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③本編↓未工事(すごいえちえち)背後注意でお楽しみください。
のぼせる温度 前編
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多少のトラブルはあったが、昼過ぎに
無事に温泉へ着いた由海広と燃夏。
有名な温泉で人生で一度は来てみたかった。
数人の笑いあう客を横目に、のんびり歩いて
趣ある外観に目を輝かせる。
二人は真っ直ぐ受け付けへ。
カップル、老夫婦の並ぶ列の後ろに立ち
雑談をしながら待つ。
ほどなくして受付の正面に立つと
予約の件の話をする。
「二名で予約の優沢です…」
「はい、日帰りプラン予約の
お客様ですね。こちらになります。」
別に男同士だから一般浴場でも
よかったのだが…。
由海広は身体中につけられた
キスマークを思い出し、赤面した。
毎日のように沢山愛されるので、
消えないキスマークとモカくんの独占欲の
おかげで、別室の日帰り温泉になった。
モカくんは嬉しそうに声を弾ませている。
「五時間くらいいられるみたいですよ。」
従業員に案内してもらい、
和風の綺麗な個室に通された。
うわぁ、お茶飲みたい…!
ここでほうじ茶を飲んで、露天風呂から
見える青空を眺めて癒されたい…!
「…はわぁ…」
最高の景色に最高のお茶を飲んで
寛ぐ自分の姿を想像する。
おっと、妄想に耽っていると
モカくんが拗ねる…。
「まずは少しゆっくりしようか。
運転疲れたでしょ?お疲れモカく…」
ちゅっ
荷物を降ろして振り返ると、
不意打ちでキスされた。
「……。」
「……。」
…疲れてなさそうだね。
情欲の炎が揺らめく熱のこもった瞳で
じーっと見つめられる。
優しく抱き寄せられ、素直に受けとめる。
「んむ、ん…ん、…」
ちゅ、ちゅとキスをしながらモカくんの
正面にぺたんと座り込む。
モカくんもはゆっくり座って首の後ろに
腕を回し、抱きしめてくれる。
「ん、ん…、…ふ、…ぷぁ…」
白髪混じりの黒髪を撫でられる。
舌を絡ませ、夢中で口づける。
息継ぎの合間に、
モカくんはえっちな声で囁いた。
薄く切れ長の瞳もすごくえっちだ…。
「…ん、ねぇ海さん…褒めてくれます?
俺、あんなにいやらしい海さんを見て…
カーセックスするの堪えたんですよ…
外からセックスしてるってばれるくらい
めちゃくちゃに犯したかったの我慢
出来たんですよ♡」
……あれは君が悪いんだけどね…。
だけど、もしかしたら狭い車内でエッチ
してたかもしれない…。
そんなシチュエーションに思わず
興奮してしまう。
でも、モカくんは我慢できたんだ。
それは褒めてあげよう…。
「よしよし、エッチ我慢して偉かったね♡」
頭を撫でると、子犬のように見えない
尻尾と耳をばたつかせて喜ぶモカくん。
これで彼がフル勃起してなかったら
母性愛に目覚めたと思う。
「ま、まだ日が高いよ…。」
首筋にキスをして脇腹を愛でる彼の
肩に手を置きながら、小声で抵抗する。
「日が落ちたら帰らなきゃですよ…
数日分、目一杯抱きたいです…♡」
「ひぃ…、んっ、んぅ♡」
薄いシャツ越しに乳首を舐めたり
吸われたりすると感じちゃう。
自宅じゃない場所でこんなこと
イケナイのに…、甘い声が抑えられない。
「で、でもぉ…折角温泉に来たんだから…」
せめて一度はお風呂に浸かって、
それからなら致したい。
モカくんははっと目を見開いた。
「ついっ…!そうだ、
ここは温泉でしたね。」
「うん、お茶で一服してからお風呂にー」
「お風呂の中でセックスできますね!!」
え…なんでそうなるの…?
