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③本編↓未工事(すごいえちえち)背後注意でお楽しみください。
二人きりのエレベーター 後編
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買い物帰りにビルのエレベーターに
閉じ込められてしまった由海広と
燃夏は外部と連絡を取り、
一時間後の修理を待っていた。
だが突然古くなったエレベーターの
蛍光灯が消えてしまい、暗闇に怯える
燃夏がひどく動揺してしまう。
暗い場所が得意な由海広はスマホの
ライトで十分落ち着いたが、それでも
ヒシと離れない燃夏が可哀想で、
恋人のためなら何でも尽くしたいと…
エレベーター内で身を屈め、
熱を込め口を使って吐精を促した。
これで少しは気が紛れれば…と
本気で思っていたのだが、結果的に
燃夏の性欲を掻き立てる形に
なってしまったのだ…。
私のカラダを知り尽くした彼に
薄明かりなど必要ない、と
言わんばかりに慣れた手つき、いや
舌つきで首筋にキスを降らされた。
「ぁ、あ…♡は、ぅ…♡んん…♡」
下唇を噛んで甘い声を堪えようと
抵抗を見せるが鎖骨を甘噛みされ、
乱れたシャツの隙間に差し込まれた
両手には興奮に勃起した乳首を
コリコリと摘ままれる。
トントン拍子でカラダを責め立てられ
戸惑う暇もなく快楽に囚われる。
「っん、あ…♡ぁ、はぁ…、っ…♡」
分かってる、本当は外の助けを待つ
状況でこんな…ことはイケナイって
分かっているんだけど…。
彼の情熱に火をつけたのは紛れもなく
自分なのだ。責任を取ろう…。
「んっ…♡」
ズボンを脱がされ臀部をさらし、
はしたなく開脚した間に割り込み
覆い被さる彼の背中に腕を回す。
「…海さん、足開いて?」
「う…?♡ん、んぅ…。」
既に結構足を開いていたが、
尻を上げてさらに大胆な格好をする。
衰えを知らない怒張を取り出した彼は
その間にぐっと体を押し付けた。
「うっ♡あっ…!♡あ、あっ…!♡」
「ふふっ…。」
びくびくっと上げた足が跳ねる。
これ以上どこにも逃げ場がないのに、
柔らかな会陰に硬い先端を
捩じ込まれる。ソコは受け入れる
隙間なんてないのに、肉が窪むほど
ぐりぐりと押し当てられた。
「ひっ♡ひ、あっ♡あ、そこっ…♡
そ、こ…ぐりぐり、したら…♡」
彼のイチモツに触れたふぐりが
ぴくぴく痙れんする。
肉棒で刺激されることに慣れた
前立腺が外からの接触に敏感に
反応してるようだ。
焦れったいのにきもちいい、
きもちいいんだけど焦れったい…。
「は、はぁっ♡はぁ♡はん…♡」
溢れる先走りで会陰をぬるぬる
なぞられる。もっと、もっと強い
刺激が欲しいのに…。
「きもちぃ?海さん。」
「ん、んぅ…♡きもちーよ…♡」
「ふっ♡やらしー顔ですね…♡
もっと激しくされたいって言ってる
ようなものですよ?♡」
「んんんんぅ…♡」
ウソ、そんな顔してるなんて…
いや、本当だ…。恥ずかしい…♡
「…海さん、足持って。」
「ん、んぅ…んく、こ、こぅ…?」
「そ…、上手ですね…。」
「う、ぅ…♡」
膝の裏を両手で抱えて、尻を突き出す。
三十過ぎたおじさんが赤ちゃんの
ような格好をしている現実から目を
背け、唇を噛み締めた。
しかし…恥じている暇もそれほどない。
少し体を離した彼は位置を調整し
