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未開拓地に到着
しおりを挟む疲れた、これで良いや帰ろうって思ったんだけど、力が……魔法の箒に頼るしかないよね?
これは勇気いるな。
あの神様からの使い古しだし、箒よ言う事を聞いて真面目に飛びなさいよ?
箒に乗って、すいぃぃーーーー!
おお、箒が私の言う事を聞いて……ゴゴゴオオオォォォーーーー!!
「ぎゃああぁぁぁーーーーッ!
だーーれーーかーーとーーめーーてーーーーッ!!」
私達の大陸に入ったは良いが、箒の暴走は止まらない。
「うぎゃあぁぁぁーーーーっ!!
目が回るーーーー!!」
と言った後に箒にポイ捨てされて、箒は自分でアイテムボックスへ帰った。
箒が自分で帰るってありなの?
「あーーあ、また箒で爆走かよ。
クククッ! 懲りない奴だな」
と言いながらレオの所まで運ばれた私です。
「ミオってば、また無理をして……本当に目が離せないんだから」
ルシアに笑いながら小言を言われ。
「ミオはまた箒と遊んでたのか?」
パパよ、顔が怖いです。
少し眠ったので、やりますかね!
私はまた空に飛んだ時だった。
「こら、また何処に行くんだ?」
「今日は働きすぎではありませんか?」
「今日はもう行かないよ。
んん~~木を植えて、魚を養殖したいから、その池を作って川も作るだけ」
とバズとアールに話した。
私は、一緒に見る? と聞くと「見る!」 はい、2人とも即答ですよ。
バズとアールは空中を飛び下を見ると、注目の的だ。
土魔法で、溜池を掘りこの大陸の端まで川を作る為の、深い溝を掘ったあと溝や溜池をクリーンをし、50メートルごとに橋という名の木の丸太を置き、水を入れアイテムボックスに入れていた川魚を、川と溜池に流し入れると魚は元気に泳ぎだした。
「凄えーー!」
「お魚さんだ!」
「ゼクス、お前の仲間は凄いな」
「ルシア、お前の大切なあの子は神の子に見えるぞ」
様々な声が聞こえるが、まだやる事があるからあとよ!
川の向こう側にアイテムボックスの中に向かって『フライ』 と呟くと、次々と果物の木が何百本も出てくる風景は、本当に神の子みたいに見えただろう。
最後に木苺を植えて、終わり!
「バズ、アール降りるね。
頭クラクラして、速攻で降りるね」
と言って降りたは良いが、歩けないくらい無理をしてしまった。
アールにはヤレヤレな顔をされ、バズに横抱きにされてしまった。
「無理は駄目だと言っただろ、だが俺達の為にありがとう」
皆の所に戻ると、レオに横抱きにされて「もう離さないからな!」 デコチュウされました!
女性陣からは黄色い声が!
「あっ、これ解体して!」
と出したのは、黒ワイバーン10匹・ウルフ15匹・【ビッグベアー】5匹。
「おいミオ、今なんか強調して言った言葉があったよな?」
顔を左右に振りながら「い、言ってないし」 それにしても、また高級な肉をと溜息を吐いてた後ろからは焦った声が聞こえた。
「おいおいおいおい!
これは黒ワイバーンではないか、俺達貴族でも食べた事ないぞ!
ルシア、お前は……あるのか? ないよな?」
「凄い素材ではないか!!」
アールは肉より素材だった。
と恐る恐る聞かれ、何回もあると答えた瞬間、悲鳴じみた声が聞こえる。
「解体するとしますか!」
と言ったので、私は向こうに行きたい! ここに居たら完全に死ぬ!
って大袈裟に言うと、レオが移動してくれ、自分も手伝いに行って来るから大人しくしているんだぞ。
と言われ、アリアとルシアに「あとは頼む」 と言って走って行っちゃったし。
手を軽く挙げて向こうから誰かが、ルシアに似た人が来る。
立たないと……力が入らない、立とうとしたんだけど「立たなくて良いんだよ」と言ってくれた男性、誰ですか?
って顔していると、ルシアに笑われました。
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