こいちゃ![R-18]

蒼い色鉛筆

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③本編↓未工事(すごいえちえち)背後注意でお楽しみください。

癒されたい! 前編

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「……………はぁ」

「…、…っ…。」

由海広ユミヒロは落ち込む恋人の
燃夏モカを、心配の眼差しで見つめる。

二人で食事をするテーブルに彼は
突っ伏して…顔を上げない。

そっと、傍らに淹れたての
アールグレイに氷を入れて差し出す。

アイスティー向きなので、
猫舌のモカくんにはぴったりだ。

しかし、お茶を目の前にしても
ぴくりとも動かないモカくん。

こ、これは重症だ…。

お茶好きの由海広は非常事態を悟る。




どうして彼がこんな姿になってしまったか
話は遡ること30分前ーーー。

意気消沈した彼がウチに訪問した。

とても面倒くさい企画を先輩と
組まされて、新人のモカくんは
あくまでサポートだった。

それなのに先輩が三日間風邪で休んだので
仕方なくモカくんがメインに据えられた。

遊びに来るのも我慢して
会議を成功させるために勉強したと言う。

勿論、普段の仕事も平行して。

そして今日、企画説明になった。
お偉い方の前でもハキハキ説明し、
複雑なデータとグラフの説明をこなした。

…しかし、最後の質問に
答えられなかったそうだ。

特別つっこまれることもなく
会議は終了したが、負けず嫌いの
モカくんには屈辱だろう。

完璧主義ではないが責任を感じてしまう彼。
上司も同情してくれたそうだ。

半泣きで電話を掛けてきたときは
何事かと思った。

私にだって似たような
経験はいくつもあるが、
こういうときは下手な同情なんかより、
本人はそっとしておいてほしいものだ。

「海さん頭撫でてぇ…」

そうでもなかった。
子供のように目をうるうるさせて
こちらを見つめる彼。
仕方ないなぁ…。

「よしよし。」

なでなで、としてあげると満足気な
猫のように目を細める。

「えらいえらい。頑張ったね。」

「………はぁ…」

…撫でる以外はまだ傷を抉るか。

またしょんぼり、と俯くモカくん。
ぽしょっと何かを呟いた。

「……癒しがほしい…」

「ん?」

「癒されたいです…」

「お茶飲む?」

「海さんのおっぱいがいい…」

「………ふぇ…?」

この時とばかりに甘える恋人。

これが私みたいなおっさんなら
鳥肌ものだが、顔の整った彼に
捨てられた子犬のようにふるふると
見つめられると、拒否できない。

「海さんのおっぱいがいい。」

二回も言った。
しかも力強く。

「私のお…胸は、
そんなに柔らかくないよ…?」

「海さんじゃなきゃやだぁ…」

めそめそと嘘泣きをする彼。
駄々っ子モード…。

自分の出来ることを最大限に使いおる。
…結局いつも許してしまう。

「もう、仕方ないんだから…
今回だけだよ…?」

「やったぁ…」

先ほどの数倍元気になるが、
まだまだ本調子じゃない
テンション低いモカくん。

いつもならすごい勢いで飛び付くのに…。

「来て、海さん。」

「うん…。」

そっと腕を引かれ、
モカくんに背中を抱き締められる。

小さい椅子の上で男二人がひしめき合う。

首筋の辺りで、
すりすり額を擦りつけて甘えてくる。

「んー…海さん…。」

意外とかわいいな…と思うのもつかの間。

「んっ…、ん、んぅ…♡」

肉厚の胸を両手で揉みこまれる。

そんなに感じることはないが、
モカくんに触られると思うとドキドキする。

「海さんのおっぱい…両手に収まらない」

「そ、そうだね…。」

それは広く浅いからなんだけど…。
彼の言いたいように言わせておく。

「んっ♡ん…ん、ふ…っ♡」

シャツ越しに乳首をつねられる。
そ、それは気持ちいい…♡

二つともころころと転がされ、
引っ掻かれ親指と人差し指で押し潰される。

「んぁっ♡あ…あふ♡んんぅ…♡」

布越しでも、ぴんと勃起してしまう。

首筋をざらざらっと舐められると、
下腹部がぞくぞくしてしまう。

「ね…海さん、おっぱい飲んでいい…?」

ふえ…!?





つづきます→
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