新品のローションを開封して
自分の屹立にたっぷりかけた。
それからむちむちの太ももを
裏側からがっしりと鷲掴んだ。
「え、えっ…?え…!?」
困惑する私をよそに、ぎりぎりまで
引いた腰を反動をつけて一気に…
押し込んだ。
「はぐっ…♡ん、あっ♡あぁんっ!♡」
びくんっとのけ反り喉仏をさらす。
閉じた腿の間にモカくんのおちんぽが
会陰、ふぐり、陰茎をなぞった。
熱い…熱くてぬるぬるできゅうきゅう
してきもちいい…♡
「まだまだ♡これからですよ。」
「えっ、あっあっ♡あ!♡んっ!♡」
トントントンッ…リズムよく腰を
打ち衝けられる。その度に二人の
おちんぽがぶつかって、擦れて…
もどかしいのに、きもちいい。
「ふあっ♡あ、あっあ、あっ♡あ♡
あ、ん、んっ…♡んくっ♡はっ…♡
にゅ、にゅるにゅるっきもちぃ…♡」
「んっ…♡俺も、きもちいいです♡
海さんの太もも♡すべすべの
もちもちですぐにイキそうです…♡」
「はあっ♡は、んっんっん♡んっ♡」
せっくすじゃないのに、
せっくすみたいにすごくドキドキする。
頑丈なエレベーターがキィキィ唸る程
激しい腰使いで責められる。
「海さん、海さん上向いて♡」
「んぁっ?♡あっ、あっふっ♡」
呼ばれて上を向いた瞬間、深いキス。
可動域が狭まってもモカくんの
律動は弱まらず、勃起おちんぽを
ぐっぐっと押し付ける。
それだけではなく口の中まで
とろとろに犯されてしまう。
舌先を食み、輪郭をなぞられる。
好き勝手に蹂躙されるとそれだけで
頭の中まで掻き乱されるようだ。
録に見えていなくても彼には私が
感じる部分を全て暴かれている…。
「ん、むっぷぁ…♡あ、あっ♡
どうしよ…♡いく、いく…♡ふぁ…♡
きもちいいよ…モカくん…っ♡」
「んっ♡俺も…出そうです…♡」
「ふあっ!♡あ、あっん♡んんっ♡
は、はげしぃ…っ♡よ、ぉ…♡」
腹の隙間からくちゅくちゅ濡れた音が
大きく響くようになる。恥ずかしい。
だけど…
「う、みさん…好き…です♡」
「~~~っ♡♡」
その最高に色っぽくて可愛く
感じてる顔はずるいと思う…!
ない、はずの母性本能がぎゅんっと
締め付けられ滾る。
嬉しくて幸せで、足を支えていた手を
彼の首の後ろにそっと回した。
「私も好きだよ…♡」
小声で返事をした。
そして次の瞬間…
「ん、んっ♡あ…♡あぁ、はっ…♡
あ、あんん、んんんっ!♡♡」
「はっ…♡」
絶大な快楽と射精の解放感…それから
お腹がぐっちょり濡れた感じがする。
「はぁ、はぁはっ…♡」
狭い尿道口からすっきり飛沫を吐き
出して、頭がぼーっとクリアになる。
同時に達したモカくんが背中をぽん、
ぽんと叩いて呼吸を落ち着かせて
くれた。しばらくそうやってほっこり
夢心地気分で抱き合っていたけど…
パッ
ウゥイーン
ジリリリリンッ
「!?」
「!!!」
同時にいくつもの出来事が起こって
二人で混乱して狼狽える。
なんだなんだ、消えていた電気が
急に点いて目を刺して痛い。
視覚をやられてくらくらするが、静寂
を破るモーター音がエレベーターの
復旧を知らせてくれた。
それからけたたましく鳴る電話のベル。
一足先に意識がはっきりした
モカくんが慌てて電話を取った。
「はい!あっ、はい…はい、はい!」
「……っ!」
動揺し過ぎて「はい」しか返事
出来ない様子だ。しかしそれ以上に
自分の身を省みると…卑猥だっ!