目をランランと輝かせる彼に、ため息が
出るけど、かわいい。
「すみません、俺たてないんで…
露天風呂のお湯、溜めてきてもらえますか」
「ん、うん…そ、それはいいけど…」
「ありがとうございます。」
軽いキスをされ、見送られながら
露天風呂へと歩く。
温泉成分でぬるぬるの足元に
気を付けながら青空を一度眺め、
お湯を出す。
後で綺麗に磨きますから、すみません…
と、心の中だけで呟く。
ちくちくした罪悪感を振り切って
部屋に戻る。
「じゃ、じゃぁ…準備してくるね…」
「はい、待ってますね♪」
「…先にお風呂入ってて…」
「?分かりました。」
モカくんが張り詰めた股間に苦戦しながら
衣服を脱いで露天風呂へ歩いていったのを
確認して、鞄から浣腸を取り出した。
つづきます→
無事に温泉へ着いた由海広と燃夏。
有名な温泉で人生で一度は来てみたかった。
数人の笑いあう客を横目に、のんびり歩いて
趣ある外観に目を輝かせる。
二人は真っ直ぐ受け付けへ。
カップル、老夫婦の並ぶ列の後ろに立ち
雑談をしながら待つ。
ほどなくして受付の正面に立つと
予約の件の話をする。
「二名で予約の優沢です…」
「はい、日帰りプラン予約の
お客様ですね。こちらになります。」
別に男同士だから一般浴場でも
よかったのだが…。
由海広は身体中につけられた
キスマークを思い出し、赤面した。
毎日のように沢山愛されるので、
消えないキスマークとモカくんの独占欲の
おかげで、別室の日帰り温泉になった。
モカくんは嬉しそうに声を弾ませている。
「五時間くらいいられるみたいですよ。」
従業員に案内してもらい、
和風の綺麗な個室に通された。
うわぁ、お茶飲みたい…!
ここでほうじ茶を飲んで、露天風呂から
見える青空を眺めて癒されたい…!
「…はわぁ…」
最高の景色に最高のお茶を飲んで
寛ぐ自分の姿を想像する。
おっと、妄想に耽っていると
モカくんが拗ねる…。
「まずは少しゆっくりしようか。
運転疲れたでしょ?お疲れモカく…」
ちゅっ
荷物を降ろして振り返ると、
不意打ちでキスされた。
「……。」
「……。」
…疲れてなさそうだね。
情欲の炎が揺らめく熱のこもった瞳で
じーっと見つめられる。
優しく抱き寄せられ、素直に受けとめる。
「んむ、ん…ん、…」
ちゅ、ちゅとキスをしながらモカくんの
正面にぺたんと座り込む。
モカくんもはゆっくり座って首の後ろに
腕を回し、抱きしめてくれる。
「ん、ん…、…ふ、…ぷぁ…」
白髪混じりの黒髪を撫でられる。
舌を絡ませ、夢中で口づける。
息継ぎの合間に、
モカくんはえっちな声で囁いた。
薄く切れ長の瞳もすごくえっちだ…。
「…ん、ねぇ海さん…褒めてくれます?
俺、あんなにいやらしい海さんを見て…
カーセックスするの堪えたんですよ…
外からセックスしてるってばれるくらい
めちゃくちゃに犯したかったの我慢
出来たんですよ♡」
……あれは君が悪いんだけどね…。
だけど、もしかしたら狭い車内でエッチ
してたかもしれない…。
そんなシチュエーションに思わず
興奮してしまう。
でも、モカくんは我慢できたんだ。
それは褒めてあげよう…。
「よしよし、エッチ我慢して偉かったね♡」
頭を撫でると、子犬のように見えない
尻尾と耳をばたつかせて喜ぶモカくん。
これで彼がフル勃起してなかったら
母性愛に目覚めたと思う。
「ま、まだ日が高いよ…。」
首筋にキスをして脇腹を愛でる彼の
肩に手を置きながら、小声で抵抗する。
「日が落ちたら帰らなきゃですよ…
数日分、目一杯抱きたいです…♡」
「ひぃ…、んっ、んぅ♡」
薄いシャツ越しに乳首を舐めたり
吸われたりすると感じちゃう。
自宅じゃない場所でこんなこと
イケナイのに…、甘い声が抑えられない。
「で、でもぉ…折角温泉に来たんだから…」
せめて一度はお風呂に浸かって、
それからなら致したい。
モカくんははっと目を見開いた。
「ついっ…!そうだ、
ここは温泉でしたね。」
「うん、お茶で一服してからお風呂にー」
「お風呂の中でセックスできますね!!」
え…なんでそうなるの…?
目をランランと輝かせる彼に、ため息が
出るけど、かわいい。
「すみません、俺たてないんで…
露天風呂のお湯、溜めてきてもらえますか」
「ん、うん…そ、それはいいけど…」
「ありがとうございます。」
軽いキスをされ、見送られながら
露天風呂へと歩く。
温泉成分でぬるぬるの足元に
気を付けながら青空を一度眺め、
お湯を出す。
後で綺麗に磨きますから、すみません…
と、心の中だけで呟く。
ちくちくした罪悪感を振り切って
部屋に戻る。
「じゃ、じゃぁ…準備してくるね…」
「はい、待ってますね♪」
「…先にお風呂入ってて…」
「?分かりました。」
モカくんが張り詰めた股間に苦戦しながら
衣服を脱いで露天風呂へ歩いていったのを
確認して、鞄から浣腸を取り出した。
つづきます→
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