43 / 96
フォーリン学園
しおりを挟む
馬車で学園へ向かっている間、オールが隣で片方の手で私の肩を抱き、もう片方の手で私の手を握ってくれていた。
暖かい手、安心する。
私には味方が居るんだと思うだけで安堵した。
顔を上げるとユージンが微笑んでくれ。
「ユア様、大丈夫ですから安心して下さい」
「ユージン、ありがとう」
「ユア様、私の事は『ジン』と呼びすてでお願いします」
ニッコリ顔なのに目が、目が笑ってない!
これは従うしかない!
「うん、宜しくね。
ジン!」
ジンは満足した顔で「それで結構」の一言と微笑みで終わった。
話している間に学園へ着いていた。
オールが先に馬車から降り。
「ユア、手を」
コレって女の子の憧れの「お嬢様、お手を」と言う美味しいシチュエーション!
きゃーーっ! 漫画やゲームで言ったらイベント発生だよ!
JK(女子高生)の私には勿体ないくらいだよ。
それにオールとジンは超が付くイケメンだし。
学園では嫉妬や嫌がらせにネチネチ嫌味を言われたり、されたりの嵐なんだろうなと考えながら歩みを進める事にした。
オールの手を取り馬車から降りた。
「……!」
「………。」
ほらねっ! 早速視線が凄いし、突き刺さるよ。
学園長室まで、オールと手を繋いで歩いていると、殺気のある視線や羨む視線、奇異の視線まであり、多くの視線に晒されている状態だった。
学園長室へ入る前に、ふと横を向くと青い瞳の可愛い女の子と目が合い、嫌な顔はされず微笑まれた事が嬉しかった。
コンコンコン!
「学園長、失礼します!」
皆さんと一緒に入り、私は学園長の前でバランスを崩さない綺麗なカーテシーをし、学園長に挨拶をした。
「お初にお目にかかります。
わたくしは、ユア・バールナと申します。
本日からの学園生活を宜しくお願い致します」
背筋をピンッと綺麗に伸ばし笑顔で学園長を見ていた。
「挨拶をありがとうございます。
姿勢を楽にして下さい」
私はゆっくりと姿勢を戻し、後ろへと下がった。
「お綺麗なカーテシーをありがとうございます。
学園では様々な科目もあり選択が出来ます。
ご希望はありますか?」
科目は、基礎的な『読み書き学』は必須なので学園へ通う子は皆が初めに勉強する事になっている。
基礎である読み書きが終われば、勉学は選択制で選べれるシステムになっている。
今あるのは、『魔術・物理攻撃・後方補助魔法』は兵士や騎士、魔術師になりたい人向け『治癒魔法・生産』は治癒魔法やポーション系の職種に就きたい人向け『礼儀作法・政務』は貴族の子息令嬢が選択をする科目、最後に『家事』は……んっ? 最後の家事って、簡単じゃない?
「あの、最後にある家事って簡単すぎではないですか?
高いお金を出して学ぶ事ってあるんですか?」
「家事は庶民用でして庶民からしたら、かなりの難易度があるのです」
この家事は庶民用であり、庶民には難しい部類に入るの⁉︎
本気で言ってるの?
私にとっては超簡単すぎなんですけど!
私が先生なら、簡単すぎるから無料で教えてあげたい。
んん~っ?
「わたくしは何を選択したら良いのか分からないんです。
オール達と相談したいのですが?
宜しいでしょうか?」
私は学園長に問うた、皆さんは一つだけの選択をするらしい。
「はい、ご相談して下さい」
「ありがとうございます!」と笑顔で返事をした後、相談する事にした。
暖かい手、安心する。
私には味方が居るんだと思うだけで安堵した。
顔を上げるとユージンが微笑んでくれ。
「ユア様、大丈夫ですから安心して下さい」
「ユージン、ありがとう」
「ユア様、私の事は『ジン』と呼びすてでお願いします」
ニッコリ顔なのに目が、目が笑ってない!
これは従うしかない!
「うん、宜しくね。
ジン!」
ジンは満足した顔で「それで結構」の一言と微笑みで終わった。
話している間に学園へ着いていた。
オールが先に馬車から降り。
「ユア、手を」
コレって女の子の憧れの「お嬢様、お手を」と言う美味しいシチュエーション!
きゃーーっ! 漫画やゲームで言ったらイベント発生だよ!