シャツはシワだらけではだけ、
お腹には二人分の精液が広がる。
下半身は生まれたままの姿で大胆に
開脚しており、床は汗や先走りや
とにかく汁でいっぱいだ。
「はい、分かりました…はい。」
ガチャッ
受話器を置いたモカくんと
目を合わせる。
「復旧したので二階まで下るそうです」
「………。」
か…
「………。」
片付けだ!!!!!!
無言でパンツとズボンに足を通す隙に
モカくんはティッシュ箱を破り開け、
床を清掃してくれた。
確実にエレベーターが動いてる。
「……ッ、…!」
私はとりあえず残ったティッシュを
奪い取り精液を拭き取ると袋から
消臭スプレーを取り出した。
扉上の二階のランプが点灯した。
「~~~~っ!!」
そして鬼のように噴射しまくる。
使いきる勢いで大盤振る舞い。
モカくんはすごい早さでごみを
袋に入れて完全密封をした。
間もなく目的の階数で
エレベーターが完全に止まった。
「はぁ、はぁ…。」
この無言の間、一分もない。
人生で一番長い一分かもしれない。
ポーン…♪
「!」
「!!」
軽い音とともに、扉が開く。
二人とも寝起きのようにぐしゃぐしゃ
だったが、証拠は完璧に隠滅した。
ぎこちない笑顔を外の人に向ける。
エレベーターが停止したことにより
十数人の見物人が物珍しそうに
口を開けて私たちを観察した。
片付け間に合ってヨカッタ…!
その人々の間を縫って
一人が前へ出てきた。
「お怪我はありませんか…!?」
灰色のスーツ姿でふくよかな男性が
心配そうな声を掛けてくれた。
胸元の肩書きを見るに
ビルの社長さんらしい。
彼の脇からスレンダーな女性が
走ってきてタオルや水を差し出して
くれたが、ジェスチャーだけで
やんわり断る。
「あ、のえ、え、あ大丈夫です…。」
小さな声も添えたが
聞こえなかったと思う。
大事に買い物袋を提げて
エレベーターを出た私たちに
社長さんは深々頭を下げてくれた。
「お客様の信頼を裏切るような
行為をしてしまい、代表して謝罪に
参りました。申し訳ありません。
必要であれば、救急車や
タクシーなど無料でご提供を…。」
「大丈夫です。何事もなかったので
普通に車で帰ります。」
少し意識して距離を取ったモカくんが
淡々と答えてくれた。頼りない
おじさんは同調して首を縦に振る。
しかし社長はまだ気にしている様子だ。
「そうですか…。せめて僅かばかりの
商品券だけでも。いえ、金品で解決
出来る事故とは思っておりませんが…」
「だ、だ大丈夫ぇす。」
噛んだ…恥ずかしい…!
大事も怪我もなかったし現状視線に
打たれていることがきつい。
早く帰りたくてとにかく断る。
「今後は一層点検に力を入れて
よりよいサービスがご提供出来るよう
気を引き締めて参りますので…」
「そのようにお願いします。」
「っ。」
前に出たモカくんの後を
さりげなく追いかけていく。
困惑顔の社長はまだ話を続けたかった
ようだが、人の間を通って彼の声を
遮って立ち去る。
非常階段に降りるまで好奇の視線の
嵐がすごかったが、いそいそ荷物を
掲げて階段を駆け降りる。
見られたくない一心で呼吸も忘れ、
二人で転がるようにビルの地下一階
まで足を止めずに下った。
本当にたくさん走った。
「はー、はー、はー、はー…。」
膝がガクガク笑ってる。
それでも車に乗るまで気は抜けない。
二人で人気のない駐車場をヨロヨロ
徘徊し、愛車を見つけると一斉に
車に乗り込んだ。扉も閉める。
バタン!
