加筆修正中 モブで平凡に転生したのに攻略対象がほっといてくれない

番外編 その後の色々

新居見学

  
    平和な日々も近々色々動くからって話で満喫しております。こんにちは！

エル兄様が色々見てきて
俺たちが住む家が決まったそう

転移使えば簡単じゃんとかあるんだけど
学園である以上学生らしくがあるらしく転移で移動はダメって話を学園長先生からされたんだけど

あれ？そんなこと決まってた？

乙女ゲームの世界のくせに緩いかと思ったらルール厳しいとかほんとにご都合主義すぎてだな

まさかもう２のルート入ってるとか言わないよな？いや待て待てまさかそれはないない

俺の意見も聞きたいからって今日はエル兄様と二人見に来たわけだけど
何事もなければいいけど

「さぁおいで」
なぜか俺はエル兄様の膝の上

家の間取とか見に行くだけだよ？
馬車乗って１５分くらいじゃん

歩いた方がいいと思うんだけど

馬車が揺れるのを感じながらその揺れになんだがいたたまれない

「ちょっエル兄様......手をいれっ......ひゃん」

油断も隙もあったもんじゃない

ちちくりあってたら馬車が止まった

さすがはエル兄様ってあれ？この屋敷どこかで見たような......

馬車から降りて自然と手を繋いで屋敷の中へ

「玄関入ってすぐ左側に風呂と洗面所にトイレに廊下挟んで寝室そのまままっすぐすすめばリビングダイニング 
 。下駄箱のすぐよこに二階への階段で2階に二部屋あり」エル兄様と確認していく

理想的な物件だけど......やっぱりどこかで見たんだよ。

2階の部屋数......２じゃなくて４だったら

前世の家......

なんでどうして......こんな偶然......

「エル兄様......寝室みたい」

まだ中へ入ってない寝室に入ると......

前世の俺の部屋のベッドと同じものが置いてある

こんなことができるのは優月しかいない......

「ルカ......」

エル兄様との手繋ぎをやめて腕にひっついた

「似てるんだ。前世の俺の部屋に」
ぎゅっとエル兄様の腕に自らの腕を絡める

「俺が守るから」

「早く抱いて......忘れさせて......」

婚姻式なんか......やらなくても......

無理なのは知ってる

散々俺を気持ちよくさせるだけのアル兄様だもの

できる事ならこの不安をなくしたい

また離れ離れになるのは......

エル兄様に激しく求められたい

何度も何度も中でだして欲しい

こんな俺をエル兄様はどう思うのだろう

「ごめんエル兄様.....ちょっとだけ困らせたかっただけだから」

ギュッてエル兄様に抱きしめられた