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1章 出会い
22話.子供達のお茶会
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屋敷に着いたら、既にお茶会の準備は整ってた。
皆頑張ってくれたみたい、子供らしい装飾が施されてる。
「姉上!クレアちゃん!待ってたの!」
マルコ達が出迎えてくれた。
「「「お帰りなさい」」」
「「ただいま~」」
「遅くなってごめんね」
私達は、待っててくれた子供たちに謝ってから、準備ありがとねって褒めてあげた。
皆喜んでて、早く王女様に会いたがってる。
「僕リーシャをお迎えしてくるね」
マルコは、走って温室を出てった。
魔物の件については、魔晶石と一緒に簡単な報告書を執事に渡した。
お父様の手に渡ってると思うから、お茶会が終わったら、真っ直ぐ執務室に行かなくちゃ。
いろいろ気になる事もあるけど、お茶会楽しまなきゃね!
そんな事を考えてたら王女様が来たよ。
顔色も良いし、一時間くらいなら問題なさそうね。
王女様を見つけた子供達が、走り寄ってった。
マルコが自慢気に紹介してる。
「リーシャってお名前なの。僕のお姫様だよ」フフン(ドヤ顔)
「お姫様!名前も素敵~」
「すげ~本物のお姫様?」
「私もお姫様になる~」
女の子は憧れの視線を向け、男の子は驚きの視線を向けてた。
うちの領地に王族なんて来ないしね!皆、顔も知らんでしょう。。。
私も知らんかったけど…
一気に王女様は人気者になったよ。
今ここに居る子供達は、マルコの同級生。
じゃんけんで勝ち残った3人なんだって!
和気藹々としてたら、血相を変えたうざ王子が入って来た。
お前は呼んでないし!って思ったけど、子供って目敏いんだよね~
「え?嘘!王子様?」
「王子さま~」
「かっけ~」
「る~いって言うの、お姫様の兄上だよ」フフン(ドヤ顔)
へ~マルコと、うざ王子って仲良しなんだ…
「ねぇ…」
「なに?クレア」
「兄妹似てるね」
「確かに…」
私達が不敵な笑みを浮かべてた事を、笑顔が素敵な王子様には、知る由もない。
オルテンシア伯爵邸・王弟の執務室
王都へ定期報告の為、通信用魔道具で国王との面会をしていた。
王弟の執務室には、ルイフォードも居る。
本来の目的であった、リーテンの花をリシャーナに見せる事が出来た為、岐路日程を決める筈だった。
しかし、王弟妃であるルミアがそれを拒んだのだ。
理由はひとつ、娘を救えるかもしれないと言う、淡い期待を抱いた為である。
確かに昨夜の事は、王弟自身も見ていた。
宮仕え達も、王弟妃側に付いている。
だが、王弟はどうしても信用出来なかったのだ。
何故なら、リシャーナの身体にある物が何なのか。
何故あの様な身体になってしまったのか、彼は知っていたのだから。
どんなに優秀な医術師だったとしても、あれを取り除く事は不可能。
いや…取り除いてはならない。
国と、娘の命を天秤に掛けた事を知っているのは、国王を含む限られた者達だけだった。
北へ向かう迄の旅路を、王弟は一人で苦しみを抱えていたのだ。
カルティアは何も知らない。
痛ましい王女を救う為、形成手術を行うだろう。
だが、必ず失敗する。
最悪の場合、二度と目覚めなくなるだろう事も。
そんな、誰も幸せにはなれない未来を、望む者はいない。
このまま王都へ戻った方が、カルティアの為でもあると、王弟は考えていたのだ。
だがしかし国王が、オルテンシア伯爵領へ滞在する事を、望んだのだ。
リシャーナの中にある物が何なのか、どれ程危険な物なのかを知っている。
誰よりも、王弟の心痛を理解していた実兄がだ。
王弟は戸惑いを隠せずにいた。
