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第二章 貴方からの贈り物
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「そうだ、先にこれを渡しておくな」
そう言って手渡されたのは、手の平に収まるくらいの布包みだった。縛ってある口を開いてみると、中には紐で繋がれた銭貨が入っている。
「さっきの爺さんからだ。そっちは演奏代らしいから、実際に演奏をした桐鈴が持ってて使うべきだろう」
「……ありがとうございます」
薬店の手伝いで小遣いをもらった事はあるが、自分の歌や演奏でお代をもらったのは初めてだ。無事に歌癒士になれれば、これが普通になるのだろうけど。
「今から行くのは街の市場だから、気に入ったものがあれば買うといい」
「市場にはいろいろあるのですか?」
「あるぞ。野菜に干物に調味料……食べ物だけじゃなくて、着物に装飾品なんかもある」
「調味料があるんですね。もうそろそろ味噌や塩が無くなりそうで、どうしたものかと思っていたので助かります」
「そうだったのか? 言ってくれたら買ってきたのに」
「二人分しか使わないからまだ足りると思っていたので……あ、あの辺ですか?」
「ああ、そうだな。行ってみよう」
「はい!」
勢いよく返事をして、二人で調味料を売っている屋台へと向かう。しかし、思っていたよりも人が多くてうまく前に進めない。
「桐鈴」
少し先の方にいる弦次さまが、私に向かって右手を差し出した。こんな人前では恥ずかしいと言う気持ちと、好きな人と手を繋げるなんて僥倖という気持ちが同時に浮かぶ。
「はぐれたら大変だから。少しの間だけ」
「……はい」
彼の声は落ち着いているから、意識しているのは私だけらしい。そう気づいた途端ふわふわ浮き立った心が、しゅんとしぼんでいった。少しくらいは意識してくれたらいいのに……なんていう苛立ちにも似た気持ちで力いっぱい掴むと、同じように握られる。
そのまま手を繋いでいった先で味噌と塩を見繕い、ついでに酢と料理酒も買う事にした。店主に合計の金額を聞き、先程渡された銭貨を出そうと袋を開く。すると、弦次さまに止められた。
「これは料理に使うものだろう。桐鈴の分から出す必要はない」
「良いのですか?」
「勿論だ。他に欲しい調味料はあるか?」
「……」
無い訳ではないが、これ以上負担をかけるのもどうなのだろう。そう思って黙っていたら、店主から少し安くするからさっき味見してた物はどうかと打診されてしまった。
「味見してた? どれだ?」
「ええと、これです……この、醤油ってやつです」
「ああ、これか」
「さっき聞いた話ですと、大豆と小麦に塩水を混ぜて作った醗酵汁との事です」
「へぇ、そうなのか」
「少量でも十分味がつきそうだったので、煮物とかに良いかなと思いまして……少し興味が」
「ああ、じゃあ買おうか。店主、それも包んでくれ」
「ありがとうございます! 最近出回り始めた貴重な調味料なんで値は張りますけど、美味しさは保証しますよ!」
嬉しそうな店主が、醤油を小さな竹の入れ物に入れ始めた。その分だけで、袋いっぱいの塩の倍の値段はするから、確かに貴重な調味料なのだろう。
「……出回り始めたのは、庶民にだろうな」
店を離れて少し経った後で、弦次さまはぼそりと呟かれた。どういう事ですかと尋ねると、彼の青い瞳がこちらを向く。
「貴族の間ではそれなりに知られているんだ。俺も、使った料理を食べた事がある」
「高級品という事でしょうか」
「だろうな。作るのに結構手間がかかると聞いた事がある」
「そうなんですね。使い方とかはご存じですか?」
「いや……子供の頃の話だから、流石にそれは」
