【完結】神から貰ったスキルが強すぎなので、異世界で楽しく生活します!

桜もふ

文字の大きさ
上 下
25 / 76

空中を初めて飛んでみました!

しおりを挟む
 イーベルの広場で野宿しようと思って、アリアと用意をしていたんだけど、宿屋の夫婦と元気になったチビっ子の双子ちゃんが宿屋に来て欲しいと「私達の所に来て~~!」私とアリアの手を引っ張って、親の前まで連行された。

「皆さん、私達の宿へ泊まって下さい。
 御礼にはならないと分かっていますが、どうぞ中へお入り下さい」

 宿屋のファミリーは頭を下げて懇願してきたので、行く事に。

 宿へはバズ・ダン・ゼクス・ルシア・ボブ・アリア・私の7人で移動した。

 移動している時に、私はある事に気付いた『フライ』で飛べるんじゃないのか? って事に。

 アリアとボブさんは本当に仲が良いよね。

「アリア、道中は大丈夫だったか?」

「私が寝ている間にミオが魔獣を破滅状態にしてたよ、寝たふりして見てた」

「ミオはこの世界で一番強いって言われてるから、ダルーズ・グレッグ領主が我が子にしようと狙ってると聞いた」

 私は盗み聞きをしていたので大声を出してしまった!

「ええーーーーーーっ!!」

 皆の動きが止まり私は注目されていた。

 そんな事より、領主だよ!

 私を我が子にするって、絶対にヤダ!!

 私は今だけ1人になりたかった。

「盗み聞きをして、ごめんなさい。
 少しだけ1人になりたいから、ゴメンね」

『フライ』私はフワ~~っと宙に浮き、飛行魔法でオレンジ色の夕日の空を飛んだ。

「アイツ飛べるのかよ!」

「魔法で飛ぶヤツは見た事がないぞ!」

「ミオ、待って!
 ミオーーーーッ!!
 お父さんミオが、うぅっ、ミオ……帰って来てくれるかな、ミオ……」

 アリアは泣きながら座り込んでしまった。

 ルシアはアリアを抱いて背中をさすり、ゼクスはアリアの頭を撫でていた。

 魔法の箒が無くても飛べるじゃん! と呑気に考えている私


 んっ! アレって……やっぱりワイバーンだ!

 色は緑が2匹と青が3匹?

「青は初めて見た、美味しいのかな?」

 私は"ニヤリッ“と片唇を上げ、狩っておこう! お肉よ、カモーン!!

 飛行したまま片手を上げ!

『雷檻! サンダージェイル!!』ゴゴゴゴゴーーーーーーッ! 雷を操り、ワイバーンの集団を牢獄の様に閉じ込めた後

『放電! スパーク!!』バリバリバリバリーーーーーーッ! 広範囲にワイバーンの体に放電を何度も落とす。

 動きが鈍くなったのを見て「トドメよ!」

『氷刃! アイスカッター!!』ヒョンヒョンヒョンッ! 「グガガアァァーーーーッ!!」

 威力と速度の高い氷で出来た刃がワイバーンの体を貫いて倒した。

 ワイバーンをアイテムボックスに~~っと。

 
 あの草原って何だろ?

 降りようとして近付くと、地響きと聞いた事ある音が、後ろを見ると……!!

 ドドドドドドドドドドッ!!

「ぎゃあぁっ! あぁ~~ビックリした。
 あの走り方と突進力、バイソンの群れだ!」

 皆のお土産が増えた、ラッキー! バイソンがバラバラに動かれる前に

『土檻! アースジェイル!!』グゴゴゴゴーーーーッ! 10匹のバイソンを土で出来た檻に入れ

『放電! スパーク!!』バリバリバリバリーーーーーーッ! バイソンを早く倒して帰ろうと思い、感電させた後に。

『風矢! ウィンドアロー!!』シュババババババババババッ! バイソンは簡単に倒せた。

 アイテムボックスに入れながら考えていた、私と一緒に居たら皆を危険な事に巻き込んでしまうんじゃないのか? と。

「はぁっ」溜息を吐き、帰って話をしようか迷ってしまう、話さない方が良いのか……頭の中はパニック状態になっている私です。

しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

ご褒美人生~転生した私の溺愛な?日常~

紅子
恋愛
魂の修行を終えた私は、ご褒美に神様から丈夫な身体をもらい最後の転生しました。公爵令嬢に生まれ落ち、素敵な仮婚約者もできました。家族や仮婚約者から溺愛されて、幸せです。ですけど、神様。私、お願いしましたよね?寿命をベッドの上で迎えるような普通の目立たない人生を送りたいと。やりすぎですよ💢神様。 毎週火・金曜日00:00に更新します。→完結済みです。毎日更新に変更します。 R15は、念のため。 自己満足の世界に付き、合わないと感じた方は読むのをお止めください。設定ゆるゆるの思い付き、ご都合主義で書いているため、深い内容ではありません。さらっと読みたい方向けです。矛盾点などあったらごめんなさい(>_<)