「このままでは、国が亡ぶやも知れぬぞ!兄上」
息子が隣に居る事も忘れ、言葉にしてから後悔しても遅かった。
「カルティアを、信じなさい」
国王は、何時も二人だけの時に見せる優しい眼差しで、弟を見つめていた。
王弟は暫し無言を貫く。
ルイフォードは、父親が漏らした言葉の意味を、理解出来ずにいる。
執務室に何処か気まずい空気が流れた時、リシャーナ付きの宮仕えが急を告げた。
マルコが迎えに来て、子供達が開いた茶会に連れ出した…と。
二人は全身から血の気が引くのを感じた。
ルイフォードは国王に退出の許可を取り、急いで茶会が開かれている温室へと向かった。
そこで、視界に飛び込んで来たのは。
失神している子供でも無く、泣叫ぶ子供でも無い。
全身包帯だらけの妹を取り囲み、はしゃいでいる子供。
お世話をしたくて、マルコと取り合いをしている子供。
物言わぬ妹に語り掛け続けている、子供の姿だった。
そこにはリシャーナを、一人の女の子として接している者しか、いなかったのだ。
久しく忘れていた感情が、心を支配する。
気が付けば、呼ばれてもいない茶会の席へと、踏み込んでいた。
そんなルイフォードを咎める者も、ここにはいない。
皆、歓迎してくれたのだ。
これ程心が温まる茶会がある事を、この時まで知らなかった。
何時しか温室の前に、王弟夫妻の姿もあった。
楽し気な子供たちの茶会を、遠くからひっそりと、眺めていたのだ。
決して華やかでは無い、着飾っている者もいない。
たった数人だけの茶会は、王弟一家の心に…
忘れられない心温まる思い出として、残り続けるのであった。
楽しい時間はあっという間に過ぎて行く。
カルティアが茶会の終わりを告げると、子供達は揃って見送ってくれる。
「またね」と、次に会う約束を取り付けるかのように…
リシャーナは、後ろ髪を惹かれる思いで、温室を後にした。
ここには、自分を蔑む者はいないのか?
何故誰もが、この姿を見て平気でいられるのか?
気になる事は沢山あったが、一番嬉しく感じた事は。
王族としてではなく、一個人として見てくれた事だった。
昨日来たばかりとは思えぬ程、居心地の良い場所になっていたのだ。
そんなリシャーナに、カルティアは希望をくれた。
頭部を治す為、形成手術を行いたいと言ったのだ。
明日の早朝は、カルティアの叔父が、診察に来ると言う。
身体全体の状態を確認した後で、手術の日取りを決める為に。
皆頑張ってくれたみたい、子供らしい装飾が施されてる。
「姉上!クレアちゃん!待ってたの!」
マルコ達が出迎えてくれた。
「「「お帰りなさい」」」
「「ただいま~」」
「遅くなってごめんね」
私達は、待っててくれた子供たちに謝ってから、準備ありがとねって褒めてあげた。
皆喜んでて、早く王女様に会いたがってる。
「僕リーシャをお迎えしてくるね」
マルコは、走って温室を出てった。
魔物の件については、魔晶石と一緒に簡単な報告書を執事に渡した。
お父様の手に渡ってると思うから、お茶会が終わったら、真っ直ぐ執務室に行かなくちゃ。
いろいろ気になる事もあるけど、お茶会楽しまなきゃね!
そんな事を考えてたら王女様が来たよ。
顔色も良いし、一時間くらいなら問題なさそうね。
王女様を見つけた子供達が、走り寄ってった。
マルコが自慢気に紹介してる。
「リーシャってお名前なの。僕のお姫様だよ」フフン(ドヤ顔)
「お姫様!名前も素敵~」
「すげ~本物のお姫様?」
「私もお姫様になる~」
女の子は憧れの視線を向け、男の子は驚きの視線を向けてた。
うちの領地に王族なんて来ないしね!皆、顔も知らんでしょう。。。
私も知らんかったけど…
一気に王女様は人気者になったよ。
今ここに居る子供達は、マルコの同級生。
じゃんけんで勝ち残った3人なんだって!