「………。」
「………。」
「ぷっ…」
「…くくっ…。」
「あはっ…あははははっ…!」
「ふふ、くっ…くっくっく…!」
何が可笑しいのかよく分からないけど
車内が揺れるほど腹を抱えて笑った。
今頃修理員さんが消臭スプレーで
びしょびしょのエレベーター内に
困惑してるかもしれない。
申し訳ない気持ちもあるけど、
それすら笑いに変わってしまう。
「あははははっ…ははっ、はっはっ…」
「はーあ、はふふっ…ふぐっ…んふっ」
足が疲れ過ぎて痺れて動かない。
股は濡れてぐちょぐちょで心地悪い。
シャツの色が変わるほどの汗が
不快だけどもまだ笑っていた。
「…はぁー、はぁはぁ…」
「は、ふっ…は、…はっ…」
そうしてひとしきり笑い転げて、
落ち着いた頃…彼の方を見た。
「怖かったね。モカくん。」
「そうですね。だけどあなたと一緒
ならなんでも平気な気がしました。」
彼の素敵な笑顔に、私も笑顔を返す。
「私も君となら、またこうやって
笑えると思うよ。頑張ったね。」
「ええ。」
「………お腹空いたし、疲れたね。」
「…俺はまだ、疲れていませんよ。」
「………。」
耳を紅くして顔を背ける彼の言いたい
ことをくみ取る。さっきあれだけ
息ぴったりに連携出来たおかげなのか
なんだか何を言いたいか分かった
気がした。
手汗で濡れたお互いの手を重ねる。
「…家に帰ってパスタでもゆがこうか」
「ええ、いいですね。」
「んふふ。」
体力は限界だけど、まだまだ夜に
向けて必要になりそうだ。
気を引き締めてハンドルを握った。
なんだかんだ楽しかった。
バックミラーに映るビルに
微笑みかけて、アクセルを踏み込む。
おしまい。
ちょっぴりおまけ?
「七草粥出来ました~。」
「ありがとう。…わぁ、色が綺麗で
とっても美味しそう!」
「ふふ、どうぞ召し上がれ。」
「うんっ。ありがとう。…今日は
色々福袋も買えたし、充実したね。」
「ええ。服とかお菓子とか楽しかった
ですね。…ところで海さんは小さい
福袋を買っていたようですが、
あれはなんだったんですか?」
「ふー、ふー…あちっ。んぅ?
ああ、お茶の福袋だよ。目当ての
お茶が入ってたから大満足したよ。
かなり大容量だから数ヵ月は持つし
当たり袋だったみたい。」
「へぇ、それは良かったですね。」
「んむ、美味しい。」
「何よりです♬」
「んむんむ、モカくんは?
何か特別な福袋買ったりしたの?」
「俺は昨日のうちに超安売りの
スーパーで買ってきました♪」
「ええ!?いつの間に…。
中身は何々?当たりあった?」
「もちろん当たりの大人のオモチャが
たくさんゲット出来ました♡」
「オトナ…のオモチャ…?」
「新作もリピート商品もたくさん
集めましたから、今夜も俺といっぱい
アソんでくださいね♡♡」
「~~~っ…♡う、うん…♡」
楽しい夜になったそうです。
(‹⚫›ω‹⚫›)
閉じ込められてしまった由海広と
燃夏は外部と連絡を取り、
一時間後の修理を待っていた。
だが突然古くなったエレベーターの
蛍光灯が消えてしまい、暗闇に怯える
燃夏がひどく動揺してしまう。
暗い場所が得意な由海広はスマホの
ライトで十分落ち着いたが、それでも
ヒシと離れない燃夏が可哀想で、
恋人のためなら何でも尽くしたいと…
エレベーター内で身を屈め、
熱を込め口を使って吐精を促した。
これで少しは気が紛れれば…と
本気で思っていたのだが、結果的に
燃夏の性欲を掻き立てる形に
なってしまったのだ…。
私のカラダを知り尽くした彼に
薄明かりなど必要ない、と
言わんばかりに慣れた手つき、いや
舌つきで首筋にキスを降らされた。
「ぁ、あ…♡は、ぅ…♡んん…♡」
下唇を噛んで甘い声を堪えようと
抵抗を見せるが鎖骨を甘噛みされ、
乱れたシャツの隙間に差し込まれた
両手には興奮に勃起した乳首を
コリコリと摘ままれる。
トントン拍子でカラダを責め立てられ
戸惑う暇もなく快楽に囚われる。
「っん、あ…♡ぁ、はぁ…、っ…♡」
分かってる、本当は外の助けを待つ
状況でこんな…ことはイケナイって
分かっているんだけど…。
彼の情熱に火をつけたのは紛れもなく
自分なのだ。責任を取ろう…。
「んっ…♡」
ズボンを脱がされ臀部をさらし、
はしたなく開脚した間に割り込み
覆い被さる彼の背中に腕を回す。
「…海さん、足開いて?」
「う…?♡ん、んぅ…。」
既に結構足を開いていたが、
尻を上げてさらに大胆な格好をする。
衰えを知らない怒張を取り出した彼は
その間にぐっと体を押し付けた。
「うっ♡あっ…!♡あ、あっ…!♡」
「ふふっ…。」
びくびくっと上げた足が跳ねる。
これ以上どこにも逃げ場がないのに、
柔らかな会陰に硬い先端を
捩じ込まれる。ソコは受け入れる
隙間なんてないのに、肉が窪むほど
ぐりぐりと押し当てられた。
「ひっ♡ひ、あっ♡あ、そこっ…♡
そ、こ…ぐりぐり、したら…♡」
彼のイチモツに触れたふぐりが
ぴくぴく痙れんする。
肉棒で刺激されることに慣れた
前立腺が外からの接触に敏感に
反応してるようだ。
焦れったいのにきもちいい、
きもちいいんだけど焦れったい…。
「は、はぁっ♡はぁ♡はん…♡」
溢れる先走りで会陰をぬるぬる
なぞられる。もっと、もっと強い
刺激が欲しいのに…。
「きもちぃ?海さん。」
「ん、んぅ…♡きもちーよ…♡」
「ふっ♡やらしー顔ですね…♡
もっと激しくされたいって言ってる
ようなものですよ?♡」
「んんんんぅ…♡」
ウソ、そんな顔してるなんて…
いや、本当だ…。恥ずかしい…♡
「…海さん、足持って。」
「ん、んぅ…んく、こ、こぅ…?」
「そ…、上手ですね…。」
「う、ぅ…♡」
膝の裏を両手で抱えて、尻を突き出す。
三十過ぎたおじさんが赤ちゃんの
ような格好をしている現実から目を
背け、唇を噛み締めた。
しかし…恥じている暇もそれほどない。
少し体を離した彼は位置を調整し
新品のローションを開封して
自分の屹立にたっぷりかけた。
それからむちむちの太ももを
裏側からがっしりと鷲掴んだ。
「え、えっ…?え…!?」
困惑する私をよそに、ぎりぎりまで
引いた腰を反動をつけて一気に…
押し込んだ。
「はぐっ…♡ん、あっ♡あぁんっ!♡」
びくんっとのけ反り喉仏をさらす。
閉じた腿の間にモカくんのおちんぽが
会陰、ふぐり、陰茎をなぞった。
熱い…熱くてぬるぬるできゅうきゅう
してきもちいい…♡
「まだまだ♡これからですよ。」
「えっ、あっあっ♡あ!♡んっ!♡」