異世界から来た娘が、たまらなく可愛いのだが(同感)〜こっちにきてから何故かイケメンに囲まれています〜

恋愛
普通の女子高生、朱璃はいつのまにか異世界に迷い込んでいた。 右も左もわからない状態で偶然出会った青年にしがみついた結果、なんとかお世話になることになる。一宿一飯の恩義を返そうと懸命に生きているうちに、国の一大事に巻き込まれたり巻き込んだり。気付くと個性豊かなイケメンたちに大切に大切にされていた。 そんな乙女ゲームのようなお話。

キャンプに行ったら異世界転移しましたが、最速で保護されました。

新条 カイ
恋愛
週末の休みを利用してキャンプ場に来た。一歩振り返ったら、周りの環境がガラッと変わって山の中に。車もキャンプ場の施設もないってなに!?クマ出現するし!?と、どうなることかと思いきや、最速でイケメンに保護されました、

【完結】私が見る、空の色〜いじめられてた私が龍の娘って本当ですか?〜

近藤アリス
恋愛
 家庭にも学校にも居場所がない女子高生の花梨は、ある日夢で男の子に出会う。  その日から毎晩夢で男の子と会うが、時間のペースが違うようで1ヶ月で立派な青年に?  ある日、龍の娘として治癒の力と共に、成長した青年がいる世界へ行くことに! 「ヴィラ(青年)に会いたいけど、会いに行ったら龍の娘としての責任が!なんなら言葉もわからない!」  混乱しながらも花梨が龍の娘とした覚悟を決めて、進んでいくお話。 ※こちらの作品は2007年自サイトにて連載、完結した小説です。

【完結済】私、地味モブなので。~転生したらなぜか最推し攻略対象の婚約者になってしまいました~

降魔 鬼灯
恋愛
マーガレット・モルガンは、ただの地味なモブだ。前世の最推しであるシルビア様の婚約者を選ぶパーティーに参加してシルビア様に会った事で前世の記憶を思い出す。 前世、人生の全てを捧げた最推し様は尊いけれど、現実に存在する最推しは…。 ヒロインちゃん登場まで三年。早く私を救ってください。

拾った宰相閣下に溺愛されまして。~残念イケメンの執着が重すぎます!

枢 呂紅
恋愛
「わたしにだって、限界があるんですよ……」 そんな風に泣きながら、べろべろに酔いつぶれて行き倒れていたイケメンを拾ってしまったフィアナ。そのまま道端に放っておくのも忍びなくて、仏心をみせて拾ってやったのがすべての間違いの始まりだった――。 「天使で、女神で、マイスウィートハニーなフィアナさん。どうか私の愛を受け入れてください!」 「気持ち悪いし重いんで絶対嫌です」  外見だけは最強だが中身は残念なイケメン宰相と、そんな宰相に好かれてしまった庶民ムスメの、温度差しかない身分差×年の差溺愛ストーリー、ここに開幕! ※小説家になろう様にも掲載しています。

【完結】捨てられた双子のセカンドライフ

mazecco
ファンタジー
【第14回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞作】 王家の血を引きながらも、不吉の象徴とされる双子に生まれてしまったアーサーとモニカ。 父王から疎まれ、幼くして森に捨てられた二人だったが、身体能力が高いアーサーと魔法に適性のあるモニカは、力を合わせて厳しい環境を生き延びる。 やがて成長した二人は森を出て街で生活することを決意。 これはしあわせな第二の人生を送りたいと夢見た双子の物語。 冒険あり商売あり。 さまざまなことに挑戦しながら双子が日常生活?を楽しみます。 (話の流れは基本まったりしてますが、内容がハードな時もあります)

疲れきった退職前女教師がある日突然、異世界のどうしようもない貴族令嬢に転生。こっちの世界でも子供たちの幸せは第一優先です!

ミミリン
恋愛
小学校教師として長年勤めた独身の皐月(さつき)。 退職間近で突然異世界に転生してしまった。転生先では醜いどうしようもない貴族令嬢リリア・アルバになっていた! 私を陥れようとする兄から逃れ、 不器用な大人たちに助けられ、少しずつ現世とのギャップを埋め合わせる。 逃れた先で出会った訳ありの美青年は何かとからかってくるけど、気がついたら成長して私を支えてくれる大切な男性になっていた。こ、これは恋? 異世界で繰り広げられるそれぞれの奮闘ストーリー。 この世界で新たに自分の人生を切り開けるか!?

処理中です...