JK(女子高生)の私には勿体ないくらいだよ。
それにオールとジンは超が付くイケメンだし。
学園では嫉妬や嫌がらせにネチネチ嫌味を言われたり、されたりの嵐なんだろうなと考えながら歩みを進める事にした。
オールの手を取り馬車から降りた。
「……!」
「………。」
ほらねっ! 早速視線が凄いし、突き刺さるよ。
学園長室まで、オールと手を繋いで歩いていると、殺気のある視線や羨む視線、奇異の視線まであり、多くの視線に晒されている状態だった。
学園長室へ入る前に、ふと横を向くと青い瞳の可愛い女の子と目が合い、嫌な顔はされず微笑まれた事が嬉しかった。
コンコンコン!
「学園長、失礼します!」
皆さんと一緒に入り、私は学園長の前でバランスを崩さない綺麗なカーテシーをし、学園長に挨拶をした。
「お初にお目にかかります。
わたくしは、ユア・バールナと申します。
本日からの学園生活を宜しくお願い致します」
背筋をピンッと綺麗に伸ばし笑顔で学園長を見ていた。
「挨拶をありがとうございます。
姿勢を楽にして下さい」
私はゆっくりと姿勢を戻し、後ろへと下がった。
「お綺麗なカーテシーをありがとうございます。
学園では様々な科目もあり選択が出来ます。
ご希望はありますか?」
科目は、基礎的な『読み書き学』は必須なので学園へ通う子は皆が初めに勉強する事になっている。
基礎である読み書きが終われば、勉学は選択制で選べれるシステムになっている。
今あるのは、『魔術・物理攻撃・後方補助魔法』は兵士や騎士、魔術師になりたい人向け『治癒魔法・生産』は治癒魔法やポーション系の職種に就きたい人向け『礼儀作法・政務』は貴族の子息令嬢が選択をする科目、最後に『家事』は……んっ? 最後の家事って、簡単じゃない?
「あの、最後にある家事って簡単すぎではないですか?
高いお金を出して学ぶ事ってあるんですか?」
「家事は庶民用でして庶民からしたら、かなりの難易度があるのです」
この家事は庶民用であり、庶民には難しい部類に入るの⁉︎
本気で言ってるの?
私にとっては超簡単すぎなんですけど!
私が先生なら、簡単すぎるから無料で教えてあげたい。
んん~っ?
「わたくしは何を選択したら良いのか分からないんです。
オール達と相談したいのですが?
宜しいでしょうか?」
私は学園長に問うた、皆さんは一つだけの選択をするらしい。
「はい、ご相談して下さい」
「ありがとうございます!」と笑顔で返事をした後、相談する事にした。
80
あなたにおすすめの小説
教養が足りない、ですって
たくわん
恋愛
侯爵令嬢エリーゼは、公爵家の長男アレクシスとの婚約披露宴で突然婚約破棄される。理由は「教養が足りず、公爵夫人として恥ずかしい」。社交界の人々の嘲笑の中、エリーゼは静かに会場を去る。
第一王子様は妹の事しか見えていないようなので、私は婚約破棄でも一向に構いませんよ?
睡蓮
恋愛
ルーザ第一王子は貴族令嬢のミラとの婚約を果たしていたが、彼は自身の妹であるマーマリアの事を盲目的に溺愛していた。それゆえに、マーマリアがミラからいじめられたという話をでっちあげてはルーザに泣きつき、ルーザはミラの事を叱責するという日々が続いていた。そんなある日、ついにルーザはミラの事を婚約破棄の上で追放することを決意する。それが自分の王国を崩壊させる第一歩になるとも知らず…。
最愛の番に殺された獣王妃
望月 或
恋愛
目の前には、最愛の人の憎しみと怒りに満ちた黄金色の瞳。
彼のすぐ後ろには、私の姿をした聖女が怯えた表情で口元に両手を当てこちらを見ている。
手で隠しているけれど、その唇が堪え切れず嘲笑っている事を私は知っている。
聖女の姿となった私の左胸を貫いた彼の愛剣が、ゆっくりと引き抜かれる。
哀しみと失意と諦めの中、私の身体は床に崩れ落ちて――
突然彼から放たれた、狂気と絶望が入り混じった慟哭を聞きながら、私の思考は止まり、意識は閉ざされ永遠の眠りについた――はずだったのだけれど……?
