
勉強机と椅子 本棚にクローゼットにソファー
ベッドはダブルサイズが寝室にあるから、部屋にはない。
服を脱いで着替えた
ガーターベルトは相変わらずついたまま
今から抱かれるのかと思ったら急にドキドキしてきた
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