62 / 88
番外編 その後の色々
まだまだ先の話
しおりを挟む聖女さまからの呼び出しをなぜかうちの家族全員でくらいました
教会についたら司祭さんやら神父さんやらもうそこら辺のえらい人から謝られた
優月のことで。
結局いまだ行方不明
何してるんだろう アイツ
かつての俺の半身......
「ルカたん?」
「えっ?」
「また考えごとしてたろ。眉間に皺がよってた。」
ぐりぐりーって母さんに眉間を指でされた
そんなに酷かった?
「わたしの推しじゃなかった。わたしの家族?みたいな皆さんに集まっていただいたのは言うまでもなく」
改まってるけど改まってないぞ由香
「筋肉と関係あるのか?聖女さまよ。まさかっ!ルカか!ルカになにか」
フォルクス兄様......筋肉は裏切らないものね
「またかなにかあるのか。俺ロルフにつきっきりで忙しいんだあの野郎。ルカ関連なら考えてやるよ」
その情報提供は多分由香の妄想の餌になるからやめた方が......ニール兄様......ロルフとなにがあったの
「はいはい。落ち着け!ったくルカの事となると勝手にあれやこれや考えるのはうちの悪い癖って前からいっただろ」
母さんさすが
なんて素晴らしい
「では改めて、あのゲームの2のことでお話があります」
あーありましたね
ゲームの2
俺はやったことないけども
由香しかしらない2の内容
「それがどうしたよ?なにかあるのか」
「お兄ちゃん!2回目のいえ前世含めて云回目の学生生活送って欲しいの!!!」
はっ?今なんと?
「どういう事か説明してくれるかな」
エルンスト兄様が口を開いた
「優月お兄ちゃん......もしかしたら動くかもしれなくて」
「優月が動くってどういう......」
「2の攻略対象にね隣国の王子と護衛騎士が留学してくるのよ。隣国の王子になにかあったら国の存続に関わるわ。そこをついたら優月お兄ちゃんきっとなにか」
泣きそうになる由香の背中をさすって
はぁ~と息を吐いた
ったくあの双子の兄はなにを考えてるんだか
「分かったよ。俺が隣国の王子になにか害があたえられないか見てたらいいんだろう」
「お兄ちゃん分かってる!それでね!エルンスト様にはお兄ちゃんのために教師として守ってほしいの!あとエルンスト様の補佐についてる攻略対象のトニーさまも学生として入ってもらうからそのつもりで!」
まくしたてられるように早口の由香
こいつまたなにか妄想してやがるな
もう腐女子ってなんなんだよ!
今日のつっこみキレが悪いって?
色々ありすぎて頭パーンってなってるからな
でもエルンスト兄様が教師か......嬉しいかも!
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
963
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる