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10章 ふたりで・・・

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「……はい♡」


顔を真っ赤っ赤にして、少し俯き加減にこちらを見て返事する彼女を見てから


ーーーぼしゅん☆

改めて自分の言った意味と、この後の展開を想像して顔から湯気が出た。


「じゃあ、センパイの気持ちが変わらないうちに……」

 結は、脚を伸ばして座る私の右膝を曲げさせ、自分の左脚をその隙間に滑り込ませると、こちらに近づき、自分の右脚を浮かせて私の左脚に乗せた。

 お互いにアソコが相手の方を向き、頭ひとつ分くらいの間が空いた状態になる。


「クッション…お尻に敷くと楽に座れますよ」

 ヒョイっと、いつの間に手にしたのか、リビングでソファーに使っているそれを私に手渡すと、自分のお尻にも敷いている。

「い、いつの間に……(汗)」
「こんな事もあろうかと。用意しておいて良かった♡」


その台詞……ロボットモノで整備のおっちゃんとかが言うやつやん?(笑)




「・・・じゃあ…」

 そっと右手を私のアソコに添えると、結が少し恥ずかしそうにこちらを見つめて。




「・・・センパイも、私の…さわって♡」

と、甘い声で囁いた。



ズッキュン☆♡

「はう♡」


(・・・美人の誘惑に悩殺されて墜ちる、オトコ共の気持ちが……解る気がする…)





「触りっこ、しましょ?♡
気持ち良いトコロ、教えますからセンパイも、私に同じ事、してみて♡」

結の求めるまま、アソコに手を添える。


(あ…結もココ・・・濡れて……温かい)

「あっ♡センパイに、触られちゃった♡」

ウインクして、ぺろっ☆と少し舌を出す。
今までみたいな口調だったけど、心なしか声がうわずって聞こえた。

(……あれ?)

 ただ触っただけの手のひらに、温かな液体がしとっ…と付いてきた。

(もしかして、結…興奮してる?)


 このまま、色々触って一気に彼女を感じさせたいところなんだけど。
残念な事に、私は “自分でイケない” 女の子……。
自分がイケないのに、相手を気持ち良くしてイかせるなんて、できる訳がない。

・・・まずは、結にお手本を習わなくちゃ。


「センパイ……さっき、ココ、良いって言ってましたよね?」

結は私の中唇のヒラヒラの外側を、人差し指でゆっくり、優しくなぞる。


「……んっ・・・」

緩やかに、指の動きに合わせてくすぐったくて、ムズムズした感覚が伝わってくる。


「私は、コッチの方が好きかも?」

そう言うと、今度はヒラヒラの中側をゆっくりなぞる。


「…あ……ぅ」

さっきの感覚に似てはいるけど、ムズムズよりはぞわぞわという感覚に近かった。


「さ、センパイも……」

(・・・こう……かな?)

見えないけど触られた感覚を頼りに、ゆっくり優しく……ひらひらの内側をなぞってみる。


「ぅ…ん……ん」

結も、同じ動きで私のひらひらを愛撫する。


「ん…んぅん……」

二人、脚を絡ませて、互いに刺激し合う。

なんてエッチな構図だろう………
そんな事を考えちゃうと。

恥ずかしいのに、ドキドキしてくる。



「せ、センパイ…上手ぁ……あっ…い、いい感じ……♡」

「ゆ、結……。わ、わた…しもぅん……上も、下も……き、きもち……いい」

少しずつ、気持が高揚してくるのが自分でも分かる。

すると、結の指の動きが変わった。
今度は3本の指がくいっ、と こちら側へ
押し込まれる。


「次は、多分、女の子が1番気持ち良くなるトコロ♡」


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