トントントンッ…リズムよく腰を
打ち衝けられる。その度に二人の
おちんぽがぶつかって、擦れて…
もどかしいのに、きもちいい。
「ふあっ♡あ、あっあ、あっ♡あ♡
あ、ん、んっ…♡んくっ♡はっ…♡
にゅ、にゅるにゅるっきもちぃ…♡」
「んっ…♡俺も、きもちいいです♡
海さんの太もも♡すべすべの
もちもちですぐにイキそうです…♡」
「はあっ♡は、んっんっん♡んっ♡」
せっくすじゃないのに、
せっくすみたいにすごくドキドキする。
頑丈なエレベーターがキィキィ唸る程
激しい腰使いで責められる。
「海さん、海さん上向いて♡」
「んぁっ?♡あっ、あっふっ♡」
呼ばれて上を向いた瞬間、深いキス。
可動域が狭まってもモカくんの
律動は弱まらず、勃起おちんぽを
ぐっぐっと押し付ける。
それだけではなく口の中まで
とろとろに犯されてしまう。
舌先を食み、輪郭をなぞられる。
好き勝手に蹂躙されるとそれだけで
頭の中まで掻き乱されるようだ。
録に見えていなくても彼には私が
感じる部分を全て暴かれている…。
「ん、むっぷぁ…♡あ、あっ♡
どうしよ…♡いく、いく…♡ふぁ…♡
きもちいいよ…モカくん…っ♡」
「んっ♡俺も…出そうです…♡」
「ふあっ!♡あ、あっん♡んんっ♡
は、はげしぃ…っ♡よ、ぉ…♡」
腹の隙間からくちゅくちゅ濡れた音が
大きく響くようになる。恥ずかしい。
だけど…
「う、みさん…好き…です♡」
「~~~っ♡♡」
その最高に色っぽくて可愛く
感じてる顔はずるいと思う…!
ない、はずの母性本能がぎゅんっと
締め付けられ滾る。
嬉しくて幸せで、足を支えていた手を
彼の首の後ろにそっと回した。
「私も好きだよ…♡」
小声で返事をした。
そして次の瞬間…
「ん、んっ♡あ…♡あぁ、はっ…♡
あ、あんん、んんんっ!♡♡」
「はっ…♡」
絶大な快楽と射精の解放感…それから
お腹がぐっちょり濡れた感じがする。
「はぁ、はぁはっ…♡」
狭い尿道口からすっきり飛沫を吐き
出して、頭がぼーっとクリアになる。
同時に達したモカくんが背中をぽん、
ぽんと叩いて呼吸を落ち着かせて
くれた。しばらくそうやってほっこり
夢心地気分で抱き合っていたけど…
パッ
ウゥイーン
ジリリリリンッ
「!?」
「!!!」
同時にいくつもの出来事が起こって
二人で混乱して狼狽える。
なんだなんだ、消えていた電気が
急に点いて目を刺して痛い。
視覚をやられてくらくらするが、静寂
を破るモーター音がエレベーターの
復旧を知らせてくれた。
それからけたたましく鳴る電話のベル。
一足先に意識がはっきりした
モカくんが慌てて電話を取った。
「はい!あっ、はい…はい、はい!」
「……っ!」
動揺し過ぎて「はい」しか返事
出来ない様子だ。しかしそれ以上に
自分の身を省みると…卑猥だっ!
シャツはシワだらけではだけ、
お腹には二人分の精液が広がる。
下半身は生まれたままの姿で大胆に
開脚しており、床は汗や先走りや
とにかく汁でいっぱいだ。
「はい、分かりました…はい。」
ガチャッ
受話器を置いたモカくんと
目を合わせる。
「復旧したので二階まで下るそうです」
「………。」
か…
「………。」
片付けだ!!!!!!