済まないなと言われたので、気にしないでほしいという言葉を返す。さっき味見した感じだと、さじ一杯分を振りかけるくらいで大丈夫だろう。いざとなれば、料理に関する本を私が借りに行けばいい。
「色々作ってみますので、楽しみにしていて下さいね」
「ああ」
答えてくれた弦次さまの口元が緩やかに弧を描く。綺麗な笑顔にどきまぎしてしまってそれ以上目を合わせている事が出来ず、視線を明後日の方向に向けてしまった。
***
「そろそろ昼飯にするか」
「はい」
太陽は丁度真上に上がったくらいだから、良い頃合いだろう。一旦街から出て近くの河原に行き、持ってきていた弁当を広げた。
「午後から何か見たい物はあるか?」
「時間が大丈夫でしたら、髪飾りを見たいです。料理をしている時に使っているものが壊れそうで」
「それは構わないが……さっきの調味料といい髪飾りといい、もっと早く言ってくれて良いんだぞ。桐鈴が困るだろう」
「……もうそろそろ相談しようと思っていましたよ」
「本当か?」
不安に彩られた青を向けられて、何とも言えない複雑な気持ちになった。気にかけてもらえる事自体は有難いし嬉しいけれども、彼は、どうも私の事を幼子か何かと思っている節がある。そんなに……私は頼りなく見えるのだろうか。
「子供ではないのですから、そんなに心配なさらないでも大丈夫ですよ。必要なら、きちんと言います」
「そうか……」
少し冷たく言ってしまったからか、弦次さまの声が少しだけ沈んでいるように聞こえてきた。表情の方は、俯いてしまっているから確認出来ない。
「あ、の、違うんです。嫌だったとか、そういうのではなくて」
「桐鈴?」
「そんなに気遣われると申し訳ないですし……私は、そこまで世話を焼きたくなるくらい頼りないのだろうかと……」
「それは違う!」
いつになく大きな声で言われて、思わずびくりと肩を震わせてしまった。そんな私を見た弦次さまに、慌てた様子で済まないと謝罪される。
「違うんだ、桐鈴が頼りないなんて、そんな事は一度も思った事ない。いつも頼もしくて頼りになって、だから……頼っている内に、知らず知らず無理をさせていたんじゃないかと、心配になって……」
気遣いは気遣いでも、そういう理由か。彼は本当に優しい人だと実感して、感極まって涙が出てきそうになってしまった。しかし、本当に泣いてしまったら更に心配させてしまうので、何とか零れ落ちようとするのを押し留める。
「本当に、無理なんてしていませんから安心して下さい。むしろ……自分だけの為に家事をするのよりも、今の方がやり甲斐があって楽しいくらいですので」
「……本当か?」
「はい。弦次さまは、きちんと言葉をくれるので」
味は大丈夫かと聞いた時には率直な感謝と感想を、洗濯物を畳んで部屋に持って行った時にはありがとうと。元々彼は口数が少ないし、それ自体も些細な一言なのかもしれないけれど……その何気ない一言が、原動力になるものなのだ。
「もし、泊めているのだから当たり前だと言って何にもなければ、苦痛になっていたでしょうけれど。でも、貴方はいつも一言温かい言葉を下さいますから」
「そういうものか……? むしろ、ほとんど全部任せきりで、やっぱり少しは手伝った方がいいのかとも思うが」
「力仕事とかでは手伝いをお願いする事があるかもしれませんが、私一人でどうにかなる家事なら大丈夫ですよ。私も頑張るので、これからも、折に触れて今までみたいな言葉が欲しいとは……思っていますけど」
「一言二言で喜んでもらえるなら、俺は別に構わないが」
「とても喜ぶので、どうぞ宜しくお願い致しますね」
そう言って、彼に向ってにっこりと笑ってみせる。弦次さまは、一瞬だけきょとんとした表情になった後で、耳まで真っ赤になった。
「あ、ああ、こちらこそ宜しく」
目は逸らされてしまったけれど、きちんと言葉は返してもらえたので。
