【完結】神から貰ったスキルが強すぎなので、異世界で楽しく生活します!

桜もふ

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夜中に空の散歩

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 私は夜中に目が覚め、外の空気が吸いたくて窓から外に出ようとと思いフライで出た。

『フライ』外に飛んで出ると何かが見える?

 んんっ!

 目を擦り、もう一度見ると。

 やっぱり、ウルフの群れだ!

『土檻! アースジェイル!!』土で檻を作り、ウルフの群れを閉じ込めた。

『津波! ツナミ!!』ドォバァーーーーンッ!!

 ウルフの群れに水の魔法、津波に似た強力な水攻撃を打ちつけた!

 ウルフは唸る事も出来ず、まだ立ち上がる。

 ズシャッ!!

 ズッシャァァァッッ!!

 後ろを振り向くと、彼らが攻撃をし、トドメをさしていた。

「ダン・ゼクス、それにバズ!」

「ミオ、また無理をしやがって、頼れと言っただろ」

「俺もいるんだからな!」

「ミオは直ぐに飛んで行っちまうな!」

 ダン・ゼクス・バズ、ありがとう。

「ありがとう!」

 とびっきりの笑顔でお礼を言った後に、残ってるウルフのトドメを私がさした。

『水刃! ウォータカッター!!』水の刃でウルフの体を貫いた。

 ビシュッビシュッビシュッ!! ビシュッビシュッビシュッ!!

 ウルフを倒した。

「ダン・バズ・ゼクス、協力してくれてありがとう!」

「仲間を助けるのは当たり前の事だ!
 ミオは、俺達を頼る事を覚えないとな!」

 バズは、眉をハの字にさせて、私の頭の上に手を置いた。

「一応、頑張って頼るよ」

「頼るのに頑張る必要あるのか?」

「頼るのに、なれてないからだよ」

「俺を頼れよ!
 俺はな……」

 ゼクスが何かを言いかけたが、横からダンの言葉に遮られた。

 あららっ、ゼクスが俯いちゃったよ。

「そうだぞ!
 俺達を頼れよ!
 ミオはいつも無理をしやがるんだからな!
 分かったか?」

 横から出て来たダンに、私は一応頷いといた。

「うん、ありがとう」

「それにしても、今日も肉肉祭りだなぁ!
 ガハハハハハッ!」

 ダンは何故かノリノリだ。

 ゼクスは腕を組んで考え事?

 もしかしたら、あの町の事を考えてるのかも。

 私も気になる!

 だって、ここイーベルだって領主に資金を半分以上盗られてるんだもの。

 きっと、あの町は資金を渡されて無いんじゃないかな?

 あとで、ダンかバズに聞いてみよ。
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