無言でパンツとズボンに足を通す隙に
モカくんはティッシュ箱を破り開け、
床を清掃してくれた。
確実にエレベーターが動いてる。
「……ッ、…!」
私はとりあえず残ったティッシュを
奪い取り精液を拭き取ると袋から
消臭スプレーを取り出した。
扉上の二階のランプが点灯した。
「~~~~っ!!」
そして鬼のように噴射しまくる。
使いきる勢いで大盤振る舞い。
モカくんはすごい早さでごみを
袋に入れて完全密封をした。
間もなく目的の階数で
エレベーターが完全に止まった。
「はぁ、はぁ…。」
この無言の間、一分もない。
人生で一番長い一分かもしれない。
ポーン…♪
「!」
「!!」
軽い音とともに、扉が開く。
二人とも寝起きのようにぐしゃぐしゃ
だったが、証拠は完璧に隠滅した。
ぎこちない笑顔を外の人に向ける。
エレベーターが停止したことにより
十数人の見物人が物珍しそうに
口を開けて私たちを観察した。
片付け間に合ってヨカッタ…!
その人々の間を縫って
一人が前へ出てきた。
「お怪我はありませんか…!?」
灰色のスーツ姿でふくよかな男性が
心配そうな声を掛けてくれた。
胸元の肩書きを見るに
ビルの社長さんらしい。
彼の脇からスレンダーな女性が
走ってきてタオルや水を差し出して
くれたが、ジェスチャーだけで
やんわり断る。
「あ、のえ、え、あ大丈夫です…。」
小さな声も添えたが
聞こえなかったと思う。
大事に買い物袋を提げて
エレベーターを出た私たちに
社長さんは深々頭を下げてくれた。
「お客様の信頼を裏切るような
行為をしてしまい、代表して謝罪に
参りました。申し訳ありません。
必要であれば、救急車や
タクシーなど無料でご提供を…。」
「大丈夫です。何事もなかったので
普通に車で帰ります。」
少し意識して距離を取ったモカくんが
淡々と答えてくれた。頼りない
おじさんは同調して首を縦に振る。
しかし社長はまだ気にしている様子だ。
「そうですか…。せめて僅かばかりの
商品券だけでも。いえ、金品で解決
出来る事故とは思っておりませんが…」
「だ、だ大丈夫ぇす。」
噛んだ…恥ずかしい…!
大事も怪我もなかったし現状視線に
打たれていることがきつい。
早く帰りたくてとにかく断る。
「今後は一層点検に力を入れて
よりよいサービスがご提供出来るよう
気を引き締めて参りますので…」
「そのようにお願いします。」
「っ。」
前に出たモカくんの後を
さりげなく追いかけていく。
困惑顔の社長はまだ話を続けたかった
ようだが、人の間を通って彼の声を
遮って立ち去る。
非常階段に降りるまで好奇の視線の
嵐がすごかったが、いそいそ荷物を
掲げて階段を駆け降りる。
見られたくない一心で呼吸も忘れ、
二人で転がるようにビルの地下一階
まで足を止めずに下った。
本当にたくさん走った。
「はー、はー、はー、はー…。」
膝がガクガク笑ってる。
それでも車に乗るまで気は抜けない。
二人で人気のない駐車場をヨロヨロ
徘徊し、愛車を見つけると一斉に
車に乗り込んだ。扉も閉める。
バタン!