「はい!」
私の方も、彼に向かって元気に返事をした。
そう言って手渡されたのは、手の平に収まるくらいの布包みだった。縛ってある口を開いてみると、中には紐で繋がれた銭貨が入っている。
「さっきの爺さんからだ。そっちは演奏代らしいから、実際に演奏をした桐鈴が持ってて使うべきだろう」
「……ありがとうございます」
薬店の手伝いで小遣いをもらった事はあるが、自分の歌や演奏でお代をもらったのは初めてだ。無事に歌癒士になれれば、これが普通になるのだろうけど。
「今から行くのは街の市場だから、気に入ったものがあれば買うといい」
「市場にはいろいろあるのですか?」
「あるぞ。野菜に干物に調味料……食べ物だけじゃなくて、着物に装飾品なんかもある」
「調味料があるんですね。もうそろそろ味噌や塩が無くなりそうで、どうしたものかと思っていたので助かります」
「そうだったのか? 言ってくれたら買ってきたのに」
「二人分しか使わないからまだ足りると思っていたので……あ、あの辺ですか?」
「ああ、そうだな。行ってみよう」
「はい!」
勢いよく返事をして、二人で調味料を売っている屋台へと向かう。しかし、思っていたよりも人が多くてうまく前に進めない。
「桐鈴」
少し先の方にいる弦次さまが、私に向かって右手を差し出した。こんな人前では恥ずかしいと言う気持ちと、好きな人と手を繋げるなんて僥倖という気持ちが同時に浮かぶ。
「はぐれたら大変だから。少しの間だけ」
「……はい」
彼の声は落ち着いているから、意識しているのは私だけらしい。そう気づいた途端ふわふわ浮き立った心が、しゅんとしぼんでいった。少しくらいは意識してくれたらいいのに……なんていう苛立ちにも似た気持ちで力いっぱい掴むと、同じように握られる。
そのまま手を繋いでいった先で味噌と塩を見繕い、ついでに酢と料理酒も買う事にした。店主に合計の金額を聞き、先程渡された銭貨を出そうと袋を開く。すると、弦次さまに止められた。
「これは料理に使うものだろう。桐鈴の分から出す必要はない」
「良いのですか?」
「勿論だ。他に欲しい調味料はあるか?」
「……」
無い訳ではないが、これ以上負担をかけるのもどうなのだろう。そう思って黙っていたら、店主から少し安くするからさっき味見してた物はどうかと打診されてしまった。
「味見してた? どれだ?」
「ええと、これです……この、醤油ってやつです」
「ああ、これか」
「さっき聞いた話ですと、大豆と小麦に塩水を混ぜて作った醗酵汁との事です」
「へぇ、そうなのか」
「少量でも十分味がつきそうだったので、煮物とかに良いかなと思いまして……少し興味が」
「ああ、じゃあ買おうか。店主、それも包んでくれ」
「ありがとうございます! 最近出回り始めた貴重な調味料なんで値は張りますけど、美味しさは保証しますよ!」
嬉しそうな店主が、醤油を小さな竹の入れ物に入れ始めた。その分だけで、袋いっぱいの塩の倍の値段はするから、確かに貴重な調味料なのだろう。
「……出回り始めたのは、庶民にだろうな」
店を離れて少し経った後で、弦次さまはぼそりと呟かれた。どういう事ですかと尋ねると、彼の青い瞳がこちらを向く。
「貴族の間ではそれなりに知られているんだ。俺も、使った料理を食べた事がある」
「高級品という事でしょうか」
「だろうな。作るのに結構手間がかかると聞いた事がある」
「そうなんですね。使い方とかはご存じですか?」
「いや……子供の頃の話だから、流石にそれは」
済まないなと言われたので、気にしないでほしいという言葉を返す。さっき味見した感じだと、さじ一杯分を振りかけるくらいで大丈夫だろう。いざとなれば、料理に関する本を私が借りに行けばいい。
「色々作ってみますので、楽しみにしていて下さいね」