「憐れなアンタに“選択”を与える。このままあの世に逝くか、別の“誰か”になって新たな人生を歩むか」
謎の人物の言葉に、私が選択したのは――
ある辺境伯の後悔
だましだまし
恋愛
妻セディナを愛する辺境伯ルブラン・レイナーラ。
父親似だが目元が妻によく似た長女と
目元は自分譲りだが母親似の長男。
愛する妻と妻の容姿を受け継いだ可愛い子供たちに囲まれ彼は誰よりも幸せだと思っていた。
愛しい妻が次女を産んで亡くなるまでは…。
「君以外を愛する気は無い」と婚約者様が溺愛し始めたので、異世界から聖女が来ても大丈夫なようです。
海空里和
恋愛
婚約者のアシュリー第二王子にべた惚れなステラは、彼のために努力を重ね、剣も魔法もトップクラス。彼にも隠すことなく、重い恋心をぶつけてきた。
アシュリーも、そんなステラの愛を静かに受け止めていた。
しかし、この国は20年に一度聖女を召喚し、皇太子と結婚をする。アシュリーは、この国の皇太子。
「たとえ聖女様にだって、アシュリー様は渡さない!」
聖女と勝負してでも彼を渡さないと思う一方、ステラはアシュリーに切り捨てられる覚悟をしていた。そんなステラに、彼が告げたのは意外な言葉で………。
※本編は全7話で完結します。
※こんなお話が書いてみたくて、勢いで書き上げたので、設定が緩めです。
【完結済】次こそは愛されるかもしれないと、期待した私が愚かでした。
こゆき
恋愛
リーゼッヒ王国、王太子アレン。
彼の婚約者として、清く正しく生きてきたヴィオラ・ライラック。
皆に祝福されたその婚約は、とてもとても幸せなものだった。
だが、学園にとあるご令嬢が転入してきたことにより、彼女の生活は一変してしまう。
何もしていないのに、『ヴィオラがそのご令嬢をいじめている』とみんなが言うのだ。
どれだけ違うと訴えても、誰も信じてはくれなかった。
絶望と悲しみにくれるヴィオラは、そのまま隣国の王太子──ハイル帝国の王太子、レオへと『同盟の証』という名の厄介払いとして嫁がされてしまう。
聡明な王子としてリーゼッヒ王国でも有名だったレオならば、己の無罪を信じてくれるかと期待したヴィオラだったが──……
※在り来りなご都合主義設定です
※『悪役令嬢は自分磨きに忙しい!』の合間の息抜き小説です
※つまりは行き当たりばったり
※不定期掲載な上に雰囲気小説です。ご了承ください
4/1 HOT女性向け2位に入りました。ありがとうございます!
〈完結〉【書籍化&コミカライズ】悪妃は余暇を楽しむ
ごろごろみかん。
恋愛
「こちら、離縁届です。私と、離縁してくださいませ、陛下」
ある日、悪妃と名高いクレメンティーナが夫に渡したのは、離縁届だった。彼女はにっこりと笑って言う。
「先日、あなた方の真実の愛を拝見させていただきまして……有難いことに目が覚めましたわ。ですので、王妃、やめさせていただこうかと」
何せ、あれだけ見せつけてくれたのである。ショックついでに前世の記憶を取り戻して、千年の恋も瞬間冷凍された。
都合のいい女は本日で卒業。
今後は、余暇を楽しむとしましょう。
吹っ切れた悪妃は身辺整理を終えると早々に城を出て行ってしまった。
悲報!地味系令嬢、学園一のモテ男に「嘘の告白」をされる。
恋せよ恋
恋愛
「君のひたむきさに心打たれた」
学園の王子様、マーロン侯爵令息から突然の告白。
けれどそれは、退屈な優等生である彼が仕掛けた「罰ゲーム」だった。
ターゲットにされたのは、地味で貧乏な子爵令嬢・サブリナ。
彼女は震える声で告白を受け入れるが――眼鏡の奥の瞳は、冷徹に利益を計算していた。
(侯爵家の独占契約……手に入れたも同然だわ!)
実は、サブリナの正体は王都で話題の「エアハート商会」を率いる敏腕マネージャー。
「嘘の告白」をした男と、「嘘の快諾」をした女。
互いに利用し合うつもりが、いつの間にか本気に……?
お互いの本性を隠したまま進む、腹黒×腹黒の騙し合いラブコメディ!
🔶登場人物・設定は筆者の創作によるものです。
🔶不快に感じられる表現がありましたらお詫び申し上げます。
🔶誤字脱字・文の調整は、投稿後にも随時行います。
🔶今後もこの世界観で物語を続けてまいります。
🔶 『エール📣』『いいね❤️』励みになります!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる