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10章 ふたりで・・・
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しおりを挟む「さっき……センパイがとっても気持ち良くしてくれて……あやうく約束を破っちゃうところでしたよ?」
「はあっ……ああっっ!あ、あ…んっ!
な、ぁあ、なにおぉあっは!んんっ!」
囁くように話す結の、そのセリフをトレースしようとしても、快感に支配されている私には無理な訳で。
って言うか、さっきからお腹や腰辺りからより強い、じゅわわあんと痺れる感覚がどんどん強くなっていて……
もう、考えるのは、無理。
「んふふっ♡イかせてあげる……約束でしたから。
だから、私が気持ち良くなるのは……」
私の中に、もう一本、指がにゅるりと侵入して来て、膣の出入り口辺りをねと~っ…と撫でくり回した。
「~~~~っぅ……う、うぅうんん♡」
何とも言えない快感が下腹部で輪になって身体全体に広がり、
ぶるるっ…
と体が小刻みに震える。
「後のお楽しみにして、待ってますね♡」
二本の指が、ゆっくり中へ、奥へ入り込んでくる。
「ぁあ、あぁ・・・」
「センパイが指に絡みついて来る……
ひくひく、痙攣してて可愛い♡♡
……気持ち良いって、上じゃなくて下のお口で言えるなんて……エッチで最高です♡」
ひくっ…ひくっ……
(結の指に反応して、痙攣してる……
ああぁ……膣の痙攣が、大きくなってきてる……)
さらに、二本の指が、ゆっくりピストン運動を始めて……
くちゅ、くちゅっ、くちゅっ……
再び淫靡な音が部屋の中に響く。
じわん…じわわん……じわわわん……
快感の波はさらに高く大きくなり
どっどっどっどっどっどっ・・・
鼓動はオーバーヒート寸前まで高くなり
はぁはぁはぁっ…はぁはぁはぁはぁ・・・
息使いはさらに荒く、深くなって
ひく…ぴくくん……ひきひくんっ
膣の痙攣も小刻みに激しくなってきて。
そして
とつぜん、それは来た。
私の膣の中で、何かが弾けたみたいにはげしく現れて
きゅっきゅっきゅーーーっ!!
ひくひくひくくくんっ!!
「ぅあ?!・・・
はあぁぁ~あぁ……………・・・・・・」
私の全部を
何かが一気に激しく、ぎゅっ!と掴むように包み込み
そのままふわりと持ち上げて、優しく天に解き放ち…
そのまま、空へ消えて行く……
私は真っ白になった。
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