「ああ」
答えてくれた弦次さまの口元が緩やかに弧を描く。綺麗な笑顔にどきまぎしてしまってそれ以上目を合わせている事が出来ず、視線を明後日の方向に向けてしまった。
***
「そろそろ昼飯にするか」
「はい」
太陽は丁度真上に上がったくらいだから、良い頃合いだろう。一旦街から出て近くの河原に行き、持ってきていた弁当を広げた。
「午後から何か見たい物はあるか?」
「時間が大丈夫でしたら、髪飾りを見たいです。料理をしている時に使っているものが壊れそうで」
「それは構わないが……さっきの調味料といい髪飾りといい、もっと早く言ってくれて良いんだぞ。桐鈴が困るだろう」
「……もうそろそろ相談しようと思っていましたよ」
「本当か?」
不安に彩られた青を向けられて、何とも言えない複雑な気持ちになった。気にかけてもらえる事自体は有難いし嬉しいけれども、彼は、どうも私の事を幼子か何かと思っている節がある。そんなに……私は頼りなく見えるのだろうか。
「子供ではないのですから、そんなに心配なさらないでも大丈夫ですよ。必要なら、きちんと言います」
「そうか……」
少し冷たく言ってしまったからか、弦次さまの声が少しだけ沈んでいるように聞こえてきた。表情の方は、俯いてしまっているから確認出来ない。
「あ、の、違うんです。嫌だったとか、そういうのではなくて」
「桐鈴?」
「そんなに気遣われると申し訳ないですし……私は、そこまで世話を焼きたくなるくらい頼りないのだろうかと……」
「それは違う!」
いつになく大きな声で言われて、思わずびくりと肩を震わせてしまった。そんな私を見た弦次さまに、慌てた様子で済まないと謝罪される。
「違うんだ、桐鈴が頼りないなんて、そんな事は一度も思った事ない。いつも頼もしくて頼りになって、だから……頼っている内に、知らず知らず無理をさせていたんじゃないかと、心配になって……」
気遣いは気遣いでも、そういう理由か。彼は本当に優しい人だと実感して、感極まって涙が出てきそうになってしまった。しかし、本当に泣いてしまったら更に心配させてしまうので、何とか零れ落ちようとするのを押し留める。
「本当に、無理なんてしていませんから安心して下さい。むしろ……自分だけの為に家事をするのよりも、今の方がやり甲斐があって楽しいくらいですので」
「……本当か?」
「はい。弦次さまは、きちんと言葉をくれるので」
味は大丈夫かと聞いた時には率直な感謝と感想を、洗濯物を畳んで部屋に持って行った時にはありがとうと。元々彼は口数が少ないし、それ自体も些細な一言なのかもしれないけれど……その何気ない一言が、原動力になるものなのだ。
「もし、泊めているのだから当たり前だと言って何にもなければ、苦痛になっていたでしょうけれど。でも、貴方はいつも一言温かい言葉を下さいますから」
「そういうものか……? むしろ、ほとんど全部任せきりで、やっぱり少しは手伝った方がいいのかとも思うが」
「力仕事とかでは手伝いをお願いする事があるかもしれませんが、私一人でどうにかなる家事なら大丈夫ですよ。私も頑張るので、これからも、折に触れて今までみたいな言葉が欲しいとは……思っていますけど」
「一言二言で喜んでもらえるなら、俺は別に構わないが」
「とても喜ぶので、どうぞ宜しくお願い致しますね」
そう言って、彼に向ってにっこりと笑ってみせる。弦次さまは、一瞬だけきょとんとした表情になった後で、耳まで真っ赤になった。
「あ、ああ、こちらこそ宜しく」
目は逸らされてしまったけれど、きちんと言葉は返してもらえたので。
「はい!」
私の方も、彼に向かって元気に返事をした。
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