「………。」
「………。」
「ぷっ…」
「…くくっ…。」
「あはっ…あははははっ…!」
「ふふ、くっ…くっくっく…!」
何が可笑しいのかよく分からないけど
車内が揺れるほど腹を抱えて笑った。
今頃修理員さんが消臭スプレーで
びしょびしょのエレベーター内に
困惑してるかもしれない。
申し訳ない気持ちもあるけど、
それすら笑いに変わってしまう。
「あははははっ…ははっ、はっはっ…」
「はーあ、はふふっ…ふぐっ…んふっ」
足が疲れ過ぎて痺れて動かない。
股は濡れてぐちょぐちょで心地悪い。
シャツの色が変わるほどの汗が
不快だけどもまだ笑っていた。
「…はぁー、はぁはぁ…」
「は、ふっ…は、…はっ…」
そうしてひとしきり笑い転げて、
落ち着いた頃…彼の方を見た。
「怖かったね。モカくん。」
「そうですね。だけどあなたと一緒
ならなんでも平気な気がしました。」
彼の素敵な笑顔に、私も笑顔を返す。
「私も君となら、またこうやって
笑えると思うよ。頑張ったね。」
「ええ。」
「………お腹空いたし、疲れたね。」
「…俺はまだ、疲れていませんよ。」
「………。」
耳を紅くして顔を背ける彼の言いたい
ことをくみ取る。さっきあれだけ
息ぴったりに連携出来たおかげなのか
なんだか何を言いたいか分かった
気がした。
手汗で濡れたお互いの手を重ねる。
「…家に帰ってパスタでもゆがこうか」
「ええ、いいですね。」
「んふふ。」
体力は限界だけど、まだまだ夜に
向けて必要になりそうだ。
気を引き締めてハンドルを握った。
なんだかんだ楽しかった。
バックミラーに映るビルに
微笑みかけて、アクセルを踏み込む。
おしまい。
ちょっぴりおまけ?
「七草粥出来ました~。」
「ありがとう。…わぁ、色が綺麗で
とっても美味しそう!」
「ふふ、どうぞ召し上がれ。」
「うんっ。ありがとう。…今日は
色々福袋も買えたし、充実したね。」
「ええ。服とかお菓子とか楽しかった
ですね。…ところで海さんは小さい
福袋を買っていたようですが、
あれはなんだったんですか?」
「ふー、ふー…あちっ。んぅ?
ああ、お茶の福袋だよ。目当ての
お茶が入ってたから大満足したよ。
かなり大容量だから数ヵ月は持つし
当たり袋だったみたい。」
「へぇ、それは良かったですね。」
「んむ、美味しい。」
「何よりです♬」
「んむんむ、モカくんは?
何か特別な福袋買ったりしたの?」
「俺は昨日のうちに超安売りの
スーパーで買ってきました♪」
「ええ!?いつの間に…。
中身は何々?当たりあった?」
「もちろん当たりの大人のオモチャが
たくさんゲット出来ました♡」
「オトナ…のオモチャ…?」
「新作もリピート商品もたくさん
集めましたから、今夜も俺といっぱい
アソんでくださいね♡♡」
「~~~っ…♡う、うん…♡」
楽しい夜になったそうです。
(‹⚫›ω‹⚫›)
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夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
女装とメス調教をさせられ、担任だった教師の亡くなった奥さんの代わりをさせられる元教え子の男
湊戸アサギリ
BL
また女装メス調教です。見ていただきありがとうございます。
何も知らない息子視点です。今回はエロ無しです。他の作品もよろしくお願いします。
性的イジメ
ポコたん
BL
この小説は性行為・同性愛・SM・イジメ的要素が含まれます。理解のある方のみこの先にお進みください。
作品説明:いじめの性的部分を取り上げて現代風にアレンジして作成。
全二話 毎週日曜日正午にUPされます。
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
令嬢の名門女学校で、パンツを初めて履くことになりました
フルーツパフェ
大衆娯楽
とある事件を受けて、財閥のご令嬢が数多く通う女学校で校則が改訂された。
曰く、全校生徒はパンツを履くこと。
生徒の安全を確保するための善意で制定されたこの校則だが、学校側の意図に反して事態は思わぬ方向に?
史実上の事件を元に描かれた近代歴史小説。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ずっと女の子になりたかった 男の娘の私
ムーワ
BL
幼少期からどことなく男の服装をして学校に通っているのに違和感を感じていた主人公のヒデキ。
ヒデキは同級生の女の子が履いているスカートが自分でも履きたくて仕方がなかったが、母親はいつもズボンばかりでスカートは買ってくれなかった。
そんなヒデキの幼少期から大人になるまでの成長を描いたLGBT(ジェンダーレス作品)です。
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