和気藹々としてたら、血相を変えたうざ王子が入って来た。
お前は呼んでないし!って思ったけど、子供って目敏いんだよね~
「え?嘘!王子様?」
「王子さま~」
「かっけ~」
「る~いって言うの、お姫様の兄上だよ」フフン(ドヤ顔)
へ~マルコと、うざ王子って仲良しなんだ…
「ねぇ…」
「なに?クレア」
「兄妹似てるね」
「確かに…」
私達が不敵な笑みを浮かべてた事を、笑顔が素敵な王子様には、知る由もない。
オルテンシア伯爵邸・王弟の執務室
王都へ定期報告の為、通信用魔道具で国王との面会をしていた。
王弟の執務室には、ルイフォードも居る。
本来の目的であった、リーテンの花をリシャーナに見せる事が出来た為、岐路日程を決める筈だった。
しかし、王弟妃であるルミアがそれを拒んだのだ。
理由はひとつ、娘を救えるかもしれないと言う、淡い期待を抱いた為である。
確かに昨夜の事は、王弟自身も見ていた。
宮仕え達も、王弟妃側に付いている。
だが、王弟はどうしても信用出来なかったのだ。
何故なら、リシャーナの身体にある物が何なのか。
何故あの様な身体になってしまったのか、彼は知っていたのだから。
どんなに優秀な医術師だったとしても、あれを取り除く事は不可能。
いや…取り除いてはならない。
国と、娘の命を天秤に掛けた事を知っているのは、国王を含む限られた者達だけだった。
北へ向かう迄の旅路を、王弟は一人で苦しみを抱えていたのだ。
カルティアは何も知らない。
痛ましい王女を救う為、形成手術を行うだろう。
だが、必ず失敗する。
最悪の場合、二度と目覚めなくなるだろう事も。
そんな、誰も幸せにはなれない未来を、望む者はいない。
このまま王都へ戻った方が、カルティアの為でもあると、王弟は考えていたのだ。
だがしかし国王が、オルテンシア伯爵領へ滞在する事を、望んだのだ。
リシャーナの中にある物が何なのか、どれ程危険な物なのかを知っている。
誰よりも、王弟の心痛を理解していた実兄がだ。
王弟は戸惑いを隠せずにいた。
「このままでは、国が亡ぶやも知れぬぞ!兄上」
息子が隣に居る事も忘れ、言葉にしてから後悔しても遅かった。
「カルティアを、信じなさい」
国王は、何時も二人だけの時に見せる優しい眼差しで、弟を見つめていた。
王弟は暫し無言を貫く。
ルイフォードは、父親が漏らした言葉の意味を、理解出来ずにいる。
執務室に何処か気まずい空気が流れた時、リシャーナ付きの宮仕えが急を告げた。
マルコが迎えに来て、子供達が開いた茶会に連れ出した…と。
二人は全身から血の気が引くのを感じた。
ルイフォードは国王に退出の許可を取り、急いで茶会が開かれている温室へと向かった。
そこで、視界に飛び込んで来たのは。
失神している子供でも無く、泣叫ぶ子供でも無い。
全身包帯だらけの妹を取り囲み、はしゃいでいる子供。
お世話をしたくて、マルコと取り合いをしている子供。
物言わぬ妹に語り掛け続けている、子供の姿だった。
そこにはリシャーナを、一人の女の子として接している者しか、いなかったのだ。
久しく忘れていた感情が、心を支配する。
気が付けば、呼ばれてもいない茶会の席へと、踏み込んでいた。
そんなルイフォードを咎める者も、ここにはいない。
皆、歓迎してくれたのだ。
これ程心が温まる茶会がある事を、この時まで知らなかった。
何時しか温室の前に、王弟夫妻の姿もあった。
楽し気な子供たちの茶会を、遠くからひっそりと、眺めていたのだ。
決して華やかでは無い、着飾っている者もいない。
たった数人だけの茶会は、王弟一家の心に…
忘れられない心温まる思い出として、残り続けるのであった。
楽しい時間はあっという間に過ぎて行く。
カルティアが茶会の終わりを告げると、子供達は揃って見送ってくれる。
「またね」と、次に会う約束を取り付けるかのように…
リシャーナは、後ろ髪を惹かれる思いで、温室を後にした。
ここには、自分を蔑む者はいないのか?
何故誰もが、この姿を見て平気でいられるのか?
気になる事は沢山あったが、一番嬉しく感じた事は。
王族としてではなく、一個人として見てくれた事だった。
昨日来たばかりとは思えぬ程、居心地の良い場所になっていたのだ。
そんなリシャーナに、カルティアは希望をくれた。
頭部を治す為、形成手術を行いたいと言ったのだ。
明日の早朝は、カルティアの叔父が、診察に来ると言う。
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