【完結】神から貰ったスキルが強すぎなので、異世界で楽しく生活します！

初めてのギルド

　良い匂いがする。

　ボ～～とした頭で回りを見ると、思い出した！

　昨日は騒ぎがあったから忘れてたけど、ここはア『ビーネス』でダン達の『拠点』だ。

「ミオ起きたの？　顔を洗っておいで」

　ルシアがヒョコッと顔を出して来たので、頷いて。

「ルシア、おはよう！」
　
　顔を洗って、美味しそうな朝食を食べ終わったので、ダンが私を見て言った。

「ギルドに行くぞ」

　ダン・ルシア・ゼクス・バズとで初めてのギルドまでの街並みを見て感激し。

「……！！　凄い、なんだかまるで中世の海外……そう、ヨーロッパにいる気分になる！」

　私の目はキラキラして、子供のように『ピョンピョン』跳びはねて喜んだ。


　ぅわぁ～～、大きな建物！　ここがギルドなのね。

「ゴクリ」と固唾を飲んだ。

　ドキドキ感が半端ないけど、ヨシッ！

　ギルドカードを貰いに行くぞ～～！

　気合を入れた後に、ギルドのドアを開けて入ると『ムキムキマッチョ』な男性が多い。

　目つきがヤバイ男性に、大胆な格好をした女性までいるのだけれど、何故か皆さんに注目の的にされています。

「やぁ、怖がらなくて大丈夫だよ。俺はエリックだ！　宜しくな！」

　ヤバイ目つきだったのに笑顔が、素敵すぎます。

「俺はクリスだ。嬢ちゃん、宜しくな！」

　ムキムキマッチョの男性が笑顔で、私に手を振りながら話しかけてくれた。

「私はポーラよ。
　ここの連中の顔は怖いけど、優しい人達しかいないから安心してね」

　前屈みになって話してくれたポーラの胸は『巨乳』でした！

「ムキムキマッチョな筋肉に笑顔、大胆な格好『素敵』です！！」

　目をキラキラさせていた私

「皆、久しぶりだな！　この子は『ミオ』だ。

　いろんな事を教えてやってくれ、ただし変な事は教えるんじゃねぇぞ！」

　ダンの話を聞いた後、私に手を振ってくれる人やウインクしてくれる人までいたので、私は笑顔で挨拶をした。

「分からない事ばかりですが、皆さんの足を引っ張らないよう頑張るので、宜しくお願い致します」

　お辞儀をした。

　ワイワイ騒いでた皆も椅子から立ち、お辞儀が伝染したみたい。

「ギルマスは居るか？　お～～い、アーサー！」

「何だよ、今忙しいんだが？」

　ぬぅーーっと大きな影が！

「出た！
【ビッグベアー】だぁ！！」


　シーーーーンとなった後に爆笑されたギルドマスターだった。


「ギャーーーーハハハハハッ！！」

　お腹を抱えて笑う人、机を『バンバン』叩いて爆笑する人や後ろを向いて、肩を揺らして笑いを堪えようとしてる人までいる。

　ギルドマスターを見て驚いた！

　ギルドマスターも私を見て驚いている！

　だって、同じだったから。